THE ALFEE
"Final Count Down A.D.1999"
1999 12/28   at大阪城ホール


1 Hysteric Psychedelic ∞
2 CRASH!
3 CRIMSON KISS
〜MC〜
4 Justice For True Love
5 希望の鐘が鳴る朝に
6 Flower Revolution
〜MC〜
7 風を追いかけて
8 My Truth
9 Ticket to Ride [涙の乗車券] ビートルズのカバー
10 OVER DRIVE
11 夢よ急げ
〜MC〜
12 晴れ後時々流星
13 DNA Odyssey
14 Dark Side Meditation
15 星空のディスタンス
16 二人のSEASON
17 AUBE〜新しい夜明け
(ENCORE 1)
1 悲劇受胎
〜サポートメンバー紹介〜
2 恋の炎
3 鋼鉄の巨人
〜Mr.SAKURAI 一千年代最後のパフォーマンス〜
1 モナリザの微笑 (沢田研D)
2 魅せられて (じゅD・おんぐ)
3 勝手にしやがれ (沢田研D)
4 D.D.D!
5 SWEAT & TEARS
〜Communication Breakdown〜
(ENCORE 2)
1 明日なき暴走の果てに
〜MC〜
2 The Way

My Seat:スタンドA19列7番


  ついにやってきました。A.D.1999ファイナル・大阪城ホール!まずは初日から。さすがにアリーナ系の会場になると、セットも多少大きくなっていて、モニターが上の方左右に1個ずつ追加されていた。そして、吊られているモニターの文字。「AUBE」(左)と「orb」(右)だったのが、「AUBE」(左)と「A.D.1999」(右)になってた。武道館からこうだったのだろうか…。まぁ、何はともあれ、本日もオープニングから不動の3曲!高見沢先生の衣装、袖にスターに○きのっぽい、ヒラヒラ(なんていうの、これ?/笑)がついてる…。

  最初のMC、坂崎「こんばんわ〜!ういーっす!さあ、いよいよ1000年代最後のツアーも、最後の場所・大阪城ホールにやってまいりました!もうこの2日のみ!悔いのないように!終わった後、寝屋川界隈では笑顔の集団であふれていることでしょう(笑)え?そこ寝屋川じゃない?(笑)…(中略)…毎回言っておりますが、アリーナはもちろんのこと、スタンド!後ろの方も!中には風邪をひいてる方もいらっしゃると思いますが、最後まで楽しんでってください!(ここできっかけは忘れたけど、高見沢が「ギューン」とギターを鳴らす)ありがとう高見沢(笑)。ほんと彼はいろんな音が出せますから(笑)。さぁ、今日は楽しい事になりそうです!(笑)1000年代のイヤな事をここで全部祓って帰ってください!それでは、1000年代最後のシングル曲ですね、『Justice For True Love』そして、「希望の鐘が鳴る朝に」まで終わり、MCかと思ったら、聞こえてきたマーチングドラム!「Flower Revolution」だ!大阪ゆかりの曲ですしねぇ(詳細は下のMC参照/笑)

