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悠久行進曲:第十話
正行


果て無き道を歩む者
悠久行進曲:第十話





とある部屋で数名の男女が集まって話し込んでいた。
「・・・・・いるところってやっぱり見たことないですよね」
「ええ」
「ういッス。ボクもないッス。」
「となるとやはり一度見てみたくなるのが人情ってもんだよな」
クックックと不気味な笑いを一人が漏らす。
それが彼らに一つの行動を取らせる決定の言葉となった。
「あの・・・ちょっといいかな」
おずおずと困惑気味に挙手をする黒髪の少女。彼女がちょっとこの集団から離れて
いるのは絶対に意識的なものだろう。
・・・・・いや、無意識なのかもしんない。
「はいはい。この俺に何でも聞いてね。街の穴場から俺の空いてる時間まで君のた
 めなら何でも答えるよ」
あ、ありがとう、とちょっとその勢いに押されながらも少女は勇気を振り絞った。
「どうしてわざわざ暗くしてるの?」
そう。この部屋は暗幕を引いて、テーブルの上には蝋燭が一本。
せめてもの救いは全員が黒づくめでないことか。
しかしどっちかというと彼女がここにいることの方が衝撃的だ。
「はー!分かってないなー。そんなの雰囲気に決まってるだろー」
赤い髪をした少年の答えにまだ納得がいかない風の少女。というかそれが当たり前。
まあそれはともかくその後もしばらくは話し声が続いたという。



「アリサさん。あいつらライフの部屋に篭って何やってるんですか?」
「さあ?」
その笑みを見て雅信は確信した。
「アリサさん。何か知ってますね」
「ふふふ。雅信クン、一人締め出されてさびしいの?」
「というより・・・・ろくでもない予感がするんですが」
「大丈夫よ。みんな雅信くんの事を考えての事ですから。あ、ちょっと喋っちゃった
 わね」
「やれやれ、本人がいる家で普通密談なんかするか・・・・・?」
「あら、どこに行くの?もう仕事は終わったんでしょう?」
「ちょっと街を散策してきます」
「そう、気をつけてね」
「はい。では」
バタン。
後には玄関のドアと二階の部屋を楽しそうに見比べるアリサさんの姿があった。





(さてはて。何を企んでいるのやら)
「どうしたんだ?浮かない顔だが」
ここはマーシャル武器店。かなり怪(妖)しい武器がどこそこに転がっている店だ。
主人のマーシャルと従業員のエルがこの店で働いている。
さっきからカウンターで武器の手入れをしながら雅信と相手をしていたのはエル。
相変わらず無愛想だ。
「んー、どうもアレフやライフらが俺か俺の周りで何かをするらしい」
「そうか」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「・・・さっきから何を見ている」
「エルだが?実に真剣そうだったからな」
「ふん」
素っ気無くそっぽをむくエル。
もうちょっと言うとエルの耳から下げられている物も見ていたのだが。
(あれは・・・)
エルの耳に着けられていたのは一見アクセサリーのように見えるが、それは魔法を使用
する際の安定性を高める効果が付与されている一品であった。
エルはエルフである。そしてエルフは魔法と弓を得意とする森の種族であるが、何故か
エルは魔法が不得意だったのだ。
それは魚が水の中で満足に泳ぎまわれないのと同様に、居心地のいい生活ではなかった
だろう。そんな中、エルは『魔法が使えないエルフ』というコンプレックスを負ったの
かもしれない。
エルは表向きそんなモノをまったく見せないようにしているらしいが。
「なあエル」
「ん?」
こちらに振り向きもせずに言葉だけ返してくる。
「魔法がなくったって、魔法に頼らずとも人間は素晴らしい力があるもんさ。
 もちろんエルも、な」
「なんだ突然。気色悪い」
横目でこちらを見る目には訝しげな色がありありと。
「確かに魔法は素晴らしく、様々な分野においてより発展をもたらすだろう。しかし、
 それも一手段にすぎない。所詮扱うのは人間や生き物なのだから。だからこそ忘れ
 てはいけないモノ、それ以上に大切なモノがある」
「お前、とうとう脳にウジがわいたか?」
「ひどい言われようだな。まあそうはいっても、俺が言ったところであまり説得力はな
 いかもしれないが」
「?」
何故雅信が言うと説得力がないのかが分からない。
「じゃあそろそろここでお暇させてもらうか」
「ああ。お前もとっとと店に戻って働け」
「分かってるよ」
ドアに手をかけた所で振り返り、
「ああ、そうだ。さっきの答えは今度機会があったら教えてやる。それまで考えてると
 いい」
「さっきの答え?」
「魔法より大切なモノさ」
「ふん。期待しないで待っててやる」
ぱたん。



(目標が出てきました)
(よし一番手、出撃!!)



