1 | AUBE〜新しい夜明け |
2 | 星空のディスタンス |
3 | 幻想飛行 |
4 | THE AGES |
〜MC〜 | |
5 | Wake up〜Goodbye 20th century boy |
6 | 罪人たちの舟 |
7 | CATCH YOUR EARTH |
〜MC〜 | |
8 | 見つめていたい |
9 | 愛こそ力-Power for Love- |
10 | Brave Love〜Galaxy Express 999 |
11 | 哀愁は黄昏の果てに |
〜MC〜 | |
12 | AFFECTION |
13 | 夢よ急げ |
14 | Time Spirit |
15 | Arcadia |
16 | Count Down 1999 |
17 | LONG WAY TO FREEDOM |
(ENCORE 1) | |
1 | 冒険者たち |
2 | 暁のパラダイス・ロード |
〜マジックショー(笑)〜 | |
〜オ・ソーレ・ミオ〜 | |
3 | D.D.D! |
4 | Masquerade Love |
〜メンバー紹介〜 | |
(ENCORE 2) | |
1 | 明日なき暴走の果てに |
〜MC〜 | |
2 | NEVER FADE |
My Seat:立見席
20世紀最後のツアー、広島2Days!私的初日であったわけですが、立見…。今まで数回、広島で立見の経験がありますけど、今回は史上最悪でした…。もう、マジでほとんど見えない!だから、ほぼ音だけの情報でまとめた、かなりなげやりなレポになると思います(笑)。
オープニング、「2001年宇宙の旅」のテーマがSEとして流れ、メンバーが登場!(したらしい/笑)そして始まったオープニングナンバーは、「AUBE〜新しい夜明け」!ツアータイトル曲で、オープニングを飾ったわけですな。やっぱり拳は上げないぞ(笑)。続いて、早くも「星空のディスタンス」が登場!ほんまこんな序盤でやってしまうのは最近じゃ珍しい。そして「幻想飛行」。ツアーで聴くのは初めてだったりする(笑)。で、「THE AGES」。序盤は星をテーマにした曲をメインにしてたようです。かすかに見えるステージですが、高見沢の衣装は真っ白。モコモコフワフワって感じ(爆)で、ギターはオーブエンジェル。天使やねぇ…(笑)。
いつものように、坂崎が最初のMC。「どうも、こんばんわー!さあ、いよいよ、20世紀最後の広島2Daysがやってまいりました!明日もありますが、明日の事は忘れて(笑)、今日は今日で燃え尽きたいと思います!いつも言っておりますが、日頃、皆さんいろいろイヤな事があると思います。各家庭、嫁姑問題(笑)、会社で上司に怒られたとか、そんなイヤな事をアルフィーのコンサートでふっ飛ばしていただけたらと思います。1階だけじゃなく2階も!(イエー!)男はいるか!(おー!)男子!(おー!)ははは、なんか気持ちいいんだけど気持ち悪いですね(笑)、ま、そんなわけで、最後までよろしくお願いします。20世紀も、あっという間に一月足らずだよなぁ。それでは、この星の未来にささげる、新曲をお送りしたいと思います、『Wake up』。」完全版は初めて聴くわけですけど、けっこう好きかも。ちょっとエンディングが長いんですけど(笑)。続いて「罪人たちの舟」。これもこんな位置でやるとは…。実はこの曲あまり好きじゃないんですけどね…。そして、あれ?何だっけこの曲?って感じのイントロから、「CATCH YOUR EARTH」。これも中盤でやってしまうとは!しかもイントロからそうだったけど、なんかアレンジがかなりハードになってるんですが…。前に聴いた時(97年春)は普通のアレンジでやってたような気がするが…こんなんだったっけ?
