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レコードジャケットデザイン>>第15回>NEXT
TRILOGYの表面  
TRILOGY(トリロジー)
ELP
1972年6月
VICP-62117

14回目に引き続きELPの登場です。再発売(2002年11月21日)された勢いです。ヒプノシスの項目で取り上げなくてはいけないと思いながらも、これと言った特徴のないジャケットなのでどうしようかと思っていたのが本音です。
ただ、アルバム自体は非常に個人的な思い入れが強いもので、リアルタイムに発売されるのを心待ちにしていたものでした。30年前の話です。「そんなに昔かよ。」と言う感じです。ちょうど来日で発売時盛り上がっていたと思います。「展覧会の絵」が結構ヒットした後で、ギターリスト無しのバンドなのに個人的にも好きでした。(グレク・レイクはベース以外にギターも弾くけどね) 最初にベースがカッコ良いと感じたバンドかも。

暫くこのジャケットがヒプノシスの仕事だと気がつきませんでした。見た感じだけではとても想像できる感じがなかったのです。
通常ヒプノシスタッチを感じるのですが、残念ながらこの作品には個人的に感じる部分が無かったのです。でもクレジットを見るとヒプノシスですね。
多少構図的に良く使う手法が見られます。見開きの状態で見ると分かるのですが、人物を表側(右側)に配置し、裏面(左側)を風景だけにする。特に山など自然の風景です。この構図はヒプノシスの作品に登場することがあります。それと中面のメンバーの写真を中心にした展開も良くあるパターンです。
表面の3人の横顔は結構荒い表現です。粒子が粗い感じです。(拡大してみると分かると思います。)これが輸入盤などになるともっと荒い感じになるので、日本サイドで結構丁寧に再現しているのだと思います。なんとなく3人が融合しているようなイラストは気持ちが良いものではありませんね。(エマーソンとレイクなどは体が合体しています。)顔も隣の人の髪の毛に埋まりこんでるようです。そんなにくっついてどうしたんだと言う感じでしょ。ちゃんとシャンプーしていないと嫌だよ、と言う声が聞こえてきそうです。
しかし、表現としてはそれで良いのです。アルバム名の「トリロジー」は三部作(曲)と言った意味合いで、3つの部分からなるひとつの曲(作品)と言うことです。
3人が融合してひとつのバンドとして作品を創り上げたと言う意味合いがあるのでしょう。このアルバムはELPの4枚目ですが、彼ら本人がジャケット表面に登場したのはこれが初めてです。その辺からもこのアルバムの考え方がより強く現れているような気がします。3人の個性や才能を尊重しながらも、3人が融合一体化したELPの存在を表現したかったのだと思います。
彼らがジャケットに登場するのはこの作品以外には「ラブ・ビーチ」がありますが、もう解散寸前のアルバムだし、このトリロジーでの露出とはレベルが違います。(ビーチで3人が思い思いの格好で写っているだけのジャケットです。)

ELPを聴く場合、前回紹介した「恐怖の頭脳改革」の5枚目までが一応許されるところだと思います。これからELPを初めて聴こうと思う人はとりあえず「展覧会の絵」あたりが1番聴きやすいと思います。その次が、意外とこの「トリロジー」あたりのような気がします。(本当は「タルカス」「恐怖の頭脳改革」がベストだけどね。)

その他のELPのアルバムジャケットは既に「タルカス」「恐怖の頭脳改革」を紹介していますし、今回「トリロジー」を紹介したので省略いたします。「ファースト」と「展覧会の絵」は「タルカス」のページで紹介しています。

■TRILOGYの表面
 
TRILOGYの外面(見開き)  
■TRILOGYの外面(見開き)
TRILOGYの内面(見開き)
 
■TRILOGYの内面(見開き)  
   
 
 
   
 
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