「線路探訪のページ」バス事業部

(3)54系統:阪急茨木市駅〜下鳥飼/江口橋経由〜JR千里丘駅

乗車記録:1999年3月13日

00/11/18 更新


1)路線略図

2)運賃

均一 210円

 

3)運転ダイヤ

平日のみ運転。(土曜日も運転。)

阪急茨木市駅 11時38分発 JR千里丘行きの1本のみ運転。

JR千里丘には12:30頃に到着。後は、回送となり次には20系統を運行する

ようです。(運行表による。)

 

4)乗車レポート

11:38分、定時に発車。乗客は私を含めて6名。西進して主原辺りで元茨木川の

桜通りに入り南下します。乗降は全く有りません。鳥飼本町一丁目で親子連れが

乗車。降車は鳥飼五久で始まり西鳥飼で私以外皆下車してしまいます。その後バス

は別府南を過ぎ別府交差点を左折、ダイキン工業前で時間調整で5分ほど停車。

運転手はいつもは乗客が誰もいないのか、こんな所で乗車している私が気になる

様子。その後、江口橋では時間調整したかいなく乗客0。すれ違った大阪市交の幹

37系統の大阪駅行きのバスは立ち客もいっぱいの状況。片や200円で大阪駅へ

出られるのに対し、此方は210円で千里丘(又は阪急正雀)。需要が違いすぎると

は言うものの、こんな閑散としていてかわいそうなくらいである。

再び別府交差点に着き、左折してJR千里丘方面へ向かう。再び別の別府南バス

停を過ぎ、次の別府では7〜8人の乗車がある。その後は正雀(阪急正雀の最寄り

バス停。徒歩3分、200m程。)で3名の降車。その後 乗車は無く、千里丘東5丁目

で1名下車。

千里丘の駅の手前のJRとの平行道路で51系統の摂津市内循環バスとすれ違う。

向こうは観光バスタイプの前ドアのみの小型車で、塗色も一般車とは異なった白地

に紫/茶系統のラインが入った物でした。

また、駅手前には「臨時」と書かれたバス停が有り、いつ使うのであろうか?

他の乗客は終点JR千里丘まで乗車。バスは乗客を降ろし終わると、すぐに方向幕

を回送に替えて去って行きました。鳥飼の基地に帰るのか阪急茨木まで回送する

のかは、分かりませんが。

 

5)乗客の流動(土曜日の状況)

阪急茨木市駅からの乗客は西鳥飼までに下車してしまい、上鳥飼〜江口橋〜別府

間は回送状態。別府付近からは阪急正雀駅/JR千里丘駅への乗客が有るものの

少ない。30系統などと似たような流動であるが、本数が少ない分、乗客も少ない。

今後、路線の整理縮小が進むと廃止が予想される。

6)雑感

この系統が昔もこの様な状態であったのか、次第に本数を減らして現状にたどり

着いたのかは分かりませんが、何故運行されているのか不思議な路線です。

JR千里丘にバスを送り込む必要が有るわけで無し、1本/1日では利用客も

他の系統に乗るつもりで、「たまたまこのバスが来たから乗る。」以外は使い様が

ないですし。廃止になっても誰も困らない。そんな路線です。

 


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Tenko_Anton