続いてのMC、坂崎「はい、どうもありがとうございます。えー、それでは皆さんしばらくの間、お席の方におつきになってください。立見の人は立ったままで、どうせ皆さんすぐに立つ事になりますから(笑)。」とにかく、これでやっとステージがまともに見えるように(笑)。「12月になりまして、ツアーも始まって約2ヶ月かな?いろいろなとこ回ってきましたけど、この秋のツアー、今までの会場のどこか行ったって人!」やっぱりけっこういる…そんな中、「北海道から来たよー!」って声が。「え?北海道から来たの?それはまた遠い所からご苦労様です。まぁ、ここは広島なんで、広島の話しましょうね(笑)。まぁ西の方はこれから回っていくんですけど、今回は北の方をいろいろ…湯沢って所に初めて行ったんだよね。それじゃ、今回のツアーは今日が初めてって人!」は〜い!「そうか…僕らはもう何本もやってるから初めてじゃないんだけど、今日が初めてって人もいるんだもんなぁ(笑)。それでは!広島ではもう何十年(笑)まぁ20年近くやってきてますけど、今日がアルフィーのコンサート初参加の人!」やっぱりちょこちょこいます。「中には1曲しか知らねぇやなんて人もいるんじゃないですか?(笑)」で、何て言ってたか忘れたが、かむ(笑)。あわてて、さ行変格活用(?)などを言ってみたりして(笑)。
「初めての人は、TVで見て、どうなってるんだ、高見沢の衣装は(笑)とか、桜井はどうやって動いてるんだ、ネジかゼンマイか?(笑)とか思ってたんじゃないでしょうか(笑)。初めての動くアルフィー(笑)。それでは、この方をご紹介しましょう!桜井、賢さんです!」桜井登場、大歓声が。「動く桜井さんです!今日のネクタイは紫です!スーツの裏地はオレンジです!(笑)」で、裏地をすっと見せる桜井!(笑)ほんまにオレンジ…(笑)「見えない所にオシャレをしてるんですよ。もう1着ありますけど、そちらはもっとすごいですから(笑)。」と言ったら、坂崎がイエローカードを出す(笑)「そういう事言うだけでもダメなの?(笑)」「ダメ!(笑)ほんとに着たらレッドカード(笑)。」「だってもう3枚出されてるんだぜ(笑)、明日は私不参加なんですか?(笑)」で、客席がかなりウケてたので、桜井がそっちは笑ってるだけでうらやましいみたいな事を言ったら、坂崎が「笑いたかったら、お金払って向こう行けよ(笑)。」で、客席から自分のステージを見るのが夢だって話に。2人だけのステージ見ても面白くないので、叶わないのは分かってるとか。で、桜井が小ネタをいろいろ言いつつ「流行語大賞なんかも、『おっはー』ですか?私はあれよりも『Who are you?』の方がいいと思うんですけどね(笑)。」で、大っぴらには言えないような爆弾発言をいろいろし(笑)「すいませんでした!」とステージ袖に消えていく桜井(笑)。客席から「帰ってきて〜」の声が出て、戻ってきたけど(笑)。
で、秩父の話になり「祖先が秩父原人ですから(笑)。骨格からしてねぇ(笑)。」「…まぁ北京原人でない事は確かですが(笑)」で。いきなり「2階!」イエ〜!「なんですかいきなり(笑)。」「たまに声かけてみないと寝てるやついるかもしれないから(笑)。」で、最後に「桜井さんは小ネタが多いですからね。気付かない事も多いかもしれませんが、帰りの電車の中で思い出して『くっ!』とか思い出し笑いしないように(笑)。」そして高見沢も登場し、「見つめていたい」へ。これ初めて生で聴きます。続いては、なんと「愛こそ力」!ほんまにすぐ立つことになった皆様(笑)。うちらはずっと立ってますけど(笑)。ここは、いつもならバラードコーナーのはずなのだが…。さらに「Brave Love」!久しぶりだな〜。かすかに見える映像には今回も銀河鉄道999が映し出されていた。最後に汽笛の音が鳴り響く。それが飛行機のジェット音に変わり「哀愁は黄昏の果てに」へ。Liveでやる最後のサビのソロ。高見沢にスポット11本(笑)、しかもやたら、歌をひっぱるし(笑)山石さん合わせるの大変やろうなぁ…などと変な心配をする私(爆)。
