中央改札 交響曲 感想 説明

EVERLASTING EVERYDAY 第1話「2匹の野獣」
柊 真


既に日が落ちてかなりの時間が経っている雷鳴山の麓。
一人の男が歩いている。
年齢は10代後半から20代前半と言ったところだろうか、
身長は約180センチ、銀色の髪をオールバックにしている、
ちょっとキツメの目つきに髪の色には不釣合いな吸い込まれるような漆黒の瞳
それなりに、いや、かなりの美形だろうが一つのことがそれを全て壊していた。

「・・・・ハラ減った・・・・・・」
男はそう呟いた。
そう、餓死寸前の空腹と疲労によりもとの姿は見る影もない。

何故にこんな事になったのか全ての原因は数ヶ月前にさかのぼる。


男は傭兵だった。
それも一人で戦況を覆せると言ったレベルの、である。
そんな奴が戦争に参加したらどうなるか?
あっというまに終結である。
つまりは失業。
それまでも何度かそんな経験はあったが、近くに小競り合いをしていた国がいくつかあったのでなんとかなってきた。
しかし、今回はどこも争いをしていなかった、すでにある程度解決しているのだ。


と言うわけで職を求めてさ迷っているのだが、その旅もここで終りを迎えそうだ。
もはや男に街まで歩く体力は残っていない。


―――ガサッ
草むらの奥から物音がした。
男が振り向くと不幸なことにそこには背丈の倍はあろうかと言う巨大なオーガが立っていた。
マズイ
これは非常にマズイ

と、男が叫んだ。
「メシィィィィ〜〜!!!」
空腹の獣ほど危険なモノはない。
オーガの命はもはや絶望的である。

2匹の獣が対峙し、睨み合う。
次の瞬間
「うがぁぁぁぁぁ!!」
「ぐるぉ〜〜!!!」
と、どっちがどっちか分からないような雄叫びをあげ2匹が飛びかかる。
オーガのほうが少し早かったようで男は胸を切り裂かれるが致命傷ではない。
もはやこの場でそんなことは気にしていられない。
渾身の右ストレートをオーガの胸に叩きこむ。
心臓にまで達する一撃、間違い無く致命傷だ。
「うおぉぉ!!!」
勝利を確信した男が雄叫びをあげる。

が、

そこでいきなり意識が途切れた。
男の体力も限界をすでに超えていたようだ。


こうして男の旅は終りを告げた。
しかし、これはこれから始まる物語の序章でしかなかった。





――後書き――
始めまして、柊真です。
さていきなりですが非常にマズイことが3つあります。
1:現代文の成績は常に3
はい、まったく文章力ありません
第2話とか自分で読んでてもおかしいです
しかしこれからの成長に自分で期待してあえて直しません
2:掲示板でアイサツしてない
これは暴挙です
そうとしか言い様がありません
そのうちアイサツしますんで・・・
3:主人公が無茶
1話からすでに強いです
まあ他のみなさんも最終的には強いだろうからこれはよしとします
さて、問題の点ですが、ここまで読んだ方なら気付いてるでしょう
そう、「ハラ減った」以外に人語しゃべってません
このまま獣化する可能性大です

・・・後書きが長いですね
では最後に、こんなのでよかったらこれからも読んでやってください
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