(さ〜て、これからどうするか)
頭でそう考えながらも適当に足を動かす。紐で簡単に縛った黒い長髪が背中に垂れて
いた。
「ま〜さのぶっ!」
「マリアか?どうし・・・・・・」
振り返り、マリアの顔を見た瞬間、雅信は踵を返して足早に立ち去ろうと―――
グイ。グキッ!
「あ・・・・が・・・・・・・」
「ちょっと!なんでマリアの顔見た途端どっか行こうとするのよ!」
いつもの不満顔で抗議するが雅信はそれどころではない。
「ちょっと何とか言いなさいよ!」
そう言いながら再度手にしたモノを引っ張る。
その彼女の手には雅信の長髪が握られている。
馬の手綱を握ったのと同様、こうなったらもはや主導権はマリアにある。
「わかった・・・・・俺が悪かったから放してくれ」
「本当〜?」
「ああ。すまない・・・・だから」
「そう。ならいいわよ」
あからさまにホッとする雅信。目じりに涙があるのは見なかったことにしよう。
意外な弱点である。ちょっと情けない。
「で、今日は何の魔法なんだ?」
「あ、さっすが雅信。よく分かったわね」
「分からいでか」
何しろ振り向いてマリアの顔を見た時、不自然に輝いていたのだから。
「ん〜?何か引っかかる言い方ね」
等とやり合いながらもやはりその場でマリアの魔法実験に付き合うことになった。
適当に誤魔化して逃げるという事もできたのだが・・・・
「え〜と、確か印はこうで・・・・あ、違った。これ全く逆のヤツだ。ま、いっか。
 それで〜」
などといういいかげんな決まり文句も相変わらずだ。
(父さん、親父。俺ももうすぐそっちにいくかもしれん)
マリアにとっては甚だ失礼なセリフを胸に自らのいかなる運命をも甘受する覚悟だ。
「アスレクアド・・・・フィアティヲン・・・・あ、この前にこの印が入るんだっけ?」
まあこんな調子では当然だろう。
で、世の中そんなモンで通る程甘くはないわけで、
「えいっ」
魔法が完成したらしいが何も起こらない。
「あっれ〜?おかしいな〜」
おかしいのはお前だ!と、言えるわけなく。
「マリア。上を見るのは結構。だが足元もキチンと見ないといつか自滅するぞ」
いや、もう十分自滅してます。
「ぶ〜。なによ・・・・・って、あははははははは!何それ〜」
さっそく文句を言おうとした矢先に、みるみるマリアの顔がゆがみ、吹き出した。
「どうした?」
不審に思い身体チェックするものの何も異常はない。
ギャラリー(!)に目で問うも、彼らも分からないとばかり頭を横に振るばかり。
雅信には何の変化もないのにマリアは笑い転げている。
「・・・・・まさか幻覚か?それか神経系に作用する魔法かだな」
前者はマリアが自分で笑っているもので、後者は自分でも止まらず勝手に笑っているもの
だ。
後者だと下手すれば呼吸困難に陥る可能性もあるが、前者だと別段何の問題もない。
・・・いや、前者だと雅信とマリアの尊厳がいたく傷つくことになる。
笑いに関する妖精や小鬼を召喚したという原因は見ていた限りまずない。
笑い茸の食事をしたという可能性もショート家に限ってそれはないだろう。
「雅信、あんたバカ〜?アハハ」とか「それは人間としてやっちゃマズイわよ〜」とか
のたまっているあたりどうやら幻覚の線が濃い。
どんな幻覚を見てるのかがかなり気になるが。
とりあえず罰の意味もこめてマリアをその場に放置し、魔術師組合に通報しに行くこと
にした。         (※自警団ではなく)
(そういえばそもそもマリアは何の魔法をかけようとしていたんだ?)
ちょっと疑問に思ったが、考えても意味がないという結論に至りすぐに脇にやった。
それほどマリアの失敗はいつもの事なのである。
そのマリアは後ろの着実に増える人垣の中、いまだ笑いつづけていた。
この奇行は組合員がやってくるまで続いたという。



(え〜い、マリア。自分が大笑いしてどうする)
(失敗ですね。となると彼女の処分は・・・・)
(おう!後の処理はお前にまかせるっ!)
(は。失敗者にはしかるべき処置を、相応の惨めな死をくれてやりましょう)
(いつまで悪ノリやってんだい!)
ポカッ。ポカッ。
(ああもう、次!)
こいつらもマリアを助けに行かないあたり、普段の素晴らしいチームワークぶりが窺え
る。



