中央改札 交響曲 感想 説明

ルーンの逆襲−No4
とも


 「揺れが落ち着き次第、入り口付近の岩の除去だそうだ。お前ら、くれぐれも遺跡の方
 には行くなよ。」

 「わーってるって!」

 「心外やなぁ、うちらってそんなに信用ないんか?」

 「無い。」

 「ぶぅ。」

 「いいから、揺れがおさまるまでの我慢だ。いいな?」

 「ほ〜い。」

 心底つまらなそうに、アルザは気の抜けたような返事を返した。ピートなんか、ふてく
されて更にむくれている。

 アルザは、元々これには参加していたのだが……ピートがいつものように忍び込んでい
たため、急きょおもり役に抜擢されてしまったのだ。この二人が組んでしまっては、よけ
いに危険…と周りは反対したが、リカルドの判断は正しかったのかトラブルは起きてない。

 「あ〜、暇や暇や暇や暇や暇や暇や暇や暇や暇や〜〜〜〜〜あ……」

 「ならさ、ちょっとだけ行ってみようぜー!」

 「ダメや。暇やけど、危険なことに足突っ込むことは許さへんで。」

 「けちー!」

 「ケチでもなんでも結構や。いいから大人しゅうしとき、ええな?」

 「へーい……」

 さすがに、軽率な行動をとるようなことはないようだ。






 場所は戻って洞窟内の三人。そして、一人困っているのはデュークだった。なにも脱出
するような術を持っておらず、魔法が使えるような状況ならともかく………カイルのよう
な魔族でなく人間である以上、魔法は封印されているも同然だ。当然、そんな都合良い技
すら知らない。

 「ちょっと待てぇぇぇいっ!! 俺はどうなるんだよ〜〜?!」



 「行くぜ………式流が裏奥義・弐の業…………」


 『そは、異の神喰らうた罪持つ化身……
  全てを滅し、全てを消し、全てを喰らう終末の号持つ者よ…』



 そんなデュークの心からの叫びを知ってか知らずか……紅蓮とカイル、二人同時に準備
は整った。


 「………猛鬼…劫咆(もうきごうほう)ォォォッ!!!」

 『力を示せ……ルーイン・オブ・ハウリング!!』




 紅蓮は咆哮と共に、上部に向かって放つ闘気の砲を。カイルは、目前の巨岩の壁を消し
去る魔法をそれぞれ解き放つ!



 …………!!!!!!
 すでに音にならない、空気の振動のみの爆音と、真っ白な光に包まれ……。デュークは、
目の前の化け物な二人を見ながら更に吹っ飛ばされる。





 「………どうだ、これで文句ねェだろ!」

 「ふん、それはこっちのセリフだ!」

 目の前の岩盤と、天井部分がほとんど消し飛んだ遺跡の入り口付近で……カイルと紅蓮
は、どちらが効率が良かったなどと今回幾度めかの口論を始める。その付近では、技と魔
法のとばっちりを受け、今にも天に召されそうなデュークが倒れていた。

