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レコードジャケットデザイン>>第14回>NEXT
BRAIN SALAD SURGERYの表面  
BRAIN SALAD SURGERY (恐怖の頭脳改革)
ELP
1973年12月
VICP-62118

またELPの登場です。何故かと言うとまたまた再発売(2002年11月21日)されたのですね。何回目かなぁ〜。
今回の帯はオリジナル(LP)が日本発売の時のものです。DU(ディスクユニオン)で再発5タイトル購入者は、オリジナルBOXがもらえました。(もう終わってしまったと思いますが・・・)
この紙ジャケCDはYahooオークションでは1万円ぐらいで取引されていたものなので、この再発を喜んでいる人もいれば、悔しがっている人もいると思います。メーカーの再発行為もコレクターにとっては考え物ですね。私など多分再発されると睨んでおりました。ただ、再発の時はもう少し前回発売のものとは違うオマケか企画を考えてもらいたいもので、そんな意味では「CCR」の再発CDの方が偉いと思います。
シングル(EP)ジャケットが封入されていますからね。ただ確実に財布の中身が寂しくなっていきます…。
この紙ジャケはまだ購入することが可能です。たぶん来年(2003年)の1〜2月ぐらいまでは大丈夫だとはおもうのですが。

さてこのジャケットはその形体も他とだいぶ違いますが、まず目に付くのは、独特のアートワークだと思います。
映画「エイリアン」でエイリアンのデザインをしてお馴染みになった。アーティストH.R.Giger(H.R,ギーガー)によるもので、Paintワークを彼が担当したわけですね。
頭蓋骨がプレス機のようなものに固定されているのですが、センターの部分(円形)だけ人間のような状態に見え、ジャケットを開く(観音開き)とその正体が現れます。レゲエのアーティストのようですが、ギリシャ神話に登場する「メデューサ」。ギリシャ神話に登場する3人の女性(Gorgons)の1人で彼女の髪の毛は無数の蛇で、彼女の目を見た者は石になってしまうと言うお話です。
メデューサの髪の部分の表現が、もろギーガータッチですね。

閉じられた状態と開かれた現れた状態の2面のチェンジが面白いところです。表紙をもう一度考えてみると、メカ状(プレス機)のものに骸骨や血管(髪の毛)?パイプのようなものが一体化したものになっています。ELPマークまで付いていますが、機械と生体が合体している状態です。これは以前ご紹介した「タルカス」に通じるELPが大好きな表現のひとつだと思います。ある種の才能(性能)を複合していくことで超人的な力を表していくのですね。機械や武器に人格を持たせたりしています。
今回はギリシャ神話の「メデューサ」をターゲットにしました。3人の女神もELPが以前からテーマにしていたもので、これまたELPが大好きなものです。
そう考えると非常に「タルカス」に近い考え方で作られたアルバムと言う感じもします。
ただ、個人的には閉じられた状態と開かれ現れた状態の位置関係がキチンと適応されてないのが気になっています。内面の「メデューサ」が下がり気味なのでどうも扉を開けたときにしっくりこないのです。ギーガーさんどうなんでしょうこの辺の出来に関しては?
細かなことを気にしないのかなぁ。
とは言うものの非常に雰囲気のあるジャケットだとは思っています。


その他のELPのアルバムジャケットは既に「タルカス」を紹介していますし、「トリロジー」ヒプノシスのところで次回登場の予定なのでここでの紹介は省略いたします。

■BRAIN SALAD SURGERYの表面
 
BRAIN SALAD SURGERYの裏面  
■BRAIN SALAD SURGERYの裏面
BRAIN SALAD SURGERYIの内面
 
■BRAIN SALAD SURGERYIの内面  
   
観音開きのジャケットを開く1
 
 
観音開きのジャケットを開く2  
■観音開きのジャケットを開く  
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