  高松&広島なら、ここで坂崎は椅子に座ってたんだけど、本日は座らず。MC、坂:「はい、どうもありがとう!皆さんはどうぞお席の方にお座りください。さて『Flower Revolution』をお送りしましたが、これは花博のテーマソングだったんだよね。90年!こう考えると、90年代もあっと言う間でしたねぇ…(ここらへんで、アリーナに遅れて来たらしいお客が)…あ、どちらの席ですか?への3番?(笑)…(中略)…毎年大阪城ホールで、コンサートはやってますけど、じゃあ84年から毎回来てる人!(けっこう手が上がる。すげぇ…)桜井は来てた?(爆)街角で見かけたとかはダメよ(笑)。それじゃアルフィーのコンサートが生まれて初めてって人!(ぱらぱらと上がる)ちょっと遠慮がちなお兄さんなんかがいますねぇ。中には『いけね、2曲しか知らねぇ!』(笑)って人もいるかもしれませんが、そんな時は隣近所のくわそうな…かんでます!(爆)え〜、くわしそうな人に聞けば、今の曲は86年の何月に出たなんとかってアルバムのB面の何曲目で、当時高見沢さんの髪型はこうでしたとか(笑)いろいろ教えてもらえますので。知ってる曲の知識の振り幅が広いですから(笑)。こないだ拓郎さんのコンサートに高見沢と行ったんですよ。手なんか握ったりなんかして。(客席から「やっぱり〜〜っ!(笑)」って声が)って、してねぇって!(笑)まったく、ちょっと言うとすぐ広がるんだから!(笑)で、振り幅が広いのは拓郎さんも同じなんですよね。ある曲が終わった後、高見沢が『今の曲、何?』って(笑)。でも、そんな中からいろんな交際ができるんですよね(笑)。
  桜井さんです!生物ですから、食べるなら今のうちですよ(笑)早くしないと賞味期限が切れますので…(笑)」
桜:失礼じゃないか!(笑)…えー、世間ではいろんなところで『ミレニアム』(笑)コンピューター関係の方は2000円問題で大変だろうと思います(笑)、何も起こらない方に2000円(笑)」坂:あなたのところでは関係ないでしょ?(笑)」桜:失礼な!(笑)…(中略)…えー、確かに私の村にはコンピューターがありません。しかし、発電機くらいならあります(笑)。電気がないというだけで、ベースという楽器は…(といいつつ、PAに音を落としてもらい、生のベースの音だけに)…ほら、こんなにも情けないものになってしまいます(笑)。」
  坂:「それでは、電気の方を紹介しましょう(笑)高見沢さんです!」高見沢登場。坂:「電気がないと彼は大変ですからね〜(笑)」桜:「その衣装、ひざから下が冬物なんですか?(笑)…(中略)…高見沢はコンピュータたくさん持ってますからねぇ。ヨ○バシカメラよりあるんじゃないかという程に(笑)、あ、ギターの方がすごいか!(笑)坂崎のカメラもそうだな(笑)。まぁ我々はカウントダウンライヴとかしませんから(笑)。2000年になった瞬間、ギターの音が”うんにゃ〜”ってなったらカッコ悪いじゃないですか(笑)。やっぱりこういう時、個人で守らないといけませんね。しかし日本にはおせち料理というものがあります(笑)…(で、坂崎と、保存してたら腐るとかそんな感じの話をして)…そんなんじゃ人間大きくならないよ!」坂:「もうこれ以上伸びないよ!(笑)逆にだんだん小さくなっていって、5年後にはバブバブって(笑)。えー、スタッフが早くしろってうるさいんですが、止まらないんですよ!(笑)それでは、曲にいきましょう。この曲は久々に演りますね。『風を追いかけて』これも初めてLiveで聴きました。アコースティックではなく普通のバンド形態で進む中盤戦。久しぶりの「My Truth」それから「Ticket to Ride」と続き、次に聴こえてきた曲は…「OVER DRIVE」!これから「夢よ急げ」に続く流れも久しぶりだ!♪い〜く〜つ〜も〜の〜…は桜井様カモン!って言って歌ってないもんなぁ〜(笑)

  MC、高見沢「はい、どうもありがとう!(ここで、「王子〜!」って声がたくさん…)けっこー、その…王子と呼ばれるのも慣れてきまして(笑)、もうこの際なんで、王子を極めようかと(笑)。…(中略)…さっき『風を追いかけて』をお送りしたんですけど、94年の大阪国際女子マラソンのテーマ曲でしたね。みんなにも、夢は本気で追いかけてほしいと思います。…(中略)…世の中にはいろんな音楽があふれてますけど、最近流行りの”癒し”系の音楽。どうも僕はこの手の音楽では癒されないんですよ(笑)。じゃあ、何で癒されるかというと、ハードロックで癒されるんです。…(中略)…でも、大きな心の傷や、音楽だけでは癒されないこともあるかもしれません。やはり、みんなにとって一番癒されるのは、我々アルフィーの音楽ではないかと!(場内拍手!)アルフィーの音楽ではないかと!!(場内大拍手!)こうやって強制的に拍手させると(笑)…(すっかりおなじみ(笑)DNAのお話から)…そうそう、昨日面白い夢を見たんだよ!もうね、すっごい大サスペンス!(笑)俺が世界一悪いサギ師なんだよ(笑)、もう女騙しまくり!(爆)自分とは全く正反対ですよ(客席から「えぇ〜〜!(笑)」の声が)そうなんだよ!(笑)で、追われてるんだけど、俺を追ってる警察官が、坂崎なんだよ(笑)。さらに逃げてる俺の横になぜか桜井が(笑)。そんな感じで目が覚めたんですけど、なんか目覚めが悪かったです(笑)。しかし…逆夢って言うんですかね?自分の性格とは反対の自分が、夢に出てくるという(また場内「えぇ〜〜〜っ(笑)」)これも癒しなんだよ!(笑)ハハハ…なんか突然こんな話に持ってってますけど(笑)…」で、星関係の曲ってことで、後半戦へ。今回は、「二人のSEASON」が登場!♪耳元で囁く…愛してるよ!そして最後はやっぱり「AUBE〜新しい夜明け」でした。

