中央改札 交響曲 感想 説明

青年シリーズ キャラクター座談会 第3回
埴輪


アイン:アインと、

マリーネ:マリーネの、

二人:裏ドラ・・・。

SE:ごす

作者:こらこら、二人していきなり変なことをはじめない。

アイン:そっちこそ、いきなり杭打ち用特大ハンマーで不意打ちをかけない。

作者:アインだったら死なないから大丈夫。

アイン:マリーネに当ったらどうするんだ?

作者:マリーネは、最初っから当らない位置に居たよ。

アイン:まりーね・・・・・・。

マリーネ:ごめんなさい・・・・・・。

シーラ:いつまで続ける気?

アイン:さあ?

作者:と言う訳で、青年シリーズ終了記念座談会でーす。

アレフ:終ってから大分経つのに?

作者:ごめんなさい、私が悪うございました(泣)

シーラ:アレフ君、作者さんをいぢめるのは良くないわ。

アレフ:し、シーラ・・・・・・。そんな目で見ないでくれー!!

作者:暴走してるねえ。

アイン:作者が、変にテンション高いからだろ?

作者:うっ・・・・・・。


○青年シリーズの総括


アイン:しかし、終ったねえ。

アレフ:終ったな。

マリーネ:ずいぶん、長く続いた気がする・・・・・・。

作者:まあ、全部で多分115話、座談会や番外編も含むと125話ほどになるからねえ。

シーラ:期間も、3年以上続いていたわけだし。

アレフ:悠久系でも、結構多いほうだろな。

アイン:全部を知らないからなんとも言えないけど、少ないってことはないだろうなあ。

マリーネ:私としては、アインさんが婚約したのが、すごく意外なんだけど・・・。

シーラ:そうね。告白された人間が言うのもなんだけど、絶対に実るとは思わなかったもの。

作者:まあ、実際最初は誰ともくっつけずに終るつもりだったんだけど、ね。

アレフ:じゃあ、なんで気が変わったんだ?

作者:いや、その終り方って、いくらなんでもシーラ達に失礼過ぎるな、と思って。

アイン:そりゃまあ、確かに失礼だよね。

シーラ:ただ、他の話って、基本的には誰とも一緒にならないんだよね。

作者:うん。さっきの言葉をひっくり返すようだけど、それが一番自然だから、ね。

アレフ:とまあ、しっとりした空気で話が進んでるんだが・・・。

マリーネ:・・・なに?

アレフ:なんか、最終回終っても結局、明かされなかった謎だの、はったままほったらかしにされてる伏線だのが、そりゃあもう山ほどあるんだが?

アイン:最終回になってから出てきてる伏線、なんてものもあるしね。

マリーネ:・・・それって、伏線、って言うの?

アイン:さあ?

作者:ぐさあ!


○明かされなかった謎


アレフ:そういえば、最終回でお茶を濁してたアインの昔話、あれは何?

作者:秘密。

シーラ:私も言わない。

アレフ:まてい! 猛烈に気になるじゃんかよー。

作者:でも、本人が結局シーラ以外には話してないんだし。

アイン:あんまり、聞いて楽しい話じゃないしね。

アレフ:そう言われても、気になるもんは気になるって。

マリーネ:アレフさん・・・、見苦しい・・・。

アレフ:う・・・。

作者:この事に関しては、アインのプライバシーの領域だからね。僕は書く気はないよ。

アイン:昔話は好きじゃない。

マリーネ:じゃあ、他のこと。

作者:なに?

マリーネ:Snow Memoryに出てきた人達って、誰?

作者:真ん中二人は、大体想像つくんじゃない?

シーラ:うん。よく分からないのが、一番最後の人。最初の人も・・・、ちょっと分からないかな?

作者:最後は秘密。っていうか、選択肢として残るのは、二人しかいない。最初のほうは、僕的にはマリアのおばあちゃん。

マリーネ:僕的には、って・・・。

作者:でも、これも別段誰でもいいって言うか・・・。

アイン:いい加減な話だ。


○マリーネ誕生秘話


作者:いいじゃないか、別に。設定なんて、ネタに困ってからデッチアップするもんだし。

アレフ:それは違う! 絶対に違う!

マリーネ:と思うけど、それを言うと、私は自分の存在を否定しちゃうから・・・。

アイン:マリーネは、でっち上げた設定の塊だからねえ。

作者:何せ、TRPGでキャラクターを作る要領で、サイコロ振って作ったからなあ・・・。

アレフとシーラ:は?

作者:マリーネが登場した頃って、何となくネタに詰まってたんだ。で、ネタがないから新キャラだそう、ってはなしになって。

アレフ:あ、安直な・・・。

作者:で、出すのは決まったけど、特にキャラも思い浮かばなくて、ね。じゃあ、サイコロ振って決めようって、性別と年齢、後はガープスの特徴表を使って、大体のキャラクターを造形して。

シーラ:・・・・・・。

作者:で、ただ出すだけじゃ話にならないから、とりあえず行き倒れにして、こんなガキンチョが普通に行き倒れてるのも不自然だな、よし、後の話に繋がるように大風呂敷を広げておけ、みたいな感じで今の設定の半分が完成した、と。

シーラ:マリーネちゃん・・・。

マリーネ:なに?