 「………誰か助けてくれ……(泣)」








 「アル、さっきの爆音は?!」

 「わかりません! ただ、入り口付近を中心とした半径数キロにわたって地面と遺跡が
 消し飛んでいます!」

 「くそっ………いったい、何が起こっているというのだ……?」

 「………」

 焦りから、リカルドは荒々しく机を叩いた。その衝撃で、揚雲のおいたカードが幾枚か
が宙を舞う。

 「………ん? ああ、すまん……」

 「………いえ。別に、それくらいで占いの結果は変わりません。それに……」

 「それに?」

 「大丈夫そうですよ、三人とも。無事、最後の凶相を祓いました……」

 崩れたカードの中、一番上の一枚を引き…揚雲は再び微笑を浮かべる。そのカードは、
タロットカードの中でも不吉とされる「死神〜Death〜」…が逆さまになっていた。

 「……これは、カードの中でも不吉とされる「死神」のカードです。」

 「なっ…それの、どこが凶相を祓ったって言うんだ?!」

 あくまで表情を変えない揚雲に、アルベルトが掴みかかった。…が、すんでのところで
リカルドがアルベルトを抑える。

 「アル、女性にいきなり掴みかかることはないだろう!!」

 「ですが隊長! そんな不吉なカードを………!」

 「…アルベルトさん。…話は、全てを聞いてからにして下さい。」

 少し乱れてしまった服装を整え、揚雲は言い聞かせるようにアルベルトに話しかけた。

 「このカードを見て下さい。カードの表記が、上下逆さまでしょう?」

 「ああ……」

 カードを先ほど引いたまま持っていた揚雲は、それをアルベルトに見せた。言葉の通り、
絵柄と文字から考えると上下逆さまに見える。

 「これは逆位置と言って、「カード本来の意味を逆にとらえよ」という意味なのです。
 すなわち……」

 「悪けりゃ悪いほど良いってことか?!」

 さっきまで気落ちしていたアルベルトの顔が、それを聞いた途端に輝きだした。揚雲も、
静かに微笑い返す。

 「…ええ、そう言うことですね。」

 「だったら……!!」

 と、アルベルトは駆け出した。リカルドは唖然とし、身動きひとつすらとれず立ちつく
している。

 「アル……」

 「良いじゃないですか。アルベルトさんにとって良きライバルである人が無事だったん
 ですから。」

 「…そんなことまでご存じでしたか? いや、お若いのに大したものだ。」

 すべてを見透かしたように微笑う揚雲を見、リカルドは素直に賞賛の言葉を述べた。




 「アルザ、ピート! 行くぞ!!」

 二人と、他数名が待機しているテントの幕を開けるなりアルベルトは叫んだ。それを聞
き、みな顔を上げる。その命令を待っていたかの様に。

 「ほえ? 行ってええんか?」

 「ああ!」

 「よっしゃー! それなら、とっとと行こうぜー!!!」

 動きたくてウズウズしていたのだろう、ピートが我先にとアルベルトの脇をくぐって走
り出す。それを追いかけるようにアルベルトが走り出し、さらにそれを追いかけるように
アルザ、他の者達も次々とテントから飛び出していった。







 「さぁてっと………とっとと街に帰るか。」

 「ああ、そうだな。しかし紅蓮。貴様にあの呪いが解けるのか?」

 しばらく言い合いが続いた後、紅蓮はさわやかな顔をして天を仰いだ。そこを、カイル
がいらんことを言う。

 「ふっ、俺に不可能は無いッ!!! 必ず、俺の名にかけて……」

 「不可能ありまくりだろうが、馬鹿が。」

 「んだと、闘るかっ?!」

 「上等だっ!!」

 止めればいいのに、また二人は睨みあう。バチバチと目に見えるようなキツイ視線が混
じり合い、また闘いが勃発しそうだ。

 「(……頼む、助けてくれ………)」

 そして…あの世にいる両親に、まだこっちに来ないでくれと懇願され、逝く一歩手前で
デュークは必死に踏みとどまっていた。





 「あ、おーい!!!! みんな無事かー?!」

 「おーう、俺ら三に…………ん? おい、デュークはどこだ?(爆)」

 真っ先に駆けてきたピートに言われ、紅蓮は当たり前のように後ろを振り向き…固まっ
た。なんせ、巨石に今にも押し潰されそうなデュークの姿があったのだから。

 「………お〜い、とっとと帰るぞ〜?」

 「………(頼む、いいから助けてくれぇ……)」(←すでに言葉も出てこない)

 「……なぁ、デュークのヤツ逝きかけてるんとちゃうか?」

 「「「「…………」」」」

 アルザの言葉に、紅蓮とカイル、ピートとアルベルトは顔を見合わせる。さ〜っと全員
の血の気が引き……慌ててデュークの元に駆け寄った(笑)