  アンコール、「重金属」コーナー!まずは「悲劇受胎」!そして、続いての「恋の炎」、途中、花道に出る坂崎、ステージ中央で桜井&高見沢という場面があるんだけど、たかみぃ、自分の歌うパートを勘違いしたらしく、ちょっと早くマイクの前に行こうとして、早い事に気付いたのか、また戻っていた(笑)。最後は「鋼鉄の巨人」!いや〜、やっぱこのコーナーは燃えますよ!
  そして、今日の桜井コーナーは…「大阪ヴァージョン!沢田研登場!うわ〜!こうきたか!(笑)まずは「モナリザの微笑」を歌う!やっぱそっくりだわ…歌声…。歌い終わり、MC「こんばんわ、沢田です。…こんばんわ、沢田です。…こんばんわ、さーわーだです(笑)。沢田、研Dです。ジュDって呼んでください。」そしたら、坂崎が舞台袖から「ジュD〜!ジュD〜!」と…、桜:「早いよ、オイ!(笑)」何が?って思ってたら…、坂:「ジュD〜!ジュD・オング〜〜〜!いきなり「魅せられて」のイントロが流れ始め、ジャケットを脱ぎ、歌い始めたジュD!モニターにはじゅ・おんぐ!(爆)、さらに、ジャケットの下の衣装は、本物ジュディ・オングみたいな、袖からヒラヒラが…って、あれ、高見沢先生が最初に着てた衣装じゃないか!(爆)歌い終わり、「これ、断るべきだったかも…(笑)もう限界だよ(笑)、(衣装について)これね、たかみぃに借りたの(笑)」その衣装を脱いで、舞台袖のスタッフに渡すジュD「たかみぃに、よろしく言っといて。(ヒラヒラが)1本取れたって(笑)。」それからふと足元を見たジュDごめん、2本だった!(爆)…我々、非常に小回りがきくバンドでして、じゅD・おんぐ…さっき決まりました(笑)。でもなぜか断れないんです、私(笑)。で、さっき決まったにもかかわらず、衣装がすぐ揃うんですよね(笑)、こんなバンド、他にあります?(笑)そういえば、昔、ドラマにほんのちょこっとだけ出たときにも、たかみぃに服借りました(笑)」それから、もう少し話をしてから(内容は忘れた…)、「勝手にしやがれ」へ!曲の途中で、帽子を客席に投げ入れるジュD!歌い終わり、「ごめん、セコイ事言うようだけど、帽子返して(笑)、僕のだったらいいんだけど、たかみぃに借りたヤツだから(笑)」で、だんだんステージに戻っていく帽子。最後にステージ前にいたカメラマンの人が、ジュDに渡す「ありがとう、黒沢くん!いつもいつも大変だねぇ!でも、頼むからバラードの時は撮らないでね(笑)…(中略)…さぁ!泣いても笑っても、こすってもさすっても!(笑)今年も終わり!今年あったイヤな事を全部忘れよう!俺は去年の事は何も覚えてないぞ!(笑)」そう、「D」コールのスタートです(笑)。でもどうも納得がいかないらしく、「中途半端なプライド持ってちゃダメ!下着を取るような感じで心を開いて!ホントに取るなよ!(笑)セクハラになるから(笑)。深呼吸して、酸素をいっぱい吸い込んで、二酸化炭素をたくさん吐き出して!(笑)」この日の俺はスタンド席だったんだけど、「D!」と上がるアリーナ席の手はほとんどピンク(笑)。もちろんスタンドもね。アリーナツアー(武道館、名古屋レインボー、城ホール)限定で売り出されたグッズ「D.D.GLOVE」(下の写真)を着けている人ばかりで…(俺もしてたけど/笑)。「D」の回数やタイミングを説明していたジュD。客席から「間違えないよ〜!」と余裕の発言が聞こえてきたので、それに対し「そんな事言ってたら間違えるんだよ!日本中回って、どこの会場にも間違えるヤツが必ずいたんだ!と、キレていた(笑)。
  それでも無事に「D.D.D!」に突入!たかみぃ登場!…吊られながら(笑)…年末アリーナツアー恒例(とはいえ、俺は城ホール初参加なんで初めて見た)フライングたかみぃ!もちろんピンクのスーツ!客席もピンク(笑)…しかし、なんて素敵な45歳なんでしょう、高見沢俊彦という人は(笑)。普通、45歳は飛ばんぞ(笑)さすが王子(笑)。間奏のギターソロ(ドナルドギターね)を弾くためにようやく下に降りてきたたかみぃ。ピンクの手が振られる中、この曲も終わり、高見沢叫ぶ!「大阪!渾身の力を込めて!1000年代最後の!スウェット!アンド!ティア〜〜〜ズ!はい、この叫び、広島2日目とほぼ同じです(笑)。でも本当に1000年代最後のこの曲だったんだよなぁ…熱かったです。で、曲終わったと思ったら、いきなり英語の曲をシャウトしだすたかみぃ!俺は洋楽詳しくないんで、知らなかったんですけど、レッド・ツェッペリンの「Communication Breakdown」って曲だそうで。