高見沢MC。「はい、どうもありがとう。『哀愁は黄昏の果てに』『Brave Love』『愛こそ力』そして、『見つめていたい』と、愛をテーマにした曲をお送りしました。愛というのは形がないわけなんだけど、僕らの曲にもバラードだけじゃなくて、いろんな形の愛の歌があります。デビューして26年、いろんな愛の歌を歌ってきました。個人で考えるとちょっと恐いんですけど(笑)。でもたまに、愛を感じない時があるんだよなぁ(笑)。昨日すんげぇ頭にくる事があってさぁ!」何?って声に対して「広島は、拓郎さんの出身地ですから、放送されてるわけですよ、『T×2』が。あ、今日だっけか、えっと25時35分からということで(笑)。で、昨日、夢番地(イベンター)のやつと飲んでたんだけど、その時、言ったんだよ『みんな今はレギュラー番組もあって大変なんだよな。俺なんかもT×2あるしさ。』って。そしたら、そいつが言ったわけですよ『T×2?なんですかそれ?』って!もう、なんやそれと!マジでキレましたよ!その時のそいつの呆然とした顔は一生忘れないでしょう。これが広島での最後のコンサートになるかもしれません(笑)って、まぁ主催者が変わってもアルフィーはアルフィーだからな!どうして愛がなくなったのか(笑)、愛がなくなると仕事もなくすと(爆)。
えーまぁ、そんなわけでいろんな愛があるわけですけど(笑)、俺達アルフィーにとっての一番の愛は、やはり、26年のキャリアの中で積み重ねてきた、このコンサートツアーではないかと思います。毎年毎年、春と秋にツアーやって、気がついたら26年たってたわけですけど、毎年一番悩むのが、ツアータイトルなんですね。思えば、まだ3人だけでやってた頃は、こんなタイトルもありました”フォークソング紀行”(笑)。それから、だんだん音楽的にハードになっていって、マーシャルのアンプなんかをどんと積み上げたりするようになって、いきなりタイトルが”OVER DRIVE”(笑)、それから”FLYING AWAY”…”Nouvelle Vague”と…なんか飛んでますけど(笑)。」14年飛んでますがな(爆)「ここからは、そんなツアータイトルソングや、ツアーで印象に残った曲、例えば1曲目とか最後の曲とかね。そういった曲をお送りしたいと思います。まずは、これは1985年のツアータイトルソングだな、『AFFECTION』!」いきなり盛り上がる曲からきたな〜!さらに続いて「夢よ急げ」だ!♪い〜く〜つ〜も〜の〜♪は、桜井最初から歌わず「カモ〜ン!ヒロシマ!」って言ってるし(笑)。この曲は84年”FLYING AWAY”ツアーの実質的なタイトル曲ですな。そして88年のタイトル曲「Time Spirit」。さらに続いてのイントロは「Arcadia」だ!90年”Revolution”ツアーのオープニング曲ですな。3年ぶりに生で聴くんだけど、「Brave Love」(2年ぶり)の方が久しぶりだと感じたのはなぜだろう(笑)。けっこう普段歌ってる事が多いからなんだろうなぁ。ステージは全く見えないんだけど、壊れまくってる私(笑)。そしてさらに「Count Down 1999」だ!91年”COUNT DOWN”ツアーのタイトル&99年春のオープニング曲。イントロはアコギで始まるのではなく、95年春(『LIVE IN PROGRESS』収録)&99年ファイナル重金属バージョン(笑)であった。最後は「LONG WAY TO FREEDOM」!87年ツアータイトル曲ですな。もうこのラスト3曲は、マジで死にそうだったんですけど(爆)。腕上がらねーって(笑)。なんかたかみぃの歌い方、ものすごくフェイク入ってるし(笑)。最後にちょっとだけ燃える欲望になりました(笑)。怒涛の本編はこうして終了。
