THE ALFEE
"AUBE2000"
2000 12/30　　at大阪城ホール

My Seat:２階A扉８列３０番

　　２０世紀ツアーファイナル、大阪！一体どのような感じになるか非常に楽しみであった。オープニングはやはり、「２００１年宇宙の旅」のテーマに乗せて、３人が登場！たかみぃ、いきなり金色です！（笑）そして、「AUBE〜新しい夜明け」でスタート。「星空のディスタンス」「幻想飛行」と続き、４曲目、なんとここで「NEVER FADE」が登場！今まで（っても見たのは広島２Daysだけだけど）アンコールラストでやってたのに。これは、最後がどうなるのか非常に楽しみになったのだ。広島ではまだ発売前だったけど、もうすっかり慣れたノリ（笑）。

　　で、最初のMCはやっぱり坂崎。「はいどうもこんばんわ〜！さぁ、いよいよ”AUBE2000”ツアーのファイナル！そして２０世紀最後の、大阪城ホールがやってまいりました！これはもう、なんだかすごい事が起こりそうな、予感っちゅーか（笑）。みんなの１年分、いや２０世紀分のいやな事をここでフッ飛ばしちゃってください。スタンド！（イエー！／笑）おお、これはいつもの城ホールよりすごいかもしれない（笑）、正面スタンド！（イエー！）アリーナ！（イエー！）さて、もう３０日ですから、もういろいろ２０世紀最後になる事があったんじゃないかと思います、２０世紀最後のラーメン（笑）、たこ焼き（笑）、歯磨き、シャンプー（笑）…それでは、アルフィーにとって、２０世紀最後のシングルのカップリングのこの曲をお送りします、『Wake up』。」この曲もしっかり聞きこんできたので、ノリもバッチリ！続いては「トラベリング・バンド」！すっげー久しぶり！調べてみたら、生で聴いたの９６年春、倉敷以来だった。もしかして初めて聴いたんじゃないかと思ってたんだけど（爆）。♪たどりついたぜ大阪！めっちゃ盛り上がり、続いての「CATCH YOUR EARTH」へ。

