home
Lab. GALLARY WEB DESIGN GRAPHIC DESIGN WORKS LINK
ヒプノシスのレコードジャケットデザイン>>第5回>NEXT
WINGS OVER AMERICAの表面画像  
WINGS OVER AMERICA(U・S・A・ライブ!!)
WINGS
1976年12月
TOCP−65507〜9

このアルバムはLP3枚組みで、発売時私は、国内盤は価格が高いので輸入盤を買った覚えがあります。見開きのジャケットにLP(CD)が3枚入っているのですが、右左の収納部がさらに仕切りで分かれている構造で、4ケ所の収納部分があります。3ケ所にLP(CD)が入れられていて、残りにポスター等が入っています。そのためジャケットの厚みはかなりのものとなっています。

開かれようとしているジェト機の扉の隙間から光が漏れてきているジャケットの表現はイラストで、作者はRichrd Manning氏によるものです。また、内側のステージ上のWingsもイラストで、こちらはJeff Cummins氏によって描かれています。
どちらもなかなか精密なイラストで当時の流行を物語っています。この手のイラストでは長岡秀星氏がやはり有名で、カーペンターズやアース・ウインド・アンド・ファイヤー、ELOなど手がけていました。
リアル・イラストレーション全盛の頃です。
私も学生の頃、ため息混じりに見ていたのですが、描く人はここまで描くものなのですね。

「扉から漏れる光」がこのアルバムのテーマです。中身への期待、未来を感じさせる光は、まさに「未知との遭遇」です。
徐々に開かれていく扉とそこから射してくる光をヒプノシスは内袋を使って表現しています。3枚ぐみなので表裏を使って6段階の状態を表現できるわけです。
グレーの地に白い光は、切り込みのようにも見えます。Wingsのライブとの遭遇の期待を盛り上げてくれます。周りの色のチップもグラフィカルな表現を得意とするヒプノシスらしいと思います。


その他のヒプノシスがらみのポール・マッカートニー&WINGSジャケットと言えば、なんと言っても「ヴィーナス・アンドマース」があげられます。(ジャケットの写真はリンダ・マッカートニー)黄色と赤のビリヤードの玉?が金星と火星を表していますが、アルバム内のすべてにこの黄色の球(丸)と赤の球(丸)が展開されています。グラフィック・ワークはヒプノシス・タッチでジャケット裏と内袋に、明快な構成を作り出しているのを見ることが出来ます。このアルバムは1975年ミュージック・ウィーク誌(イギリス)の「アルバム・カバー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。
また、「バック・トゥ・ジ・エッグ」では写真を使った不思議な感覚を作り出しています。
ヒプノシス以外のアルバムでは「ラム」と「バンド・オン・ザ・ラン」あたりが好きです。ポール・マッカートニーの才能に敬服です。
■WINGS OVER AMERICAの表面
 
 
見開きジャケットの表デザイン  
見開きジャケットの裏デザイン  
■見開きジャケットの表裏デザイン  
   
内袋のデザイン内袋のデザイン  
■内袋のデザイン(1枚目裏表)  
内袋のデザイン内袋のデザイン  
■内袋のデザイン(2枚目裏表)  
内袋のデザイン内袋のデザイン  
■内袋のデザイン(3枚目裏表)  
■WINGSその他の作品    
Back To The Egg Back To The Egg Venus And Mars Venus And Mars Venus And Mars
Back To The Egg(1979) ジャケト表と内袋   Venus And Mars(1975) ジャケト表裏と内袋
Copyright © 1999-2002 hiroshi sato
 
pick-up designのバナー
インデックスに戻る
 
印刷物のサイズバナー
画材屋さんバナー
デザイン辞典のバナー
 
このページに関すること、仕事に関することなど何でもOKです。