ゲームプログラムとWindows

Windows環境にてゲームプログラムを作成するのは、プログラム初学者にとって非常に敷居が高い物であると私は思います。

私も学生時代にはじめてゲームプログラムを作成した時は、いきなりMFCの解説をはじめるVC++の参考書、さっぱり意味不明のDirectXの参考書に非常に悩まされた覚えがあります。

Windowsでゲームを作成する場合は、C/C++言語、Windowsプログラム、DirectX等、実際のプログラミングに入る前に覚える事が多すぎるため多くの方が挫折してしまうのだと思います。

そこで当HPでは、特にWindows、DirectXを知らなくても簡単にゲームが作成可能なライブラリを作成してみました、記述はC言語ベースでコーディングしているので容易に理解が出来ると思います。

当HPのライブラリが少しでもみなさんのゲーム作成のお役に立てれば幸いです。

 ライブラリ概要

当HPのDirectX用ライブラリは以下の機能を持ち合わせています。

1、DirectGraphics を使用した2Dスプライト機能
2、DirectGraphics を使用した3D機能
3、DirectMusic を使用した Midi、Wave再生機能
4、Win32API を使用した キー入力、マウス入力

あまり最初から複雑な構成にすると、扱いが難しくなるのでゲーム作成に最低限必要な部分の処理しか作成していません、学習用のサンプル程度を想定しています。

 使用規約

HPのサンプルプログラムは完全にフリーです。
使用した事の明記、再配布等に全く制限はございません、自由に使用して下さい。

ただし、サンプルの利用によって何らかの障害が生じても責任は負えませんので、自己責任において使用して下さいますようお願い致します。


 サンプルの使用方法

step1 まず最初に DirectX SDK 、Visual C ++ をコンピュータにインストールしてください。 (DirectX SDKはDirectX解説書などの付録に収録されています)
step2 サンプルプログラムをダウンロードしてください
step3 ダウンロードして作成された サンプルフォルダ 内の Sample.dsw を開いてください、 Visual C++ が起動します。
step4 次にインクルードファイル、ライブラリファイルの設定を行います。 メニューのツールを選択し オプションをクリックします、するとオプション設定用ダイアログが開くので、ディレクトリのタブを選択します。
step5 開いたディレクトリタブのインクルードファイル、ライブラリファイル(「表示するディレクトリ」で選択できます)に c:\mssdk\include と c:\mssdk\lib (DirectX SDKをインストールしたディレクトリへのパス) を最上段に追加します。
step6 以上でプロジェクトの設定は終了です、プログラムをビルドして実行してみて下さいサンプルプログラムが起動します。
(サンプルプログラムのプロジェクトを使用せず、自分でプロジェクトを作成する場合はリンクの設定も必要です)