THE ALFEE
"Final Count Down A.D.1999"
1999 11/20   at広島郵便貯金ホール


1 Hysteric Psychedelic ∞
2 CRASH!
3 CRIMSON KISS
〜MC〜
4 Justice For True Love
5 希望の鐘が鳴る朝に
〜MC〜
6 Every Woman デイヴ・メイソンのカバー
〜MC〜
7 シュプレヒコールに耳を塞いで
8 Ticket To Ride [涙の乗車券] ビートルズのカバー
9 暁のパラダイス・ロード
〜MC〜
10 晴れ後時々流星
11 DNA Odyssey
12 Dark Side Meditation
13 星空のディスタンス
14 孤独の美学
15 AUBE〜新しい夜明け
(ENCORE 1)
1 悲劇受胎
〜サポートメンバー紹介〜
2 AMERICAN DREAM
3 鋼鉄の巨人
〜Mr.SAKURAI 一千年代最後のパフォーマンス〜
4 D.D.D!
5 LONG WAY TO FREEDOM 欲望男Version
(ENCORE 2)
〜MC〜
1 The Way

My Seat:立見席


  秋ツアー、中盤戦(笑)、広島2Days初日!とりあえず、高松のやつを基本にして、書き忘れや変更点、そしてMCが中心のレポになると思います。まずは、見間違いから(笑)。高松レポでは上のモニター、左に「orb」、右に「AUBE」と書いたけど、逆でした(笑)。オープニングの映像、3人が登場する頃には、『orb』収録曲のタイトルが高速で映し出されていく、そして最後に「Hysteric Psychedelic ∞」で止まる!(字がCGでちょっと立体的になって、「∞」が拡大縮小回転…/笑)高松ではこの曲のサビであまり拳上がってなかったような感じだったけど、今日は上がってました。こういうテクノ調の曲で拳が上がるってのは、やっぱ完全にアルフィーサウンドになったって証明じゃないかなって思いますね。続いての「CRASH!」。最後の♪Crashing in the night!…のとこで、中央のモニターの正面で、見つめ合いながら叫ぶ坂崎と高見沢(笑)ここの間奏で、暗転して2人がシルエットに見える効果がかっちょいい!

  最初のMC、坂崎「こんばんわー!うーっす!…はい、1000年代最後の、広島2Daysがやってまいりました!もう広島は熱い!この2日間は、えらいことになるよ〜!(笑)いつも言っておりますが、日常のイヤな事、上司のセクハラ、家庭不和、教師のセクハラ!…最近はこういうのもありますからねぇ(笑)。そういうのをアルフィーのコンサートで晴らしてほしいと思います!2階席や、今日は立見もいるね!1階席の後ろの方の人も、最後まで楽しんでいって下さい!それでは、僕達の一番!新しい!シングル曲をお送りします『Justice For True Love』

  MC2、坂崎「座りました。それでは皆さんもお席の方に座ってください、立見の人は立ったままね(笑)。さて、99年、アルフィーにとってはバタバタと忙しい1年でした。この間、ベルリンでコンサートをやってきまして、日本からも1000人くらい応援に来てくれてね(ここで客席から「行ったー!」って声が)あ、来てくれたんだ?わざわざ10万円くらい払ってねぇ(笑)ありがとうございます!でも、ほとんどのファンのみんなは日本から応援してくれたんだよね、帰ってきたよ!ただいま!おフロにするか?それとも食事?なんてね(笑)…やっぱり後ろに本物のブランデンブルグ門があるってのは、感慨深いものがありましたね。このベルリンの模様は12月22日にビデオとなって発売されますので。あと、この間『情熱大陸』という番組でも放送されてましたね。あれはけっこういろんなところで反響があったみたいで、読○新聞のテレビ評に出てたそうです。見てた人も多かったそうで、あの、林家三平師匠の奥さんも見てらっしゃったそうですよ。あ、あとブラザートムさんが『見たよー、”世界遺産”』って、そんな、人間国宝にもなってないんですから(笑)。テレビといえば、『うたばん』も放送されましたよね!(場内爆笑)もう、高見沢を非常に気に入った、あの男が(笑)。もう僕と桜井出る幕なし(笑)。あの収録のあと、高見沢、中居くんと飲みに行ったそうですよ(観客「えぇ〜〜っ!」)。なんでも、中居くんがしつこいんで、高見沢も『分かったから、連れていくよ!』って感じだったそうで(笑)。あ、あと雑誌だと『ARENA 37℃』に表紙から載ってますので、そちらの方もよろしくお願いします。それでは、アルフィーの元祖!この方をご紹介しましょう。桜井、賢さんです。」
  桜井登場。だけど、1度イスに座ろうとして、なぜか変な座り方を(笑)そして納得いかないように舞台袖に帰る(笑)。再び戻ってくると、客席から「さくちゃ〜ん!」って声が。「さくちゃん、漢字で書くと『桜(さくら)ちゃん』ね(笑)」それから結成の経緯をちょっと話す。…(中略)…坂:「この人、まだFAXも持ってませんからねぇ(笑)」桜:「失礼な!持ってますよ。もらいものですけどね(笑)」坂:「あはは、もらいものなんだ(笑)」桜:インターネットって、何?(笑)」…(中略)…坂:「ミュージシャンにもFA制度があったら、どうなるかな?ラルクのベースが新しく入るとか、tetsu(笑)あ、GLAYのJIROなんかもいいな(笑)」客席から「えーーー!やだーー!」って声がたくさん…。桜:「それじゃ私はどうすんですか!」坂:「そうなったら、あなたは真ん中でボーカルをやるんですよ(笑)…(中略)…それでは、この人をお呼びしましょう。高見沢さんです!」
  高見沢登場。坂:「今日も白い馬が舞台袖にいるんですか?(笑)…(中略)…桜井がメインボーカルでデビューするはずだったのに、ディレクターが新しく入ってきた高見沢を見て、『高見沢君でいこう!』で、結局、高見沢のメインボーカルでデビューしたと(笑)…(中略)…それでは、今回のツアーでは僕達が昔コピーしてた曲を演ってるんですが、今日はデイヴ・メイソン!…知ってますか?そのデイヴ・メイソンの『Every Woman』という曲を演りたいと思います。…エブリーウーマン…毎日女…(笑)あ、違うか?"Everyday"で”毎日”だもんな(笑)まあ、歌詞から意味を考えてください…って分かんないって?(笑)それでは、デイヴ・メイソンで『Every Woman』」

