戻る次へ

旅行、とりわけ海外に行くとなると、気になるのは天気。せっかくの楽しみにしていた旅行も雨、特に雨季にあたってしまっていたら気分が沈んでしまいます。ランカウイに関する質問でも、雨季に関するものが多いことが、関心の高さを裏付けています。

ランカウイの年間の平均気温が28度程度(最高気温の年平均は31.9度、最低気温の年平均は25.3度)。ベストシーズンは12月から3月くらいですが、それ以外の時期でも問題はありません。ただ、6月から9月くらいまでは雨が多く、比較的蒸し暑い日々が続きます。

ランカウイの天気・気候について記載していある雑誌、資料などの中には、6〜9月の間が雨季と記載していあるものが結構ありますが、正しくはありません。確かにモンスーンの影響で、6〜9月以外の月と比較すると降水量は多いですが、他のアジアビーチの雨季といわれる時期には、場合によっては月の降水量が400mlを超える事もあるので、200〜300mlのランカウイの場合は、必ずしも雨季に該当するとはいえないのです。また雨季・乾季という言葉自体、気象学的に明確な概念があるわけではないので、その言葉のイメージに振り回されないようにすることが大切です。

ちなみに、日本で雨の多い梅雨や秋雨の時期の降水量は200mlほどですが、平均日照時間はランカウイの方が2時間ほど長いなっています。これは日本のように1日中曇天、またはシトシト降り続くわけではなく、短時間に多くの雨が降るためです。赤道に近いことも関係しているので単純に比較できませんが、雨が多い時期だから晴れないというわけではないのです。角度を変えれば、雨が多い時期でも、日照時間の平均が最低で6時間もあるわけですから、滞在中にまったく太陽が顔を出さないということは、可能性としては低いといえます。


トップ基本情報 | アクセス | 島内交通地域情報 | 天気予報 | 注意事項 | 地図 | パビリオン