 「デューク、オレが殺すまで死ぬんじゃねえ!」

 「いや、アルベルト……それって無理だろ?」

 「ええから、さっさとデューク掘り出すの手伝ってぇなっ!!!」

 「デュークー! 死ぬなあ〜〜〜!!」

 「ふん、これくらいのことで情けない……」

 結局、助け出すのには十数分かかり……デュークは三途の川を渡るギリギリ寸前で助か
ったという。





 その後、怪我の治療と休息もそこそこに、紅蓮やデュークの願いもあり……現在、エン
フィールドへ向かう船の上にいた。

 「……で、ああいう呪いだから……」

 「いや、違うだろ? ここはこうで……」

 「呪術やその基礎もわからん素人が、口を挟むなっ!」

 甲板の一角から聞こえるのは、紅蓮とデューク、カイルの話し合いとは程遠い…言い争
いに近い怒鳴り声だった。石に変えられてしまった者達を、元に戻すための相談らしいの
だが――それは、一向に進む気配がない。

 「それはそうと、揚雲はどこ行ったんだよ?!」

 「知らん。一人でいろいろ調べているんだろう?」

 「そっか……でも、揚雲に少しは相談した方がいいんじゃないのか?」

 「そう思ったんだけど、全然見つかんねぇんだよ。どこいっちまったんだろ?」

 たしかに、デュークの言うとおり揚雲に相談した方がいい。揚雲は影の民。常に占いを
用いることが多く、一族に代々伝わる秘術も知っていることだろう。もちろん、呪いにも
精通している。しかし、その揚雲がいないのだからどうしようもない。

 「ったく、あと四、五日しかねぇってのに………」

 「仕方ないだろ、俺達でやるしかないって。」

 「おい、貴様ら! グダグダ言ってないで、少しは考えろッ!!」




 「……なあ、紅蓮達何やってるんや?」

 再び言い争いになってきている三人組の方を見、アルザは珍しいものを見るような眼で
尋ねた。アルベルトは肩をすくめると、ため息混じりに答える。

 「呪いを解くための相談だと。ま、あれじゃ単なる口喧嘩だよな…」

 「ふ〜ん………がんばっとるなぁ……」

 アルベルトの言葉にアルザは、ご苦労さん、と紅蓮達を見て労い(ねぎらい)の言葉を
贈る。そう、何も知らない三人に対しての、労いの言葉を。









 「紅蓮、無事だった?!」

 「紅蓮さんっ!! ……よかった……本当に無事で…良かった……!」

 「とも……、ティナ………? ちょっと待った、いったい何がどうした?!」

 アルザの言葉から予想されたとおり……石になっていた朋樹とティナが復活していた。
それから考えると、シーラや美月も呪いが解けているのだろうか……

 「……そうか、偽者だなっ?! ルーンのヤツ、手の込んだマネしやがって……!!」

 二人を目の前にして、気が動転でもしていたのだろう。すらりと双刀を抜くと、いきな
り刀に黒い光(重獄轟斬の光)を宿らせて襲いかかった!!!!

 「逝ねや偽モノがぁぁぁぁぁああああっ!!!!!」

 「ちょっと待ってぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」

 慌てて朋樹は両手に魔法を具現化し、黒い光を宿して対抗する。

 「ちっ、偽モンのくせに技や具現化までコピーしてやがんのか?! だったらこのまま
 魔法で吹っ飛ばしてや………!!!!」

 「だ〜か〜ら〜!! なんでそーなるんだよっ!!!」

 威力を均衡させながら、ギチギチと鈍い金属音が響く。思いっきり殺す気でいる紅蓮に
対し、朋樹はどうしていいかわからない状況だ。

 「いいかげんに………してよねっ!!!!!」

 ゲッシィィィッ!!!

