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  「絵を描くことが苦手で・・・」という生徒が結構います。ビジュアルをメインとする仕事をしていく上で、絵が上手く描けないことはやはりハンデがあると思います。また、グラフィックデザインを訓練する上でもデッサンは大変役に立つと思います。と言って、石膏像を買ってきてイーゼルを用意してなどということも大変なので、パソコンのイラストレーターで絵を描いてみると良いと思います。写真等お気に入りの対象を描いてみましょう。  
  第1回)デッサンをパソコンでやってみる  
 
男性のイラストイラストレータをイラストを描く道具として純粋に使っている人はいるのだろうか?などと単純な疑問を持ちつつも私はイラストレーターが好きです。まっ、ペインターを持っていないという理由もあるのですが、ベクター形式のファイルが好きだからだと思います。
今回描いてみたの右のイラスト?(絵)です。ベースは写真があったのですが、最初に大まかな形を取るときだけ下絵として使いました。その後は横に並べて形をとらえていくわけですが、1番大切なのが描くうえで必要な肌色を作っておくことですね。その都度微妙な調整をおこなうのは後半に入ってからおこなう方が良いと思います。最初の段階は形を大きくとらえながら描いていくわけで、微妙な色合いまで考えていると、なかなか形がまとまらなくなると思います。ベースになる肌色(肌色として中心になるもの)を作ったら、カラーパネルのカラーを「HSB」に換え、いくつかの段階でグラデーションを作っておきます。同じ色相で明度を変化するときや彩度を変化させるときにこの「HSB」は便利です。HSBとは色相(H)・彩度(S)・明度(B)の頭文字を合わせたものです。
もちろん最後までその同色相グラデーションだけで仕上げていくわけにはいきません。出来ないわけではないのですが、絵画として面白くない(色見が少ない)ものになってしまいます。特に陰の部分などの色見はいろいろ考えてみたいところですね。
私はそれぞれの面を描くときにいちばん簡単な「えんぴつ」ツールを使っています。たまに「ペンツール」使うところはあるのですが、その部分は限られています。ひとつは「目」の形を書くときです。やはりこの形は「ペンツール」が便利だし綺麗に表現できるようですね。
あとは、手が震えて上手くかけないとき・・・ぐらいです。また、瞳などは「楕円ツール」で描いてしまいます。
最初の頃(WORKSの「女性の頭部を描く」)は「ぼかし」や「透明」を多用していましたが、今回はほとんど使いませんでした。目の部分で多少使った程度です。それよりもデッサンということで、面をとらえながら描いていくことに意識を集中した方が良いでしょう。
写真を下絵としている状態 更に大まかに全体を描いていきます。
■写真を下絵としている状態   ■更に大まかに全体を描いていきます。
写真と見比べながら写真そっくりに描くというより形としてカッチリと描くこと、立体としてとらえることを最初は強く意識して描いてください。デッサンということで色を使わずに描いた方が最初は楽だし、形をとらえていく事に集中できるかもしれませんね。この辺はそれぞれいろいろ試してみることをお勧めします。

 
     
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