中央改札 悠久鉄道 交響曲 感想 交響曲

「過去を求める者3」 D・F  (MAIL)
森の中にある小屋のドアの前に・・・
小さな使い魔が・・・
その使い魔の名前は・・・


過去を求める者3


「ヒマ〜〜〜」
小さな使い魔がドアの前を飛んでいます。
「ヒマ〜」
「ヒマ〜〜」
「・・・・・・」
しばらくドアの前を飛んでいた使い魔が空中に浮いたまま止まってしまいました。
なにか考え事をしているようです。
・・・・・・
「よし!決めた!!」
どうやら考え事が終わったようです。
「アイツは起きるまで寝かしといてやれとか言っていたがもう我慢できねえ」
「さっさとあの魔法バカを起こしてこんなヒマな所からおさらばしてやる」
そんなことを言いながらドアに近づいて行きます。
あと、もう少しでドアに手が・・・
バタン!!
と、いきなりドアが開きました。
ドアの前にいた使い魔は、ドアに弾き飛ばされて地面に転がっています。
ドアを開けたのは金髪の少女でした。
少女は地面に転がっている使い魔の方にふらふらと歩いていきます。
そして・・・使い魔を踏んでそのまま歩いていってしまいました。
あ、使い魔が起き上がりました・・・凄い早さで少女の前に飛んでいき・・・
「なにしやがるこのヘボ魔法使い!!」
と、言いました。
すると、少女は・・・
「誰が、ヘボ魔法使いですってー!」
と、言って使い魔を見ました。
どうやら「ヘボ魔法使い」に反応したようです。
「おまえ以外に誰がいるって言うんだよマリア」
「・・・・・・」
「ん?・・・どうした?」
「・・・・・・」
少女・・・マリアは、使い魔の顔を見たまま止まってしまいました。
「オレ様の顔になにかついてるか?」
「な・・・・・」
「な?」
「なんでヘキサがここにいるのー!?」


森の中にある小屋のそばに・・・
小さな使い魔と少女がいます・・・
その使い魔の名前は・・・
・・・ヘキサ


続く

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