　　２度目のMC、坂崎「はい、どうもありがとうございます！ハイ、アリガトネ（笑）。えー、それじゃ皆さんお席の方におつきになってください。立見の人は我々と同じですから（笑）、どうせすぐみんな立っちゃうんですからね（笑）。」で、毎回恒例の質問に。今ツアー初めての人を聞いて、「このくらいのどんづまりになって、やっと初日ですか。僕達はもう何本も回ってきてるんですけど、常に新鮮な気持ちを持っとかないとな。桜井の小ネタとか（笑）。でもこんなにツアーやってても、不思議と飽きないんだよなぁ（笑）、誰かというと、この観音様が（笑）。」たかみぃ…（笑）。で、アルフィー自体初めての人を聞いて、「これはまた、いろんなカルチャーショックを受けるんじゃないかと思います（笑）、とりあえず分からない事があったら、周りのベテランそうな人に聞いてみてください、毎回言ってますけど（笑）。初めて見て、どうなんでしょう？高見沢の色が白いこと（笑）王子っぷりとか（笑）、桜井を見て、どんなしかけで動いてるのか？（笑）電池か、ゼンマイか？（笑）それでは登場していただきましょう！桜井さん！まさる！」
　　桜井登場。歓声に応えて、スーツの裏地を見せ（笑）くるっと１回転（笑）。「こんばんわ。坂崎さん、もうちょっとゆっくりしゃべれないんですか？（笑）」「だって、江戸っ子だもん（笑）。」「もっと噛んで含むようにゆっくりと話したらどうです？」「（ゆっくりめの口調で）ウン、ソウスル（笑）。」「彼のお母さんは日本一の早口ですからね、まさえ（笑）。」「人のお母さんを呼び捨てにすんなよ（笑）。」「あなた、いつも人のおじいさんを呼び捨てにしてるじゃないですか！（笑）」「太伝冶（笑）。」「私だって、呼び捨てにした事ないんですから（笑）。」「やっぱり厳しかったんですか？」「子供の頃は、いろいろ手伝わされましたよ、でも人にやらせておいて、自分は指図するだけなんですけどね（笑）、もうおじいさんだから（笑）。」…「今年は原人騒ぎもあったじゃないですか、桜井さん（笑）。」「原人だからって、私とは関係ないじゃないですか（笑）。」「でも、味噌汁にはアンモナイトが入ってるんでしょ？三葉虫の佃煮とか（笑）。秩父といえば、東京から電車で３時間かかるとか、馬で５時間、カゴで８時間（爆）。」「ネタですか？（笑）あなたねぇ、今時、カゴに乗ってるやつなんていねぇだろ！（笑）」…「そういえば、この大阪城ホールから、感謝状をいただいた事もありましたね。」「会館からだけに、快感ですよね（笑）。名前を間違えられないようにしないと（笑）、こないだ、坂崎が出てる番組で”さくらい けん”って、メンバー出てる番組で間違えられましたからね！」…「えー、くれぐれもまいてくれとお達しがあったので、伸ばしてるのは我々なんですけどね（笑）。」「それって俺も含めて？（笑）」「昔はよくお笑いの人だと思われてまして、歌歌うと、驚かれてたんですけどね（笑）。とりあえず、コンサートは進めないといけませんので（笑）、それでは、ここで観音様に登場していただきましょう！（笑）」
　　高見沢登場。「動く高見沢（笑）、白い衣装だと、どこまでが衣装か分かりません（笑）。ちなみにこちら（桜井）は玉子様です（笑）。って寄席じゃないんだから（笑）。えー、今までこのツアーでも色々なバラードを歌ってきました。中には、お？これけっこう久しぶりだなって曲がけっこうありまして、この曲もかなり久しぶりに演りますね、『君に逢ったのはいつだろう』。」この曲、この年の夏イベでやってるんだけどなぁ…（笑）。最後は、高見沢のスポットライトタイム（笑）少なくとも１３本は確認できたが…。そして「愛こそ力」「Brave Love」と続く。ここはファイナルだから変わるかなと思ってたんだけど、結局そのままだった。あ、確か「愛こそ力」の後に、ちょっと洋楽カバー歌ったんですよ。曲名知ってる人教えて！（笑）。そして次の曲！坂崎が吹き出すブルースハープ！「夜明けのLANDING BAHN」！まさかこの曲をもってくるとは。かなりうれしかったです。

