中央改札 交響曲 感想 説明

風の幻想曲 プロローグ
巫部


風の音が聞こえる。
それは世界の産声、それを本当の意味で聴けるものは全くといってこの世界にはいない。
「風が泣いている・・・」
それは漆黒の青年、その衣服、髪や瞳も黒で、青年の中で色が違うのはその白い雪のような肌のみだ。
青年は一人、深い森を歩いていた。
「精霊達が泣いている・・・」
この世界の構成しているで精霊は完全な自我を持ってはいない。
一が全、全が一の存在が泣いている。
「今度の街は少し大変かな?」
青年は苦笑して、その歩みを早めた。
そして、青年は出会う。
大切な仲間達に・・・
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