「あ、シーラ」
街の通りは今日も人が行き来している。
その人の流れの中、一人の少女が顔を俯かせてじっとしていた。
進路の先に彼女を見つけた雅信は、なにやら彼女の様子がおかしい事に気付く。
どうやら顔も真っ赤になっているみたいだが・・・・・
「・・・・・シーラ?」
様子を見ながらゆっくりと近づいていく。なにやら少し肩が震えているらしい。
と、突然にキッと真っ赤なまま顔を上げたシーラに思わず後ずさってしまった。
それほどシーラの顔が真剣で、その表情に気圧されたのだ。
自然と雅信も緊張し真剣な眼差しでシーラを受け止めようとする。
これからシーラは何を口にするのか?
しかしそれがどんなものであろうとも決して逃げようとはするまい。
何か、彼女は精一杯の勇気をだして雅信に伝えたい事があるのだ。
それがなんであれ、雅信は受け止めようとするだろう。
前、「強くなる」と雅信に宣言したあの眼が再び雅信を射抜きシーラの唇が―――





















「妖怪さん!何か用かい!!」





















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

脳のヒューズがとんだ。
頭の中でエマージェンシーの赤色灯が異常事態を告げ、わんわん警鐘が鳴り響く。
だがそんな雅信を知ってか知らずか更に止めをさすべくたたみかける。

コマンド?
シーラ:攻撃
ピッ








「お猿さんが鍵を拾って一声鳴きました!!『キー(key)』!!!」










画面内の白い線が毒々しい赤に染まる。
残りHPは少ないゾ!!どうする、雅信!?
A.行動不能 → 何もできない

コマンド?
シーラ:攻撃
ピッ

どうやらまだシーラの強力無比な一撃が振るわれるようだ。









しばらくお待ち下さい。










・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

頭の中のエマージェンシーや警鐘はいまや完全に沈黙している。
正常に戻ったかというとそうではない。
もはや警告も意味を為さない程頭は真っ白になり、心の中に吹き荒れるブリザードが
とても―――痛かった。

「シ・・シーラ・・・・・・」

見詰め合う目と目。もう目の前の彼女以外など何も映らない。
震える手と声。ギリギリとぎこちなくシーラへと手を伸ばす。
君はすぐ近くにいるハズなのにどうしてこんなにも遠くに感じるのだろうか。
(一体君に何があったんだ?)
分からない。なにもかもが分からない。
シーラは伸びてくる手にビクッと身を震わせた後、やがて辛そうに目を逸らして、

「ぅ・・・・・・」

みるみる内に涙がその目から溢れ出る。

「ごめんなさいっ!!」

光る雫を残し、彼女はさっと身を翻し走り去っていった。
この世の不条理と同じ被害者となった数十体もの氷像を残して。
どこからともなくやってきたコウテイペンギンがその脇を通り過ぎていった。



(ボス!またもや失敗しました・・・・・ボス?いかがしました?)
(・・・・・・・・・・・・・・・・)
(・・・・・・・・・・・・・・・・)





(・・・大体読めてきたな)
シーラの後も数人の仲間が雅信の前に現れた。
そして彼らは一つの目的をもって雅信に近づいてきた。



<シェリル・クリスティアの場合>
「あ・・・あの、雅信さん・・・。その、私と一緒に・・・・喜劇を・・・見にいきま
 せんか?」
相手が雅信以外ならデートの誘いともとれなくも無い言葉を必死で、それこそ断崖絶壁
の綱渡りをする程の勇気を出していた。
「へえ、リヴェティス劇場は今、喜劇をやってるんだ。俺は別に構わないが」
〜〜〜鑑賞中〜〜〜
「あの、雅信さん。ひょっとして・・・面白くないですか?」
「ん・・・・・・・いや・・・・・・十分楽しんでるよ」
「でも・・・その割には・・・・・」
ちょうど観客にドッと大笑いが起きる。
その中でも雅信は楽しそうにしているだけだった。

<ピート・ロスの場合>
「雅信!!」
「お、ピート・・・・うおっ!?」
いきなりバックをとられた。
「こちょこちょこちょーーー」
「ピート・・・・何の真似だ?」
「なっ、なんで効かねーんだよ」
ちょっとうろたえてる。
「ばかやろーーーーー!!」
どぴゅーーーん。
「だから何なんだ・・・・・・・・」
はぁ、とため息一つ。

<リサ・メッカーノの場合>
「ボウヤ」
「あのー、リサさん?」
引きつった笑みで両手を挙げながら目の前の女性に無抵抗の意を示す。
「大声で笑うのと死ぬのとどっちがいい?」
首の頚動脈に当たる冷たい感触。
人としての生存本能がバリバリに警告する。「逆らうな」と。
「あっはっはっはっは」
「声が小さい!」
「あっはっはっはっは!!」
「う〜ん、まだ何か足りないねぇ」
考え込んだ一瞬のスキをつき、全力で脱走する。
「あっ!コラ待ちなーーーー!!」
(古今東西そんな事言われて待つやつがいるかーーー!)
なお決死の逃走の際、彼の目には全ての風景がとてもゆっくりに見えたという。