 いつの間にヴァナに変わったのか、黒い棍を手に紅蓮の頭目がけて思いきり振り下ろす。
その際、紅蓮の首が変な方向に曲がってしまったが、それは魔法か朋樹の整体術で治せば
済むことだ(ォィォィ

 「う〜ん……相ッ変わらず激しい夫婦喧嘩やな。」

 「まだ結婚してないわよっ!!」

 アルザの笑いながらの言葉に、ヴァナは間髪入れず突っ込む。

 「…………あ? 俺…ってあれ? ティナ? とも?」

 「あ、正気に戻ったみたいだね。」

 やれやれとため息をつき、朋樹は両腕に宿した具現化と光を霧散させる。

 「って、なんで石になってるはずのお前らがいるんだっ?! さては、偽者…!!」

 「だから、違うって言ってんでしょ?!」

 再び同じことを繰り返そうとした紅蓮を抑えるのに、ヴァナは軽く頭を叩く。

 「そっか……ルーンを殺ったから呪いも解けたんか……」

 「そんなわけないだろう。」

 ポンと手を合わせ、一人納得しようとする紅蓮にカイルが突っ込む。その顔は、笑いた
いが今まで必死に我慢していたといった感じだ。

 「………は?」

 「わからんヤツだな。呪いは、すでに解いておいたんだよ。」

 「あ?」

 「揚雲にかかれば、こんな呪いなんぞ朝飯前にもならん。それよりもっと効率のいい、
 そして解呪の困難な呪いも知っているようだからな。」

 「……ちょっと待て。」

 カイルの言葉に、紅蓮の殺気が高まっていく。ちなみに、デュークは現実を理解しきれ
ていないのか、頭を抱えてうずくまっていた。

 「つーと、何か。カイルは、最初ッから全部知ってたのか?」

 「当たり前だ。オレは、今現在も美月が石になっているとは一言も言っていない。石に
 なっていた、とは言ったがな。」

 「ほお……そうか。じゃあ、シーラも元に戻ってんのか?」

 「ああ、こいつらが元に戻ってるからな。向こうにも解呪法を教えたはずだ。元に戻っ
 ているはずだな。」

 それを聞いて、デュークもやっと復活したらしい。ゆらりと殺気を纏って起きあがる。
そして、カイルにいっぱい食わされたことも理解したようだ……怒りに満ちている。

 「そうか……なら、お前は知ってて暴れていたってワケだ。」

 「ふん、ルーンごときになめられたままではむかついて仕方ないからな。ルーンを殺す
 ついでに、解呪法を教えに来てやったんだ。感謝くらいはして欲しいものだ。」

 カイルはいかにも心外だ、と言わんばかりに顔をしかめ、肩をすくめる。が、怒りに満
ちた紅蓮とデュークの気が……そう簡単にはおさまらなかった。

 「そうかそうか、それは感謝しないとなぁ。」

 「そうだよな、紅蓮。三人を石化から救ってくれたんだしな〜♪」

 「は〜っはっはっは! 貴様らも、ようやくこのオレ様の偉大さに気がついたか!」

 「「揚雲に」」

 「なにぃっ?!」

 二人の言葉に、カイルは憤怒の形相で詰め寄った。まあ、自分が感謝されるものとばか
り思っていたのに、自分ではなく揚雲だったのだから。

 「貴様ら、このカイル様に例も言わんとはどういうことだっ?!」

 「だって、解呪法知ってたのは揚雲だし。」

 「ぐ…」

 「それに、カイルのしたコトっつったら……何があった?」

 「紅蓮、貴様の命を助けてやっただろう?!」

 「その前に、死にはぐってたのはどこの誰だったっけ?」

 「ぐぐ……」

 言葉に詰まり、やや後ずさり始めたカイル。ニタリと笑う紅蓮とデュークは、それを阻
止するようにカイルの腕を双方から押さえつけた。

 「き、貴様ら!! いったい何を考えているっ?!」

 「別に〜♪」

 「そうそう。ちょっとシメてやろうとか、そーゆー大切なことはもっと早く言っておけ
 コラとか、全然考えてないからな♪」

 「絶対に考えてるだろうがっ!!!!」

 ジタバタともがくカイル。しかし、大の男二人にガッチリと掴まれてはそう簡単には逃
げられないだろう。

 「……具現化せよ、重力の枷……っと。よし、これで逃走は不可能だ♪」

 「よし、じゃあ連行だ〜〜〜〜!!!」

 「おうっ!!」

 紅蓮の具現化した真っ黒い鎖でぐるぐる巻にされ、さらに大八車の上に乗せられたカイ
ルは、ただわめくことしかできない。

 「あ、そうだ………『デストラクト・マジック』…。よし、これでカイルの魔法は封
 じた。これで、カイルを助けようとするヤツは……。揚雲、こいつ少し借りてもいいか?」

