「ひとつ聞きたい事がある」
「なんだ、言うなら言え」
宗司を睨みながら太刀、神魔刀神威聖典乃絆(カムイセイテンノキズナ)を鞘に収め、居合の構えをとる
「何故、あの方を裏切った」
宗司はいつもの無表情で・・・いやわずかに怒りに染まっていたその答えに対し俺は
「奴の考えに着いていけない」
「嘘だな」
いとも簡単に嘘と言う、相変わらずだな奴の目は真実を求めている探究者の目
だ
「聞きたければ、な」
「そうだったな、では力ずくでな」
『逝くぞおおおお!!』
奴が接近する始めの距離は約10メートル俺の居合の最高射程は5キロだが奴を殺
すには離れ過ぎてる
987654321今だ!!
神威を抜き放ったの同時に宗司の大剣が振り下ろされるが
「遅い」
大剣の刃を切り裂き続いて谷の胸に神威を突き刺すそれから切り上げそのまま
首を刎ねる、だがこんなものでは死なない奴とて俺と同じあの力を持っている
ならこんな程度では死にはしない
「奥義 天龍降魔刃!!」
天龍の力を生み出し宗司にたたきつける完全に奴を殺す為奴の存在自体を消す
消滅の力それが天龍の力
「悪く思うな宗司、真実を知れば祐と闘う事になるぞ全ての神を殺せるあいつを止めるのが俺の使命そうして定めだ」
そう所詮は、俺は神殺しの人形でしかない
「宗司がやられたか・・・・使えないね本当にせめて1%位の力ぐらい出させなよ・・・まあいいか、君は僕が殺すよ想也、くく」
あの白い空間で紅い髪の少年が笑うその笑いは狂気に満ちていた
「ヒャーハッハッハッハ!!」