秋の阪急レールウェイフェスティバル’99 訪問記

1999年10月17日

保存車輌 1号車の社紋

99/11/27 更新


(1)入場

朝9時前に正門に到着したのですが、既に長蛇の列。開場後、延々続く人、人、人…。

待っていても入れそうに無いので、仕方が無いので並びます。

入り口付近では、パンフレットの配布が有ります。社員の方々、御苦労様です。


(2)整理券行列

今回は、是非ともP6に乗りたかったので整理券の列に並びます。人気が有るのはP6と、洗車体験

それに部品即売会。この3つは特に行列が長いようです。整理券は何とか11時の分でとれました。

部品即売は順番に数名ずつ室内に入るシステムのようでした。

特に人気が有るであろう標識版等は入札制でした。参加はしませんが、写真を1枚。


(3)工場見学会

工場内は今回も公開されていますので、当然見て回ります。確か工場内各所に自動運転される

ピンク色の車輌があると聞いていたのですが、今回の展示は有りませんでした。残念。

その他の車輌達…

 

これは清掃用の車輌?


(4)車輪着脱装置 実演

ちょうど時間が合うので、着脱装置の実演を見ます。なかなか地味なイベントですが観客の期待は

随分と高いようです。職員の方々は当然真剣作業で、誇らしげな顔が頼もしかった。


(5)電車と綱引き

これも毎回有るイベントですが、子供たちにとっては楽しい体験でしょう。

個人的には車輌移動機「スカラベ」の実演が見れて良かったかなと。子供たちが動かした車輌を

元の位置へ戻すのに使用していたのでした。

車輌についた白いマーカーを見ながらの慎重な運転でした。


(6)展示車輌達

奥では実車内に入り、ドア操作などをするイベントも有ったようです。

置かれている実車たちの方向幕は有り得ないような物ばかりになっていましたが、(日生エキスプレス

石橋−箕面、試運転 曽根 等)あれはイベントなのでわざわざ変えていたのかな?

そうであれば、もう少し捻りが欲しかった所。昔有ったが今は見れない組み合わせなどだと、更に

良かったかなと思ったりもします。


(7)転落防止装置

最近の阪急車輌に設置されてきている「連結間転落防止装置」(正式名は?)が間近に見れました。

阪急の物はJRの硬質ゴムだけの物と違い、ガッチリとステが有り絶対に転落が有り得ない作りです。


(8)ミニ阪急電車

工場の奥、保存車量の展示場の手前では、ミニ阪急電車の運転乗車会が開かれていました。

春の時は、工場南側のスペースでミニSLの運転会でしたが、専用の阪急車輌を作製したようです。

途中には踏切も有ります。子供たちに踏切等での指導等、実演もしていたかもしれません。


(9)作業車輌展示

今回は、趣向を変えて軌道内保線作業等で使用される車輌の一部を展示していました。

展示されたのは

信通検測車
掘削機付き軌道用モーターカー

です。

掘削機付き軌道用モーターカー

新車の様にきれいな塗装ですが、4〜5年
経った車輌だそうです。

今後はこの色の車輌が増えるでしょう。

信通検測車


(10)保存車輌展示

今回は、トレインシュミレーションで登場した1号車と、10号車が展示/公開されました。

900号は今回は非展示でした。


(11)トラバーサー

今回はトラバーサーのある区域が休憩所として開放されていましたので、片隅のトラバーサーの

移動部を見てきました。

こういう装置の、移動実演とか期待したいですが、屋外なので難しいかも知れません。

← この上に車輌を1両ずつ載せて

隣の線路へと移動させるのに使用。


(12)洗車体験会

実車内から洗車の体験をするイベントで、人気が高いです。


(13)P6体験乗車

時間になったので、集合場所で並びます。乗車後、P6の説明が女性社員より有り、工場内線路を

2往復しました。15分程のイベントでしたが、乗れて良かった。


(14)鉄道模型運転会

A棟の2階(食堂)で行われました。模型や関連グッズなどの販売スペースが有り、阪急バスの

チョロQを買い求めました。


(15)その他

入り口近くでは、奥の電車関連部品販売とは別に、阪急関連グッズ等の販売が行われていました。

信号関係の機器や放送関係の機器なども売られていて、賑わっていました。

私はトロリ線で作られた文鎮を買い求めました。


(16)教習所

今回は駅務機器の展示は有りませんでした。代わりに、子供たちからの応募の絵を展示していました。

題は「あったらいいな。こんな電車」だったかな?

1階のシュミレーション関係は子供達で賑わっておりました。3階ではビデオの上映も有り、

なかなか興味深い内容でした。


(17)最後に

一通り見て回って、お昼過ぎ。家族連れだと、1日楽しめるイベントでしょう。

来場者は家族連れ、阪急ファン 7:3という所でしょうか。どちらにしろファミリー向けイベント主体で

ある事は確かですので、鉄道ファンは一歩引いた立場での見学が良いかも知れません。


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