アンコール、まずは色とりどりの照明が渦巻く中、ジャズっぽい演奏が、そして「冒険者たち」へ!続いて、「暁のパラダイス・ロード」!この曲は最近けっこうマイブームなんで(笑)、聴けてよかったのだ。そして、マジックショーで使われるようなBGMが流れ始める。でも、何が起こってるのかさっぱり見えない…。まず、桜井が「Hello!How are you?Who are you?(笑)」とか言っていたが(笑)。なんでも、桜井がマジックショーの途中で、ステージから落ちたらしいのだが…(爆)それも全く見えていない。前がうわ〜とか言ってるのに、俺は何が起こってるかさっぱり…(泣)。見たかったなぁ…。途中、「オ・ソーレ・ミオ」歌ってましたなぁ…。で、どういうきっかけで突入したかも分からんまま、「D.D.D!」へ。グローブの用意もできず、素手で踊る俺(笑)。そして高見沢が「広島!まだまだ行くぞ!」というシャウトから「Masquerade Love」!でもやっぱり見えない…。今回も風に吹かれていたのかも分からない(笑)。そしてメンバー紹介。「ドラムス!長谷川浩二マスカレイドォ!」は?(笑)「キーボード!山石敬之マスカレイドォ!」で、「We are the Masquerade!」おいおい、わけわかりませんぜ(爆)。最後には、「We are THE ALFEE!」になったけどね。さらに、「ALFEE、ALFEE!」と連発するもんだから、アルフィーチャチャチャって感じのノリに(爆)。たかみぃ、めちゃくちゃ壊れてらっしゃるわぁ(笑)。
2回目のアンコール。まずは高見沢もアコギを持って登場し、「明日なき暴走の果てに」を。やっぱええなぁ、この曲…。そして高見沢のMC。「はいどうも、ありがとうございます。『明日なき暴走の果てに』、もう約20年くらい前の曲になりますけど、この曲の歌詞にもあるように、未だゴールは見えていないんじゃないかと思います。もうデビューして26年になりますが、思えばはるかかなたの若い頃(笑)、10代の頃だな、2人と会って、デビューする事になって、でも、すぐうまくいったわけじゃないんだよな。デビュー曲のタイトルなんかぼんやりとしか覚えてないんですが(笑)『夏しぐれ』か(笑)。それから暗中模索して、いろいろな壁にぶつかってきましたけど、けっこう言ってますけど、あきらめるって言葉には、明らかに見極めるって意味で、あきらめても3人でギターを持ってここまできました。21世紀になっても変わらない、一生を懸ける物が見つけられたんじゃないかって思います。お好み焼きの鉄板よりも硬い絆で(笑)。
そんな3人ですけど、12月6日に20世紀最後の新曲を出します。今まではタイアップとか、何かのために曲を作ってきた事が多いんですけど、20世紀最後ということで、今回は自分達のために作りました。タイトルは『NEVER FADE』。意味としては、変わるな、消えるな、行くなとか、そういう意味があるんですけど、時代が変わっていっても、変わらないアルフィーでいたいと。」で会場中から拍手が。「もっと拍手するんだ、後ろも!(笑)えー、それでは、父親は昔、学校の校長でした(笑)。って関係ないですが(爆)、20世紀最後に送る新曲、聴いてください、『NEVER FADE』!」初めてフルコーラスで聴いたけど、めっちゃいい曲だと思いました。歌詞も曲もアルフィーならではって感じで、まさに20世紀最後にふさわしいなと。と、いうわけで、21世紀へのメッセージも込めたこの曲で、今回のツアーは締めているわけですな。終演後、モニターには、"NEVER FADE YOUR DREAM"って文字が流れていた。
何度も言うようだけど、ほんま見えなかったんです。しかも熱もちょっとあってフラフラやったんです(爆)。でも、すごく楽しかった。好きな曲けっこうやったからかもしれないし、単に初日だったからかもしれない。やっぱ曲が好きなんだなと再認識した1日だったんじゃないかと思うのだ。冒頭になげやりって書いておきながら、けっこうちゃんとできたなぁ(笑)。ちゃんと見えた2日目のレポはどうなるやら(笑)。あ、あと、MCはできるだけそれっぽく再現したつもりなんだけど、ちょっと作った所もあるかも…その辺はご容赦を〜。 (2000 12/7)