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 福井鉄道

 

福井と武生を結ぶ福武線を営業している鉄道です。以前は南越線などもありましたが廃止されています。JRとの競合区間でもあることから急行も運転しています。福井新からは路面を走ります。

福井鉄道 福井鉄道

 

 京福電気鉄道(福井支社)

 

京都電燈の手によって建設された福井〜勝山の越前本線、東古市〜永平寺間の永平寺線、福井口〜三国港の三国芦原線の3線を持ち、路線規模は京都本社より大きくなっています。最近久々の新車が登場しましたが、立て続けに2件の衝突事故を起こし、現在営業休止となり、京福電鉄としては継続を断念、現在、地元による第3セクターでの運転再開を模索しています。


モハ5001形

今年になって登場した新車両で 、完全新製の車体に豊橋鉄道1900系の足周りと
冷房装置を搭載した車両。写真は勝山市がデザインした「恐竜エキスポ」をアピールした車両です。



京福福井モハ2201型
モハ2201形

阪神電気鉄道3301形を払い下げた車両で、軌間(レールの幅)があわないため、
台車を国鉄から払い下げた台車に履き替えて使用しています。
京福福井では阪神と南海の払い下げ車両が主に活躍しています。

 

 北陸鉄道

 

金沢を中心として路線を持つ私鉄で、2路線を持っています。そのうち浅野川線は金沢駅前再開発に伴い、北鉄金沢駅が地下化されることになってます。それに備えて、京王電鉄から3000系車両を譲り受けています。

北陸鉄道8800系
8800系

元京王3000系のうち、片開きドア、狭幅車体で登場した初期の2編成です。
第3編成以降の両開き、広幅車体の車両は8900系としています。
北鉄では、スノープロウの取り付けを行っています。

 

 加越能鉄道

 

高岡から越の潟を結ぶ万葉線を営業する鉄道です。路面を走る鉄道にしては珍しく単線で、路上で列車の交換を行っています。この鉄道も経営不振で、第3セクター(株)万葉線が路線を引き継ぎ再出発しています。

加越能鉄道万葉線

 

 富山地方鉄道

 

大手私鉄を除く民鉄では最大の路線網を持つ私鉄です。沿線にアルペンルートへの玄関口、立山を持っているため、JRからの直通特急も運転されています。車両は自社製と譲渡車両の両方が在籍、最近黄と緑の新塗装への変更を行っています。偶然にも鉄道線車両全型式を撮ることができたので、鉄道線については全型式紹介します。

富山地鉄14760系
14760系

富山地鉄が1979(昭和54)年に新造した車両で、翌年、鉄道友の会の
ローレル賞を受賞しています。写真は14760系増結用のクハ175です。



富山地鉄14720系
14720系

1961(昭和36)年に新造した車両で4両のみ在籍しています。



富山地鉄10020系
10020系

1961(昭和36)年に新造した車両で、64(昭和39)年にも追加投入されています。
左の車両は増結用のクハ171です。



富山地鉄10030系
10030系

京阪の特急電車3000系を譲り受けたもので、軌間(レールの幅)が合わないため、
足周りは営団3000系のものを使用しています。



富山地鉄16010系
16010系

西武の特急車5000系「レッドアロー」を譲り受けたもので、富山地鉄では唯一
3両固定編成を組んでいます。足周りは国鉄(JR)485系のものを譲り受けて使用しています。



富山地鉄軌道線 富山地鉄軌道線
富山地鉄には鉄道線のほか、富山市内の軌道線も運営しています。新車両(右写真)も導入されています。

 

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