こどものうた・こどもへの旅・歌詞

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『こどものうた・こどもへの旅』歌詞 ここにないものは未定稿です
ほし
ゆうべ ほしを 見ていたら わすれてたあの子 思い出した えくぼのまんまで 空へ行った子
ゆうべ ほしを 見ていたら わすれてたなみだ ながれてきた けんかした あいつも ながしたなみだ
ゆうべ ほしを 見ていたら わすれてた町 走っていた まあるく 赤い ポストのあった町
ゆうべ ほしを 見ていたら わすれてた川 追いかけてた はるなつあきふゆ 明るく光る

チリリンじてんしゃ
かあさん こんどは のれるから いいよっていったらね はなして
   ほら 見て かっこいいな きもちいいな
かあさん カーブも まがれるよ ぐらりってたおれても ほっといて
   ほら 見て かるいもんね はやいもんね
       チリリンリン チリリンリン ブレーキかけて きゅうていしゃ ネッ

百年のまほう
みみをすませば きこえてくる 百年も前の ものがたり
   ゆらゆら まなつの まほうもおわる とけいが ほらネ ボンとなった
みみをすませば きこえてくる 百年もあとの ものがたり
   きらきら まふゆの まほうもおわる でんわが ほらネ ルルルとなった
みみをすませば きこえてくる 百年もまってた ものがたり
   そろそろ わたしに まほうがはじまる カレンダー ほらネ はらりとゆれた

けやきの木  詞・本多俊   「音楽照葉樹林」全作品中、この作品のみ詞・曲とも1974年前後頃制作
日曜日なのに おひるごはんの時間だから 原っぱにはだれもいなくて つまらない
  けやきの木に のぼっていたら 同じクラスの女の子が 歩いてきたよ
   ほほを ちょっぴりそめながら ぼくを見上げて わらったんだよ
    ほんとはもっと ぼくのほうが 赤くなっていたんだよ

見えなくなるまで ふりかえらないうしろすがたを ぼんやり 枝にこしかけ ながめていた
  おりようとして 手がすべり ひざに小さなすりきずを つくったんだよ
   石をけりけり 歩きながら さっきのえがおを 思ってたんだよ
    ほんとはずっと あの子のことが すきだったんだよ

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