　　高見沢MC。「はい、どうもありがとう！久しぶりに『夜明けのLANDING BAHN』、そして『Brave Love』『Power of Love』（タイトル微妙に間違えてまっせ〜／笑）そして、『君に逢ったのはいつだろう』と愛の歌を立て続けにお送りしました。坂崎も言ったけど、この大阪城ホールでは毎年やってるんですけど…えー、今日が２６回目になるそうです。本当は２７回目だったんだけどな（笑）。すいませんでした！（笑）あの頃は俺も若かった…（笑）。」これは、８７年秋、高見沢が倒れたため、城ホール１本中止に…という話。で、「ベストテン＆ある日ィ突然」のビデオの話に。「俺はそんなに変わってないと思ってたんだけど、こうして見てみると、けっこう変わってるんだよな（笑）、坂崎なんかブロッコリーみたいな頭でさ（笑）、俺もそうなんだけど、あれはあの頃流行ってた髪形なんだよ！（え〜！／笑）しかし、あの頃から衣装も派手だったんだなぁ（笑）。」今もかなりすさまじい衣装の先生…世界一広いパンツとか言ってて（笑）、客席から「まわって〜！（笑）」と言われ、ちょっと前に出てきてくるっと回る（笑）。そして、また元の位置に。「難点は階段が上りづらいことです（笑）。」
　　そして、ツアータイトルのお話へ。”フォークソング紀行”の頃、その当地の民話などをテーマに即興で曲作ってやってたとかいう話をしたら、「聴かせて〜！（笑）」って声が（笑）。「やらねーよ！（笑）…まあ、またいつか封印を解くかもしれませんが（笑）。そうやってノセられて２６年！（笑）えー、まぁ、それからアルフィーもバンド形態になり、ハードになり始めたら、いきなりツアータイトルが”OVER DRIVE”その次が”FLYING AWAY”それから”Affection””TIME SPIRIT”…”DREAMS”…ちょっと飛んだけどな（笑）、ここからはそんなツアータイトル曲や、ツアーで印象に残った曲、例えば１曲目とか、最後の曲とか。そんな曲をずらりと並べてお送りしたいと思います。みんなはどのツアーで俺達に遭遇したんでしょうか？まずは９０年！”Revolution �T”（�Uは付くけど、�Tは付かないんだけどなぁ／笑）このツアーのアンコールの一番最後の曲！…どうだ、わかんねーだろ？（笑）『Flower Revolution』！」いきなりこの曲からか！イントロから飛び跳ねる３人！続く「夢よ急げ」を経て、「Crisis Game」に。でもこの曲って、ツアータイトル曲でもなければ、ツアーで１曲目や最後の曲になった事って、ないと思うんだけど…（夏イベ１曲目ってのはあるけどね）、まぁ２０世紀最後のツアーのファイナルに、この曲を演るって事には意義があると思うけどね。そして９８年ツアータイトル曲「Nouvelle Vague」。映像も、この曲に合わせたものが映し出されてた。そして「ジェネレーション・ダイナマイト」！もうぶっ壊れまくり！（笑）最後はやっぱり「LONG WAY TO FREEDOM」。ファイナルだから「SWEAT & TEARS」とか「A.D.1999」あたり出してくるかなと思ってたのだが、やっぱりこの曲。それにしても、今ツアーでのこの曲における高見沢俊彦大先生は、とにかくぶっ壊れてらっしゃる（笑）。マイクスタンド舞台袖で倒したりとか、歌い方もめっちゃラフやし（笑）。そうして、大盛り上がりの中、本編は終了。

　　アンコール、まずは広島同様、ジャズっぽい演奏が流れる。そして唐突に始まった曲は「Stand Up, Baby」！フライングたかみぃだ！（笑）しかもなんか股座に…ちっこい白馬や！（爆）馬に乗って飛んでるよ！（笑）なんか、いきなり盛り上がる曲ってパターン多いなぁ、今日（笑）。降りてきて、「暁のパラダイス・ロード」。この曲の最後にいきなり感じが変わり、いきなりジュＤが登場！（笑）「危険なふたり」をちょっとだけ歌い、また「暁パラ」に戻るという離れ業を（笑）。そしてマジックショーへ。桜井、まずは棒と輪っかを使って、つかみの小ネタマジックを見せる。「ウエルカム、マイサルティンバンコ（笑）。いかがですか？あっと驚くマジックの数々。実は私、とっても緊張してます。今からやるネタ、初めて人前でやります。しかも今日、師匠が２人も来てます（笑）。それでは、このマジックに協力してくれるパートナーを紹介しましょう。ミスター、コウノスケサカザキ！」坂崎も登場し、ステージに大きな縦長の箱が用意される。でも角度的に見えない人もいて、「そうですよね、同じ料金払ってるんですから（笑）。」と、ちょっとだけ前に出すが、まだ見えない人がいるみたい…「これ以上やるとタネがバレるんで…（苦笑）。」と、いうわけでそのまま、その中に坂崎が、「インザルーム、ユアハウス（笑）。」入る直前「幸ちゃんの最後の表情をしっかり見ていてください（笑）。」などと言ってるし（笑）。で、まず上部と下部に剣を刺す。そして、どまん中に平べったい刃を…「幸ちゃん真っ二つです（笑）。」で、お約束、真っ二つにした部分をずらす。このマジックはTVでよく見るけど、ほんま一体どんな仕掛けになってるんやろうなぁ…。で、元に戻して、剣も抜いて、箱開けたら、無事に幸ちゃん生還！で、次のマジックにまた大掛かりな準備がいるため、その間、２人でステッキを使ったマジックを。上に放り投げるとピンクのスカーフに！幸ちゃんもやってるし。習ってたのね…（笑）。今度は、真四角の箱に閉じ込める。「インザボックス、ユアハウス（笑）。」で、箱を紐でぐるぐる縛って、完全密封。で、桜井が箱の上に乗り、立ってる部分を布で隠し、しゃがむと、なんと幸ちゃんが！布落とすと、今度は桜井がいない！で、再び布を上げて、同様に桜井と入れ替わり！そして、紐をほどき、箱を開けると幸ちゃん登場！すげぇよなぁ…ステージでここまでやれるミュージシャンって、他にはいないだろうね（爆）。
　　そして「D.D.D!」へ。なんとサビの振り付けが、パラパラになってる！（爆）ついにここまできたかDDダンス！（笑）ステージ中央の階段の上でパラパラを踊る、４６歳（爆）素晴らしいっす！ちょっとづつ、ついていって、最後のサビでなんとかそれなりに踊れるようにはなった（笑）。今後は客席全体がパラパラになるんやろか…（笑）。最後は「恋の炎」！やっぱいいなぁこの曲は。そしてやっぱり風に吹かれる高見沢先生（笑）。曲が終わり、メンバー紹介。「ドラムス、長谷川浩二！」と、次に桜井に振ろうとしたところ、やっぱ広島以降もいろいろあったのか（笑）、いきなり「山石敬之！（笑）」パートは！？（爆）「キーボード！（笑）」結局、高見沢が「キーボード、山石敬之！We are THE ALFEE！」でしめたけど（笑）。

