中央改札 悠久鉄道 交響曲 感想 交響曲

「誰かが抱いた願い事」 皐月



エンフィールドの夜・・・
今日の夕方頃から降り出した雨が道に弾け韻を出している
空に紫光の雷が疾り所々で大きく音を出す
そんな普遍の雨の夜に事件は起きた・・・





暗い部屋の中窓から入り込む稲光が僅かばかりに様子を見せる
その床に倒れている二つの人影
そしてその前に立つ人影
立っている人間がぶつぶつと言葉を繰り返す

「貴方が悪いんです、貴方が悪いんです、貴方が悪いんです・・・」

と、

言葉遣いからおそらく女性だろう
光を妖しく反射させる眼鏡をかけその奥の瞳は虚ろに妖しく輝いていた
この雨音が響き渡る街の夜に起きた事件はこの瞬間に始まったのだった




               DARC番外編(嘘)
        
        雨の日は濡れてびしょびしょになっちゃうからいやん
        お気に入りの下着濡らしたくないのに・・・
         (by.リーちゃん(リカルド)の日記より)




新しい朝が来た、何とか体操のフレーズを抜粋しながら今日は昨日の天気が嘘のように
晴れ渡っている
だがしかし、街のとある場所では暗雲立ちこめて雨はおろか魔物まで降ってきそうな
天気になっている場所がある
その場所とは?

エンフィールド学園・・・その男子寮だ
古来より部外者の男にとっては(アレな人は除く)禁忌の場所の一つ
(他には○○バーとか)である場所に今日は幾人モノごっつい人が立っていた
そこに現れる世紀末的主人公のカオス君

「あん?なんの騒ぎだ」

普通騒げそうにないところで騒いでいるので思わず自身も何事かと思ってしまう
すると・・・

「お答えしましょう」
「!!!!!」

本当に・・・本当にどこから現れたのか唐突に現れるトリーシャ
最近人間外な力を身につけたようだ
もうそれこそ思いっきりびっくりしたカオスであった

「い、いつのまに・・・」
「気にしちゃいけないよカオスさん。それに今はそんな場合じゃ無いでしょ」
「そ、そうかな?」
「そうよ」
「そうなんだ」
「そうなのよ」
「そうかもしれない」
「そうなんだから」
「そうだよな」
「そうなんだよ」
「そう・・・ごがぁ!!」
「さっ。カオスさん人の話聞こうね」

不思議なことにカオスが股間を手で押さえ悶絶している
全く持って不思議だ。おそらくトリーシャの背中から見える何かの柄と数瞬前の
何かがグシャァとつぶれるような音は関係ないだろう

「カオスさんどうしたの?」
「ト、トリーシャぎざま・・・」

カオスは泣きながら言っているが全然聞いていないトリーシャ

「ふーんまっいいか。それでねそれでね実はこの男子寮の中で心中事件があったんだって
 そ・れ・も相手は私達がよく知るあの二人! アレフさんとクリスだったのよ!!」
「・・・・・・さっ店に帰って仕事をしなくちゃな。じゃぁなトリーシャ」
「ちょ、ちょっとまってよカオスさんてば。DARCじゃカオスさんは
 ジョートショップにいないんだからそれはないよ」

的確だ

「おいおいなに言うんだ?トリーシャ。俺はいま冤罪をかけられて何とか再審請求を
 通らせようとみんなとがんばっているところだろう」
「シャチョさんそれ作品違うね」

お前の方が違うぞトリーシャ

「いやぁぁぁ!現実を告げないでぇ!私の心を犯さないで!私の中に入ってこないで!」
「それセリーヌさんの・・・」

声は同じだがキャラが違う

「ホ○はいやだぁ!!」
「か、かおすさん?」

多分昔何かあったのだろう異様に錯乱しているカオス
過去のお話みてみたい人はこちらまでご連絡を(無いですって)

「JUNEな世界なのね。そうなのね」

とりあえずなぜ知っているかはともかくトリーシャは背中よりチョップ棒を取り出し
カオスに振り下ろす

「させるかっ!!」
「なに!よけただと」

は、いいとしてしばらくの間熱い攻防繰り返す二人
そんな二人にすぐ近くにいる自警団員がほおって置くことは無かったのだった

そして物語は続く




次回予告:

自警団員に捕まった二人。彼らは自分たちの無罪を証明するために立ち上がった
迫り来る『最強のリカルド』とその部下『衝撃のアルベルト』

「無駄無駄無駄無駄無駄ぁ」
「AT・フィールド全開・・・」

止まる世界、築かれる絶対領域

「き、貴様イブ・ギャラガーか!!」
「知らない。多分私は3人目だから・・・」

そして馬鹿(皐月)の声がこだまする
「収集つかんぞこらぁ!!!」

と、言うわけでこの次もサービスサービスぅ     

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