WHY NOT SMILE
価値も見えなかった
見る眼はあった
愛してはいなかった
答も見つけなかった
争いにもならなかった
いつまでもそうしてたかった
時間は非情だった
見向きもされなかった訳じゃなかった
でも振り向いてはくれなかった
言葉を待っていた
決して返ってはこなかった
遊びつかれていた
渡す物も渡せないまま
二人でいる時間なんて数える程もなかった
無駄な言葉遊びで無為に過ごした
裏返しにさえ受け取られなかった
いつもそうだった
思い過ごしに過ぎなかった
忘れ去る事など 出来なかった
きっと忘れないだろう
いつまでも思い出さないだろう
辛く悲しい思い出だろう
逢っていた日々が輝くだろう
いつまでも引きずるのかも知れない
また誰かを愛すのだろう
また人を裏切るのだろう
君にいつかまた逢えるのかも知れない
僕は忘れないだろう
昔には決して戻れないのだろう
想いはきっと無くなりはしないのだろう
渡しそびれたものもずっと持ち続けるのだろう
頑なな心をいつか開く日もくるのだろうか
僕は恐れないだろう
あなたにいつか本当に別れを告げる事が出きるはずだ
失う事はきっといつまでも怖いのだろう
愛される事をいつまでも待ち望んでいるのだろう
語り尽くせないまま
僕は変わらないのだろう
過ぎた事を悔やむバカ
それは人間である私
届かない届けぬ想いを胸に痛む私
それは私である証
いつまでもあせないのだろう
いつかきっと忘れゆくのだろう
言葉足りないまま語れずにいるのだろう
きっかけやチャンスなど作りもしなければ決して来ないのだろう
忘れるための時間にはきっと短すぎるのだろう
こだわりをもたなきゃ、生きちゃ行けねえ。
胸に抱いた事がなければ
誰かを抱きしめていなければ
過ごしてきた季節さえ忘れそうだから
たとえ夢を持っても叶える時を信じられないのだから
幸せなど幻想でもその人の心が作り出す真実だから
愛や恋に泣いても形など何も残らなくても
他の大好きだった人が死んでも、まだ生きて行けるの
思い出など何も残らなくても、あなたの側に今居られるならそれでいいの
いつか忘れ行く時間でも、初めから何もなかったなんて決して思わないの
あなたが口にする気持ちが嘘じゃなくても、怖がらないの
独り善がりでも本当に愛されてなくてもそれでも諦められずにいるの
たとえあなたが消え失せても、世界を輝いて見せる思い出を残すの
私の気持ちなんて何の関係もなくて、あなたが気持ち良ければそれでいいの
すぐに飛んで行けるの
時間だけがただたまらなく惜しいの
逢えない時間はたまらなく長いの
辛い夜ほど側にいたら崩れてしまいそうだから怖いの
一人で迎える朝は色がついていないもの
いつか
そんな、やさしい気持ちを持てる
そんな日が来る
いつか、そんな日が