APPLE PARADISE BBS Vol.6-Thread No.594

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594
date	2001/1/4(木)17:16
uname	真
subject	手塚治虫と大友克洋

今出ている「週間文春」で、
“手塚治虫が大友克洋にかけた言葉”のエピソード
を元手塚プロの漫画家石坂啓が明かしています。
(といってもコミックボックスの特集号でも言っているので、方々で言ってるみたい。)
877
date	2001/5/23(水)14:24
uname	真
subject	“手塚治虫文化賞”と大友克洋

“手塚治虫文化賞”受賞作家の、
大友克洋に関するもの(コメント等)を見つけ出してみた。

第3回の「朝日新聞」(6月4日)の受賞の記事で、
大賞、優秀賞のどちらのコメントにも(浦沢直樹はともかく、さそうあきらも)、
大友克洋の名が出てくるのは、さすがというばかり。
特別賞の夏目房之介は、大友作品を評して“ミもフタもないリアリティ”。

第4回の大賞の諸星大二郎は「ユリイカ」に“眩暈”という文を寄せているが、
その中の「誰かが大友克洋の絵は麻薬だといっていたけれど・・・」の“誰か”というのは、
“メジャーとマイナー”という対談記事(「手塚治虫対談集3」に収録されているので、
それで容易に見ることが出来る)で判明する。
優秀賞の望月峯太郎は「ぱふ」(86年12月号)のインタビューで、
「大友克洋先生と友達になって“峯ちゃん”“克ちゃん”の仲になるとかいってました。(笑)」
特別賞のフレドリック・L・ショットは“漫画鏡”という記事の中で、
記者(聞き手)「大友さんのマンガの登場人物って、顔がいかにも東洋人そのものじゃ
ないですか。違和感ないですか。」
ショット「そんなこと感じたのは日本人だけでしょ。変に鼻の高い白人系の顔ばかり
登場する方が不気味ですよ。」
914
date	2001/6/2(土)16:26
uname	真
subject	re(1):“手塚治虫文化賞”と大友克洋

ついこのあいだの朝日新聞の「手塚治虫文化賞」受賞者の記事を見て、
相変わらず上位にノミネートされ、同じ理由で受賞から外される「ベルセルク」を見て、
新刊(21巻)が出ていたことを知った。

買ってきて、読んで、・・・シビレた!いやー凄い。
私は途中から雑誌では読まないようにしていたのだけど、
これって「AKIRA」連載時に起こった現象と同じ感覚なのかな?
今、その時と同じようなものが展開されているのかと思うと・・・。

「ベルセルク」のファンジン本(でいいのかな?)の作者三浦建太郎のインタビューで
こんなコメントがあった。
「日常会話にリアリティを持たせることが、すごく気になってた時期があったんですね。
 『AKIRA』とか読んでた頃なんですけど、『AKIRA』って日常会話がうまい
じゃないですか。
 普通に人が喋るようなシーンで、普通に喋ってるんですよね。あれが出来ないとリアル
じゃないって思ってた時期があって。」

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