そして、
<トリーシャ・フォスターの場合>
「雅信さん、おいしい?」
「ほう、中々だな」
トリーシャお勧めとあって確かに味は良かった。
(ごめんね雅信さん)
ただしそれには雅信の目を盗んで入れた笑い茸の欠片が混ざっていた。
「トリーシャも一つどうだ?」
しかしさっきから食べている雅信には何の変化もない。
(あれ?おかしいなー)
首を捻りながら一つ頂く。
「・・・・あひゃ、うひゃははひゃはは」
「まだまだ青いな」
笑い狂う彼女を横目にペッと手に何かを吐き出す。言わずとしれた笑い茸の欠片である。
「ま、雅信さん・・あははは、あひひひひひ」
「さあ、トリーシャくん」
にっこり。
「あはははははは」
「洗いざらい白状するのとこのままでいるのとどっちがいい?」
「・・・あはははははははは〜〜〜〜」
涙混じりでの彼女の決断により、彼女は雅信の手で丁重にトーヤ医師の元へと運ばれた。



(え〜い、全滅じゃないか!みんな何してるんだ!)
(う〜ん、中々手強いですね)
(くぅ。ライフ、かくなる上は・・・・・・)
ぽん。
「へろー、会いたかったよ〜。アレフく〜ん」
「あ、雅信さん」
ズザザザザザザザ!
「おやおや、そっちは行き止まりだよ〜」
「ま、雅信さん」
「何かな、アレフくん?」
「・・・・そんなに怒っちゃ、や☆」
「はっはっは。何か勘違いしてないかい、アレフくん。私は別に怒ってなどいないよ」
「じゃ、じゃあ」
「まあとりあえず店に戻ろうか」
「あ、はい」
ライフだけが明るく返事をした。




「で・・・・・・何だってこんな事をしたんだ?」
店に戻って、今回の件に関わったみんなが一堂に会していた。
主犯のアレフは首から上を残してゴミ袋の中である。
粗大ゴミと書かれた札がはっ付けられているのがチャームポイントだ。
「大体はトリーシャから聞いたが、俺を大笑いさせたかったそうだな」
「んー、ボウヤ。それはだね、ここにいる誰一人とてボウヤが笑ってるのを見てないって
 いうんで。だからみんなで笑わせてみようって事になったのさ」
「ん?俺が笑う事なんて結構あるだろう」
「それは違うよ、雅信さん。ボク達が見たいのは、顔をくしゃくしゃにして笑い転げる
 雅信さんなんだよ」
「トリーシャさんの言う通りですよ。雅信さんは私達の前では微かに笑ったり、苦笑し
 たり、普通に笑う事はあっても―――――」
アレフがライフの言葉を引き継ぐ。
「本当に心の底から楽しそうに笑い合っているお前の顔を見たことがない気がしてな。
 で、恥も外聞もなく笑い転げる姿を見てみたくなったのさ」
「だからみんなで笑わせてみようってことになったッスよ」
「それだけか?」
雅信が呆気にとられる。
それだけ。たったそれだけの事。それだけの事であんな行動をしていたのだ。
言葉にすれば簡単な事。
しかし・・・・・・
「まったく・・・・・お前達もよくやるよ」
やはり雅信はいつものように微笑っていた。
「あー、だからもっと笑ってみろってーー!」
「そうは言ってもな、ピート」
「そうそう。ほら笑った笑った」
むに〜。
「かあ、ホリーハ(コラ。トリーシャ)」
「おっ、いいねえ。じゃあ俺は〜」
キュキュキュ〜〜〜。
「あはははは!雅信バッカみた〜い☆」
「あ、私にも顔に落書きさせてください」
「ライフか。いいぞ、ほら」
「だーーー!やめんかーーーー!!」
「あ、雅信さん。結構かわいいですよ」
「シェリル。嘘でも本当でもそんな事言わないでくれ・・・・・」
「はい、みんなお茶よ。あら、そこにいるのは誰かしら?新しいお客さま?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「ご主人さま。それは雅信さんッス」
そんなこんなでワイワイやってる後ろで一人、輪に加わってない者が。
































「お笑い・・・・・かぁ」
一人どこを見てるのか定かでない遠い目をしてポソリと呟いたシーラに気がついた者は
その時幸か不幸か誰もいなかったという。





     了


>あとがき
うーん、最後の方の締めが甘いかな?
ちょっとばらばらになったみたいです。
にしてもシーラのダジャレ。あれはシーラなりに雅信をどうやって笑わせるか考えに
考え抜いた末にああいった結果に。
予告通りにこの後シーラは・・・・・。
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