  坂崎チューニング中。桜:「えー、だんだん寒くなって参りました。薄めの布団で寝ていると、凍え死にます(笑)。かと言って、厚めの布団で厚着をして寝ると、汗をかいて風邪をひいてしまいます(笑)。(ここで、坂崎のギターが「ビヨ〜ン」って音)はい!いきなり下がってますぅ!(笑)」で、また話が盛り上がってきたところで、坂:はい、ありがとうございました!(笑)」…で、ここからちょっと話の内容覚えてません(苦笑)大まかに言うと、学生運動がどうたらって話で、桜井様が「メリーアン」の寸前まで学割使ってた(笑)とか、そういう話から「シュプレヒコールに耳を塞いで」へ。あ、そういえば、桜井が「昨日ニュース見て、びっくりしちゃったよ。広島、怖ぇ〜(笑)」って言ってたなぁ。(説明すると、この時、広島では祭りで、2夜続いて、暴走族と機動隊の抗争が起きていたのでした。この夜も帰る途中で見たけど、やってたなぁ…)そして「Ticket To Ride」の後、「暁のパラダイス・ロード」!めっちゃ久しぶりですぅ!それにしても、最近の傾向から考えて、この辺のコーナーで、こういう曲演るの珍しいよなぁ。まぁ、MC長いから座ってる時間は長いけど(笑)。

  MC、高見沢「僕はアルフィーに入るまで、自分の声がどれ程高いか知らなかったんですね。僕は神戸でラジオ番組をやってるんですが、そこに届いたEメールに、飼っている犬にアルフィーの曲を聴かせたっていうのがあったんです。まず坂崎のボーカルを聴かせたら、すやすやと眠ったそうです。次に、桜井のボーカルを聴かせたら、無反応だったそうです(笑)。そして最後に!僕のボーカルを聴かせたところ!…機嫌が悪くなり、時折変なうなり声をあげたそうです…(笑)。なんだか、そんなところでも、孤独を感じてしまいました(笑)…(中略)…この間、しし座流星群が話題になりましたよね?僕は、去年見に行ったんですが、わりと広い原っぱに行ったんですけど、いる人みんな上向いてて、怖いね!(笑)歩いてたら、何か踏んだみたいで、見たら、寝転がって空を見てるおじさんでした(笑)。しかし、真夜中なのに、こんなに人がいて、みんなヒマなんだな〜って思いましたね(笑)。それでも30〜40くらいは見えたかなぁ…」と、いうところで、あとは高松とそんなに変わらない内容を話してたのでパス!(爆)。で、後半戦になだれこむわけですが、やっぱり「DNA Odyssey」は、ちょっと短くなってる!前からLiveじゃあそこの部分カットしてたっけか?最後の「AUBE〜新しい夜明け」はサビで拳を上げるか、静かに聴くかという論争が一部で起こっておりますが(笑)、高見沢先生が「カモ〜ン!」って叫ぶもんだから、上げないわけにはいかんでしょう(笑)。高松の時は、悩んだあげく、最後のサビで上げてしまった私です(笑)。

