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ツーリング記録
神戸〜飯塚〜山陰の温泉〜神戸
97年の7月後半に九州は飯塚の８８３君の所へ遊びに行きました。
当時はヤマハ最後の400レプリカ”FZR400RR”をアンダーカウル
取っ払い、自家塗装、メッシュホース、ヤマモト管・・・と若さ溢れる
単車に乗ってました。このときが生まれて最初のロングツーリングでした。
一日目
昼間十分睡眠をとった後、午前１時頃神戸を出発。２号線をひたすら
西を目指す。姫路から播但道〜中国道と行く予定だったが、２号線だと
姫路がむちゃ遠い。めんどくさくなったので第二神明玉津より高速に乗
る。そのまま加古川バイパス、姫路バイパス、山陽道と行く。早朝の高速
だけあって速い。４時頃には岡山道に入る。そのまま山陽道走った方が
明らかに速いのだが、わざわざ岡山道〜中国道と走ってみた。高梁SA
で最初の休憩。だいぶ夜も明けてきて涼しくてよい。中国道は山中を抜け
る超高速ワインディングで面白かった。６０キロ制限が怖い。広島のあたりで
中国道にも飽きてきたので再び山陽道へ、８時くらいで車も多い。眠たくなっ
たので下松SAで２時間ほど仮眠。防府東で降り山口へ、湯田温泉入ろうと
したが掃除中だったのでやめ、秋吉台を目指す。この頃はまだまだ下手
だったので、車に煽られて怖かったがいい景色と路で楽しかった。
美祢から再び高速に乗り関門橋渡って九州に入る。小倉南で降り、田川を回って
飯塚を目指す。国道の緩い峠に８８３の大学がありその下にボーリング場があり
そこから８８３に電話したらすぐそばに彼の寮があった。８８３に何か忘れたが
飯おごって、それから何故かボーリングして寝た。
二日目
１０時頃８８３宅出発。福岡から高速に乗り、関門トンネル通りたかったので門司
で降りる。関門トンネルは車で渋滞で排ガスが凄くて二度と通るまいと思った。
下関から１９１号線でひたすら日本海側を走る。風呂入りたかったので三隅町
の湯免温泉入る。ごく普通のクアハウスなかんじでした。萩で世界一小さい火山
という”笠山”に登る。なかなかへさかった。北長門コバルトラインと呼ばれる
阿武町の１９１号線は日本海がまじかに見えて良い。ちょうど夕暮れ時だった
ので日本海に沈む夕日が最高に美しかった。思わずこの区間を２往復くらい
走ってしまった。
日本海に沈む夕日。
益田のYOU-ME TOWN（ゆめタウンらしい・・・）で買出しして山陰本線西浜田駅
にて、ステーションビバーク。
三日目
西浜田駅を始発来る前に出発。まずは温泉津（ゆのつ）温泉。なんとあさ６時半
なのにしてた。値段も安い。海のすぐそばなのですごい塩辛い。なんかサッパリ
しないが、昔からの風情を感じる温泉で好感が持てた。続いて出雲大社へ、
うーんデカイねぇ。交通安全のステッカーをゲット。早速スイングアームに貼る。
宍道湖の北側走って美保関へ、日本海がきれい。が、隠岐は霞んで見えず。
境港、米子を抜け大山へ、大山へ向かう路がいい。松並木の真っ直ぐな路。
すごく爽快気分。大山を周る路もこれまたよい。独特の地形を貫くワインディング
だ。大山の体育館の横の芝生でしばらく思い出に浸る。２年前ここでインターハイ
で頑張ったな。と、鏡ヶ成から見る烏ヶ山（からすがせん）もかっこいい。これも
インターハイの思い出の詰まった山だ。
出雲大社
大山へ続く道
鍵掛峠より大山。だけどすでにガス。
鏡ヶ成国民休暇村より烏ヶ山
蒜山から一区間だけ米子道使い湯原温泉へ。有名なダムの下の
混浴露天風呂だが、昼間なんでおっさんと外国人の兄ちゃんしか
いない。２時間ほど岩の上で眠る。いい感じだった。
さらに一時間後くらいには関金温泉。ごく普通の温泉でした。
さらに小一時間後には三朝温泉。川沿いに覗かれまくりというか
嫌でもみてしまうように露天風呂がいくつかある。なんか見られる
のは慣れたなって感じである。日が落ちてから２本目入るが周りは
女の人が入ってくるのをひたすら待ってるとしか思いようのない
おっさんばかりだったので速攻上がる。
この日は山陰本線泊駅で泊る。
最終日
この日も当然始発前には出発。まずは鳥取砂丘へ。午前６時だというのに
人多かった。兵庫県に入り温泉町は湯村温泉へ。朝７時前なのにここも
してて驚く。城崎温泉目指すが道間違う。この日は午後から用事あったので
神戸を最短距離で目指す。しかし、兵庫は縦に案外長く神戸は遠かった。
しかもコンタクトの調子悪くなって泣きながら走った。
そして、１３時頃無事神戸に帰ってきた。走行距離は約１８００キロでした。