  2回目のアンコール。まずは高見沢もアコギを持ち、3人だけで「明日なき暴走の果てに」を。中盤がアコースティックコーナーじゃなかったから、ここでこの曲を持ってきたのかな?でもほんと大好きな曲です。高見沢MC「はい、どうもありがとう!『明日なき暴走の果てに』をお送りしたんですが、この曲は僕達がアコースティックで演ってた頃からある曲で、我々のテーマソングのような曲です。『無言劇』のB面…B面って言い方も最近しませんけど(笑)B面の曲でした。『無言劇』と言えば、ドラマの主題歌だったんですけど、4回で打ち切りになったという思い出もありますね(笑)。この曲が発売された頃、みんなは何をやってたんでしょうか?僕達はもう立派な大人でした(笑)。さて、アルフィーは今年、25年目の夏を迎えまして(客席から拍手!)、ベルリンでコンサートも行ったりしてきました。そういった事もありまして、今回のツアーは我々の25年の全てを見せようというわけで、重金属から…軽音楽(笑)…お笑いまで(笑)。1つのバンドでこれだけできるのは我々くらいではないかと思います(笑)。でも、昔からいろいろやってたんですけど、頭のカタイ専門家の人達からは”音楽性がバラバラ”だと言われてたんです。ところが、『メリーアン』がヒットすると、それが”多彩な音楽性”に変わったわけですよ(笑)。本当に世の中には理不尽な事が多いと思いました…いいか!絶対負けんなよ!…本当に、これだけ世の中にあふれている音楽の中から、我々の音楽を選んでくださってありがとうございます!」と、客席に向かって礼をする3人。そして坂崎と桜井が向き合って礼を(笑)それに気付いた高見沢に桜井が礼(笑)高:「お前、本当は俺に対してそんな事思ってねーだろ!正直に言え!(笑)」桜:「いやだなぁ…そんな事、思ってるわけねーだろが!(笑)」…(中略)…高:「僕と桜井は楽屋でよくプロレスをするんですけど(笑)、たいてい、桜井は本気になるんですよ(坂崎と桜井の反応見て)え?俺?(笑)で、坂崎は何してるかというと、僕等を止めずに笑いながらギター弾いてるんです(笑)。これで何回かケガしました(笑)…(中略)…これからどんな人生が待っているか分かりませんけど、恐らく僕達は21世紀もコンサートをやってる事でしょう!それでは、最後にこの曲を、ニューアルバム『orb』の中から、『The Way』やっぱり初日の最後はこの曲でした。ラストは生声コーラス!アリーナ会場でも、やはり聴こえる!すごいっス!

  初日はこんな感じでした。やっぱツアーも最後になると、けっこう変わってて楽しいです。ファイナルはさらにスゴイ事になっていた… (2000 1/17)


Special Thanks
きりはらさん・ムムさん・Donaldさん(いつもいつもツッコミありがとう!きりはら隊!/笑)


D.D.GLOVE!
これが、D.D.GLOVEだ!