  さて、アンコールです。まずは「重金属」コーナー!最初に出てくる文字だけど、最初に「重金属」が横回転で現れて、途中から「Heavy Metal」が縦回転でかぶさってくるようになってた。で、ステージ袖から坂崎登場。そして、階段の上、中央のモニターのところから、イントロのリフを刻みながら桜井と高見沢が!今回も、「悲劇受胎」「AMERICAN DREAM」「鋼鉄の巨人」という構成。最後にモニターに登場する「鋼鉄の巨人」の文字。「鋼」が上から下、「鉄」が下から上というように、5文字が、互い違いの回転をしていた(笑)。
  そして桜井コーナー!モニターに映し出される文字は「A.D.1999 Mr.SAKURAI〜一千年代最後のパフォーマンス!〜90年代 OJISAN Performance名場面集!〜広島ヴァージョン Part T〜『炎の料理人登場!』シェフの格好で、桜井が登場!「ワタシ、周トミトミ言いマス!香港デ15年修行したネ。どうもこのコーナー始まってから腱鞘炎になりそうだよ(笑)。…みんな料理は好きかい?(客席「イエー!」)食べるほうじゃないぞ、作る方ヨ!(ちょっと反発する客席)君達は一生外食してなさい!(笑)料理はネ、一生懸命作る事が大事!愛ヨ、愛!おいしくないと愛情が足りないって事ネ。レンジでチンでも、いいかもしれないけどネ、(ここで手に持ったナベを股間に持ってきて)チン!なんてネ(爆)…料理は手際良く、野際陽子!?なんてネ(笑)…(中略)…このナベすごく重いのヨ、普通本物使わねーだろ!?(笑)ナベ振るのは腰が命ヨ!(と言いつつ、ナベ振りながら腰振る周サン/笑)さて、今日作るのはタマゴ料理!タマゴはネ、ビタミンDが豊富なのヨ〜(笑)ビタミンD、忘れないように覚えて帰るヨ!記憶に入れよう!いいか!ってキャラ変わってるな、俺(笑)。ワタシが『D!D!D!』って言ったら、みんなも『D!D!D!』って言ってネ、3回ヨ!3ってのはいい数字なのヨ、アルフィーも3人でしょ(笑)、次にワタシが『D!』って言ったら、みんなも『D!』早いヨ、ココは(笑)…」で、D!のかけあいから、「D.D.D!」へ!最後に周サン、ナベを大きく振って、中身を落とし(笑)、それを拾ってから去っていった。高見沢は今回もピンクのスーツだったけど、素肌に直ではなかった。やっぱ寒くなったからか?そして最後はやっぱり「LONG WAY TO FREEDOM」!今日も、燃える欲望!最後の「オーイエ〜!」のシャウト。やっぱり反応が気に入らないらしく(笑)理性を捨てて…野獣になって…ワオ〜ン!(笑)」で、オー!イエー!!とオー!ラーイ!!の連呼で盛り上がる!高見沢先生、桜井を突き倒し(笑)、耳元で「オーイエ〜!」と叫んでおった(爆)。こうして1回目のアンコールは終了。

  2回目のアンコール。高見沢MC「アンコールどうもありがとう!さすが広島!素晴らしいノリをいつもありがとう!…えー、僕達は今年の8月25日にデビュー25周年を迎え、26年目に突入したわけですが、今回のツアーは、その25年のアルフィーの全てを見せよう!ということで、重金属から、軽音楽まで(笑)アコースティックなものから、ハードなもの、果てはダンス系まで(笑)!これだけいろんな音楽が聴けるのはアルフィーしかいません!自画自賛です!(笑)誰も言わないから自分で言うしかないという(笑)」ここで、坂崎が、「一石二鳥」など、四字熟語をいろいろ言い出す(笑)で、最後に(これ言ったの桜井だったかな?)「四面楚歌」と…。高:「まぁ、明日に期待しましょう(笑)」で、高見沢が話を続ける中、坂崎と桜井が、何やら密談を…(笑)高:何話してるんだよ、君達は!(笑)」坂:「桜井が『四面楚歌』って、”国敗れて山河あり”ってやつだよなぁって(笑)」高:「ああ、そうだよ!(笑)」坂:「ほらみろ〜、高見沢がそうだって言ってるじゃないかよ〜(笑)」桜:「だって漢文苦手だったから…(笑)」高:「まったく…楽しいなぁ(笑)…今までいろんな事がたくさんありましたけど、もうお先真っ暗です(笑)」ここからは、高松とそんなに変わらない事言ってたので、印象に残ったここだけ「あきらめるという言葉は『明らかに見極める』という意味があるんだそうです。人生の中で、あきらめなければいけない場面があったとしても、明らかに見極めた上で、次の道に進んで行ってほしいと思います…」この話、高松でも確か言ってました。そして最後の「The Way」へ。

  今回も、俺の席は立見でした。立見もめっちゃ多くて、今回は始めから、2階席の通路に立見の人を流していました(春ツアー、広島レポ参照)だから割と広くなったし、1曲目の途中で、後ろに人いない事確認して、お立ち台(50センチくらいの台があった)の上に立ったんだけど…アンコールのあたりで後ろ見たら、いたんですよね…なんかちょっと落ち込んでしまいました…
  というところで、初日はおしまいです。 (1999 12/4)


Special Thanks
きりはらさんムムさんDonaldさん
ツッコミ、サンクス!(笑)