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レコードジャケットデザイン>>第11回>NEXT
TARKUSの表面  
TARKUS(タルカス)
ELP
1971年5月
VICP-5443

エマーソン・レイク&パーマーの「タルカス」です。最初にこのジャケットを見たときのインパクト?は凄いものでした・・・。そのときはまだこのアルバムの内容的な凄さを知らなかったのですが、ジャケットだけは印象に残っていました。一度見たら忘れない。このイラストは何でしょう?「何じゃコリャ!」が最初の感想だった。
ジャケットデザイン的には今後紹介する予定の「恐怖の頭脳改革」やヒプノシスの「トリロジー」なのですが、インパクト(パンチ力)では断然「タルカス」ですし、段々好きになってきました。

最近この手のジャケットデザインが少ない気がします。パソコンで何でも作るようになってしまったからだと思います。ある意味、手描きの良いイラストが少なくなった。写真加工が身近に簡単におこなえるようになったことがひとつの要因。多分このアルマジロと戦車の合体兵器?動物?も写真合成でリアリティーのあるものが、重厚な表現で数パターンあっという間に作り出せてしまいそうです。
しかし、このジャケットのインパクトにはかなわないと思います。一度見たら絶対に忘れない、唯一無比な心の中に引っかかる表現がこのアナログなジャケットデザインにはあると思います。

「タルカス」とは、すべてを破壊する最強の兵器(生き物)なんですが、このアルバムでは半分(LP時代ではA面)を使い「タルカス」が演奏されています。曲がひとつの物語のようになっていて、そのストーリーがジャケット中面にイラストで表現され、これも独特の表現でなかなか面白いのですが、そこに出てくる宿敵「マンティコア(マントヒヒとサソリが合体したような生き物)」が後のELPが設立するレーベル「マンティコア」のデザインに使われています。音楽共々アート面でもこのアルバムは、ELPのかなりの部分を占めるものとなっていると言っても良いと思います。ELPをこれから聞く人にはお勧めです。

イラストはWILLIAM NEALという人のようなのですが、詳しくは良く分かりません。何か分かったらまた書こうと思います。
現在この紙ジャケは、絶版で、ヤフーオークションなどでは4,000〜5,000円ぐらいの価格で取引されています。安く見つけたら絶対買いですよ。またこの紙ジャケは、発売時期により3種類程存在します。初期(1994年)のものは塩ビのケース(スリーブ)に入っていたと思いますが、手元にありません。今回紹介したのはアンコールプレスとして1996年に再発売されたものです。その後(1999年)に紙ジャケ未発売のタイトルと共に再発売(帯が違う)されています。

その他のELPアルバムジャケットです。すべて紙ジャケでは手に入りにくくなっていますが、「ファースト」、「タルカス」、「展覧会の絵」までの3作品はすべてお勧めです。「トリロジー」以降はまた別の機会に紹介したいと思います。「展覧会の絵」は表面は絵のない額だけのビジュアルなのですが、中面に曲のイメージを絵にしたものが表現されています。
■TARKUSの表面
 
TARKUSの表面見開き  
■TARKUSの表面見開き
TARKUSの内側見開き  
■TARKUSの内側見開き  
 
TARKUSのCDレーベル面  

■TARKUSのCDレーベル面

 
■その他の前期ELPジャケット作品  
ファーストアルバム表面 展覧会の絵の表面 展覧会の絵の見開き
Emerson Lake & Palmer(1970) Pictyres At An Exhibition(1973)
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