 「……ええ、あまり厳しいことはしないで下さいね。」

 「おう、死にはしないから大丈夫だろ。」

 「はい。」

 「はい、じゃないっ! 紅蓮、後で覚えておけよっ!!」

 躊躇せず即答した揚雲につっこみを入れつつ、カイルは紅蓮を睨み付けた。が、その程
度の視線には十分慣れている紅蓮。あははと苦笑して受け流す。

 「悪ィな、俺はそーゆーことだけは三秒で忘れる鳥頭だからよ。ま、諦めろ。」

 「諦められるかっ!!!」

 「いやいや、人生諦めが肝心だぜ? ま、じっくりと話し合おうや。」

 「んじゃ、ティナ。揚雲のことちょっとの間よろしくな。」

 「はい……。でも、本当にいいんですか?」

 「俺が許す。」

 「許されてたまるかっ!!!」

 ティナとのやりとりを大声で邪魔され、むかついたのだろう。カイルの口を無理矢理こ
じ開けると、丸めた布を突っ込み、さらに猿ぐつわを咬ます。

 「っせぇな……ちったぁ静かにしてろ。」

 「むがー!!!!」

 「んじゃ、しばらくの間留守にするから。朋樹、アリサさんに心配しないように言って
 おいてくれ。」

 「う、うん……(汗)」

 朋樹の肩にポンと手をおくと、デュークは手を振りながら大八車を引きにかかる。紅蓮
は後ろから押していくらしい。

 「お、そうだ。魔術師ギルドよってくか? 上手くいけば、シーラと話できると思うぜ?」

 「いや、最初にこれをシメてからだろ? その後、ゆっくり逢いに行くさ。」

 ……そんな会話を談笑しつつ、二人と大八車はどこかへと向かっていった。後に残され
た者達は――ある者は紅蓮とデュークの目に怯え、またある者は今の現状を忘れようと必
死になっていたという。








 三日後。心の底からすっきりとした顔の二人が街に姿を現した。紅蓮はいつものように
さくら亭で働き、デュークはアリサに心配をかけたことをわびた後、シーラに逢うために
ローレンシュタインへと向かった。そして、エンフィールドにはいつもの日常が訪れた…。






 ……そして、カイルはと言うと……

 「………(がたがたがた・・・((゜− ゜)))」

 「…………はぁ………」

 「………(がたがたがた・・・((゜− ゜)))」

 「紅蓮さん、少しお仕置きが厳しすぎたみたいですよ………」

 「………(がたがたがた・・・((゜− ゜)))」

 三日三晩、虚ろで焦点の合ってない視線を宙に漂わせ………気がつくまで、全身を小刻みに震えさせていたという。


 「……ダメだ…やめろ……うぁ……く、来るなーーー!!! <( ̄□ ̄)>」












 後書き

 ども。ともです。
ふぅ……こんだけの話を、短期間で書くのは辛いです……。
って、課題とかで修羅張ってるのに何してるんだ、わて……(爆)

ま、ともあれ。
以前、紅蓮とティナの過去のお話で出てきたルーン……彼が、逆襲してくるといったお話です。
ちなみに。
彼のしたかったことは、紅蓮、デューク、カイルの大切な人間を石像にし………
三人を精神的に追いつめようとしてたんです。
SS中で、それを伝えることが難しかったので……仕方なく、こっちに書いてしまいました(爆)
でも、結果的には暴走させてしまっただけでした。
ルーン、魂まで消滅してしまいましたし…踏んだり蹴ったりですね、逆襲してきたわりには(苦笑)


しかし、紅蓮はなんか……敵無しだなぁ……(汗)
でも、これでも過去にはいろいろ負けたりはしてたんですけどね。
いや……それはまた、別の話か。

では。
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