シーラ:強く、生きてね・・・。

マリーネ:うん。

作者:そう言うわけだから、設定をいじったりねじ込んだりする余地が一番あったのもマリーネで、結果的に、後に主役を任されるまでに化けた、と。

アイン:運がいいのやら悪いのやら。


○マリアの話


アレフ:他にも思ったんだけど、さ。

作者:何?

アレフ:青年シリーズのマリアの話って、大抵軽いトラブルだよな?

作者:以外にないね。

アレフ:他の人の話だと、本人の命にかかわったりとか、他の存在を歪めたりとか、結構えぐいことやってるのに、このシリーズはそういうの無いから、なんでかなと。

作者:単に、作者が甘いだけ。

シーラ:それを言うと、身も蓋もないような・・・。

作者:それに、マリアがやってる失敗って、どう見ても技術や知識が不足した結果の、本人に能力がなければ被害にもならないような失敗ばかりだし、ね。

アイン:ようするに、他の人が書くような失敗は、起こしようがない、と。

作者:うん。あと、アンサンブル2で、自分がどれだけひどいことを言ってたか、自分で気がつくシーンもあるし、根本的には善良な人格をしてるから、そう言う意味でもあんまり本質的にひどいことはしないんじゃないか、と。

アレフ:いや、無邪気だからこそひどいことをする、って考え方も・・・。

作者:で、そう言う考えを潰してるのが、さっき言った技術力不足。で、一応人を思いやれる程度の想像力はあるし、アイン達ともかかわってるんだから、技術力がついた頃には、そういうことはしないようになってるだろうけど。

アレフ:そうなんだろうか?

アイン:だから、本人が最初に甘い、って言ったんじゃないか。


○青年シリーズの影響力


アレフ:そういや、最近何回か「某家長男や銀髪の女神様」って単語を目にしたんだけど。

アイン:某家って、うち?

作者:知らないよ、そんな事。大体、某家、ってのがクリシード家の事だったら、その長男は決して強くは無いんだから。

アイン:そうそう。長男だからって、別段最強ではないし。第一、うちは両親が物理的にも立場的にも最強だ。兄妹うちじゃ、戦闘能力は一番下の三つ子の一人が最強だし・・・。

作者:立場でいくなら、レアが一番強いだろうしね。

アイン:こうしてみると、僕は実に平凡な存在だね。

作者:基準が身内の中で、って事ならばそうだろうね。別段突出してるわけでもないし。

シーラ:ただ、アイン君が平凡だと言って通じる言えって、なんか嫌じゃない?

アレフ:確かに。

作者:しかし、仮に某家がここの事だとして、この辺、いつのまに設定のスタンダードになったんだ?

アイン:さあ?

作者:っていうか、いつのまにこの話は、人様に影響を与えるようになったんだ?

アイン:だから、登場人物に聞かないで。

マリーネ:舞台裏を見れば、涙が滂沱の如く出てくるほど、いい加減な書きかたしてるのにね。

作者:マリーネ、さり気にきついね。

マリーネ:どうせ私は、いい加減な生まれの娘だもの・・・。

アイン:気にしてる気にしてる。

作者:うるさい、子煩悩パパ!

アイン:何か問題でも?

マリーネ:そのわりには、結構ほったらかしなんだけど?

アイン:そう言う家系なんだって。


○最後に雑談


アレフ:しかし、初期の頃の青年シリーズって、今と比べて本気で大人しいよな。

アイン:そうそう。しょっぱなから無敵全開ではなかったし。

シーラ:色んな事に結構苦労してるし。

マリーネ:意外なことに、初期は魔法が一切使えなかったみたいだし。

作者:うーん、普通かどうかはともかく、大人しいな。

アイン:未熟さ云々を横に置いといても、ね。

アレフ:今が未熟じゃないか、というと答えは・・・。

作者:わかってるって。って言うか、文章見てたら、進歩無さすぎ。

アイン:まあ、進歩がないのは今に始まったことじゃないし、少しづつレベルアップしてくしかないんじゃないの?

作者:あうあう・・・。

アイン:なんにせよ、一番最初のシリーズにケリもついたし、他のも一つづつ完結させて行かないと、ね。

作者:そだね。ほったらかしになってるのも結構あるし。

シーラ:そう言うわけですので、長きに渡っての御支援、御声援ありがとうございました。

マリーネ:青年シリーズがらみはこれで最後ですが、他にもたくさん、自分の首をしめるが如く書いていますので、そちらのほうも、引き続き応援いただければ幸いです。

作者:それでは、今回はこの辺で。

一同:ありがとうございました。
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