>>モドル
9月14日

 8年も大学生やってるもんで、15日が敬老の日で祝日だなんてすっかり忘れてた。欲しくもないのに連休が出来てしまったので、夏の間全然出かけられなかったロングツーリングへ。でもTMAXはタイヤやオイルの交換時期で長距離走りたくないし、キャノピーも前タイヤやばめ。。てことで所有車両中最も好調なラブスリーで出かけるとする。目的地は全然未定。とりあえづ日本海を目指してみるとする。
 朝方ちょいと用事済ませ、今までカッコ優先で外してたリアキャリアを装着しテントとマットを搭載、ザックにシュラフ、ストーブ、食器、洗面用具等、、を詰め9時頃出発。

 大学の横登り、六甲山トンネル抜け有馬街道走り176をどんどん北上。巡航速度は65キロくらい。流れより若干遅いくらいで何もストレス感じない。日本一周くらいらくらくできちゃいそうな快適さだ。氷上町の日本一低い中央分水嶺(日本海側と太平洋側を分ける尾根)で休憩。

 

左:町中に突然ある日本一低い中央分水嶺(標高約94m) 右:分水嶺モニュメント

 176をさらにどんどん北上で京都府福知山市。9号や175号と被るが176の方ばっかり進み天橋立の宮津市方面へ。原付ツーリングならではの楽しみとしてあえて脇道や旧道を走ったりしつつ進む。加悦町の道の駅でちょいと休憩。隣接のSL広場をのぞいて見たり(入場料高いので入ってない)する。さすが連休でバイクだらけだった。

 

左:176旧道にあったよく分からん碑 右:なぜか阪急電車が落ちてた(加悦町)

SL広場。蒸気機関車以外にも私の好きなノスタルジックな乗り物がいろいろ在った。

 さらに進みついに日本海沿いの宮津市。さすが連休の観光地、渋滞渋滞だ。でもコチラは軽量超スリムな旧式原付。楽々すり抜け、渋滞に参ってる車、大型バイク横目に♪♪♪だ。

天橋立ヲ望ム。すんごくツーリングっぽい写真。

 天橋立は125以下なら走れるのだが、入り口に15時まで通行止めの標識あったんで、ちょっと先まで進んで眺めいい場所で昼寝して時間つぶす。

昼寝してた場所から。天橋立より少し舞鶴寄り栗田(くんだ)湾の景色。

 昼寝してたら15時回ったんで天橋立を渡ってやる。でもなんか道というより”遊歩道”なんだな。観光客かなりいっぱい。これをバイクで走るんは”非常識”と思われても仕方ないカンジなのだが、125以下は走っていいらしいんだから視線が多少痛いが走ってやる。さすがにダートだからってドリフトさせて遊んだりは出来ないが。。道からそれた砂浜の方はけっこう埋まって走りにくいし、”遊歩道”の方を大人しく走る。(カブで釣りに来てる地元っぽいオッサンも走ってました。)

 

左:天橋立の外側はこない感じ。右:天橋立の内側はこない感じ。

 天橋立を走り終え、丹後半島一周の178号線を進む。舟屋で有名な伊根町を過ぎると近畿地方なのにカナリの最果て感漂う道になる。なんか能登半島走ったときとよく似た雰囲気。。タイトなワインディングが続き、原付ならではの全く減速しないコーナリングが楽しめまくり♪

 

左:伊根の舟屋 右:カマヤ海岸。絶壁の上を走る178号。

丹後松島。

 貧乏自炊ツーリングする予定だったのに、だんだん飯作るのメンドクサクなってきてしかも、ハラヘリすぎで耐え難くなり、道の駅で飯食ってしまうといういつものパターン。しかも”海鮮丼1200円”とか頼んでしまい超贅沢してしまう。(旨かったが量少ない!道の駅てんきてんき丹後)
 飯食ってるうちに18時回りそろそろ寝場所探す時間。キャンプ場はいっぱいあるがどれもこれもオートキャンプ場で一張り2000円とか取られるところばっかり。探しつつ進むうちに網野町や久美浜町過ぎて兵庫県に戻り城崎まで来てしまう。城崎に来てしまったからには温泉入るしかないんで地蔵湯へ。一日の疲れ落とし、地図見て宿泊地探し、8年前の1回生PW(ワンゲルでの1回生だけでのキャンプみたいなの。大酒飲んで先輩の悪口言いまわって楽しむ感じ??)で泊まった豊岡の円山川河口の気比の浜キャンプ場を思い出す。確か0円で泊まれた覚えがあるし。。気比の浜キャンプ場へ行く途中買出しに寄ったスーパーで”100g128円のサザエ”見つけてしまい、2個買ってしまう。でも177円。これと醤油を買い晩酌のアテにすると。

城崎。

 気比の浜キャンプ場に着くがキャンプ場のほうはオートキャンプの人らでいっぱいの様子だったんで少し離れた砂浜の松の木の下にテント張る。でも懐中電灯忘れてた事、この時になってやっと気づいたんで月明かりと携帯の光だけが頼りの設営。。設営後さっそくサザエのつぼ焼き作り。XGK−Uに火をいれ金網引いてサザエ置いて口に醤油と晩酌用に買っておいた丹後の地酒を少々注いで泡吹かなくなるくらいまで焼く。香りがカナリたまらん。光が携帯しか無いんで出来てるのよく分からんが食う。月明かりの下、波と虫の音だけが聞こえる中地酒を味わいつつまさに至福の時間♪
 物にはよるけど、賞味期限1月切れくらい全然平気な丈夫な腹が自慢な私だが、自分の作った料理だけは苦手で、いつも腹壊してるし今回はしかも”貝”ということで、朝無事に起きられるか心配だが、とりあえづ眠るzz。

つぼ焼き作る。

9月15日

6時頃起床。外は微妙に雨。でも空見る限りはこの付近限定で雨なかんじ。のんびりと朝食(チキンラーメン^^)作ったりし7時頃撤収し出発。(スリーブ式テントの雨の日の撤収はホンマうっとくてやだやだ。)とりあえづまた城崎温泉へ。今回は温泉サウナのある御所の湯へ。8時半くらいまでのんびり過ごしてみる。

 

朝の風景。

御所の湯。

 城崎を出た頃にいきなり土砂降りでビショヌレになるが(かっぱ忘れてた^^)、豊岡市に入る頃止む。豊岡から426号を進み出石町へ。そばで有名な但馬唯一の城下町だが、腹減ってないんでそばは食わない。出石城を見学してみる。

 

左:出石城からの風景。右:出石城(昭和43年に復元されたもの)

 

左:鳥居が連続。神仏恐れずに言うと、はっきしいって悪趣味だと思う。右:太鼓櫓。・

 出石からはもう特に観光もせずただひたすら神戸への最短ルートで戻る。県道10で和田山へ、遠阪峠を超え青垣町。ここからはもう神戸ナンバーの地方。青垣町からは427号線。加美町までは爽やかな林の中を駆け抜ける道。マイナスイオン満喫!なかんじでとても気分いい道だ。西脇市から372号等を使い三田市、そして有馬街道で神戸市内に戻る。14時前無事帰寮。

ちょっとオモロイかも?の碑。最近の調査で経度微妙に変わっちゃったんだね。
日本の中心135度線を抱えるこの地域はタイヘンだ。(372号線社町) 

時計台まであるこの豪華な碑から150m西に、、

最近出来たと思われる正確な方の135度碑。