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レコードジャケットデザイン>>第12回>
PHYSICAL GRAFFITIの表面  
PHYSICAL GRAFFITI (フィジカル・グラフィティ)
LED ZEPPELIN
1975年2月
AMCY−2436〜7

レッド・ツェッペリンも2回目のですが、ヒプノシス以外のものを取り上げてみました。特にギミックモノ(特殊ジャケット)です。
今回のフィジカル・グラフィテーはジャケット表面に、穴が開いていてその穴から中の物が見える仕掛けになっています。
このような穴開きモノは他のアーティストのジャケットにも多くあります。後々取り上げていきまが、紙ジャケで発売されたものとして同じツェッペリンの「レッド・ツェッペリンV(下の写真)」をはじめローリング・ストーンズの「女たち」やザ・フーの「オッズ・アンド・ソッズ」、ボブマリー&ザ・ウェイラーズの「バビロン・バイ・バス」、マーク・ボラン&T.Rexの「ズインク・アロイと夜明けの仮面ライダー」あたりが浮かんできます。
紙ジャケの人気アルバムは名盤はもちろんなのですが、この加工モノジャケット(もちろん名盤ですが・・・)も人気が高く、もたもたしていると直ぐに売切れてしまいます。見つけたときに買っておかないと・・・。

フィジカル・グラフィテイに描かれている風景はニューヨークのセント・マークス96番地にあったアパートです。アパート前のごみ箱や非常階段の感じ、消火栓、入り口の作り(彫刻)に入り口の階段に座り込む人などとてもいい感じです。そのアパートの窓がくり抜かれ、内袋に印刷された写真が見えるわけです。表面は昼間の風景ですが、裏面は夜の風景になっています。アルバム自体が2枚組みなので、内袋が2種あり、いろいろ入れ替えて楽しむことができるわけですね。印刷されているイラストや写真はかなり有名なものが多く、もちろんメンバーの写真も含まれています。

デザイナーの思惑の中で、各ユーザーがそれぞれに変化を楽しむことができる。こんな企画がこの穴開きジャケットにはあります。ユーザーは自分なりのお気に入りの状態を見つけ出すことができるのです。同じアルバムを持っている友人の状態と自分のアルバムの状態が違う事がおきるわけで、この事によりユーザーの参加性(アティストとの一体感)と差別化(他のユーザーとの)が満足できるような気がしました。また、アルバムデザインに新たな時間軸という考え方が発生するわけで、ストーリーや動きといったものが更に表現できると思います。
理屈抜きに、まっ、楽しいのが一番かなぁ。

ここのページにあげた3点のレッド・ツェッペリンアルバムは、人気のCDで、ヤフーオークションでもかなりの高値で取引されています。(5000円から場合によっては1万円ぐらいまで)現在はすべて廃盤で、新規に手に入れることはほとんど不可能です。よほど人気のないCDショップにひっそりと残っているかもしれませんが・・・。

その他のレッド・ツェッペリンのアルバムジャケットです。紙ジャケでは手に入りにくく、中古のLPの方が意外と安く良いものが見つけられるかと思います。「ツェッペリンV」は同じ穴開きジャケットですが、回転盤が仕込まれており、それを回すことにより穴から見えるイラストや写真が変化するものです。私などこのLPだけで4〜5枚買いました。デザインもかわいらしく、とても好きです。音楽的に当初(70年)は、ファーストやセカンドの路線から外れていて以外に人気がなかったのですが、現在聴いてみるとアコースティックな感じやトラディショナルな感じがとてもよいと思います。
「ツェッペリンW(フォー・シンボル)」はもう名盤中の名盤です。紙ジャケで手に入れるのはかなり難しいと思います。このジャケットの表現手法はさまざまなところで利用できると思いますし、実際に使われていたりしますね。
■PHYSICAL GRAFFITIの表面
 
PHYSICAL GRAFFITIの裏面  
■PHYSICAL GRAFFITIの裏面
PHYSICAL GRAFFITIの内袋(1枚目)表 PHYSICAL GRAFFITIの内袋(1枚目)裏
 
■PHYSICAL GRAFFITIの内袋(1枚目)  
 
PHYSICAL GRAFFITIの内袋(2枚目)表 PHYSICAL GRAFFITIの内袋(2枚目)裏
 

■PHYSICAL GRAFFITIの内袋(2枚目)

 
■LED ZEPPELIN作品  
Led Zeppelin V表面 Led Zeppelin V中面見開き Led Zeppelin W見開き
Led Zeppelin V(1970)   Led Zeppelin W(1971)
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