　　２回目のアンコール、高見沢MC。２０世紀最後であるということで、デビューして２６年ここまでやってこれた自分達のプライド。若かりし頃の思いなどについて話し、「それでは、俺達のそういう思いを込めたこの曲をお送りします、『Pride』。」名曲ですなぁ…最後はやっぱり生声コーラス！続いて、シンセベースの音が響き始めた。春ツアーの最後の曲だった「Heart Of Justice」！まさか演るとは思わなかったので、めっちゃうれしかった！そして２回目のアンコールも終わり、またアンコールの声が上がり始めたところ…「ザ・ベストテンの中継の説明を致します。２１時３０分頃から始めますので、皆様のご協力を、よろしくお願い致します。」というアナウンスが流れた！中継ですよ、中継！昔TVで見てた中継の場にまさか自分がいられるとは！まだ少し時間があったので（なんか、まったりとした時間だったけど／笑）、電話してもええもんかなと思っていたのだが、周り見てると、けっこう電話してる人いる。ちゅーことで実家に電話してみました（爆）。「中継入るから、中継！」と言ったところで、ステージにアナウンサーの人が登場！

　　３人を呼び込み、中継の説明。場内には、TVで流れてる音が入ってきてるんだけど、「ダンシング・ヒーロー」（荻野目洋子）が流れてて、それに合わせて踊ってる桜井（爆）。説明中、大阪城野音の話をし、TVスタッフ側が、やった年を１年間違えてて、客席からつっこまれる一幕も（笑）。坂崎も「そうだよな、武道館やるちょっと前だもんな。」と。そして中継スタート！場内に黒柳徹子の声が響き渡る（笑）。話は進み「それでは歌っていただきましょう。THE ALFEE、１９８３年のヒット曲です。『メリーアン』。」さすがに中継だけあって、２番が抜けたTVサイズでの演奏。曲が終わり、まだ中継は続く（ありがとうございました〜、とかね）のかと思いきや、なんと間髪入れずに「SWINGING GENERATION」に突入！もうほんま大好きな曲なんですわ。
　　そしてMC、「いや、『メリーアン』懐かしいね。僕達は当時からずっといろんなとこツアーで回ってきて、やっと出たヒット曲だったんだけどな。さて、今やった『SWINGING GENERATION』、これは８６年に出した曲なんですけど、やはり最近はスピードアップの時代で（笑）、当時とは全く違うアレンジになっておりますが（笑）。俺達も学生時代は、キャンパスでギターやコーラスの練習してて、あの時は違った意味で青春だったんじゃないかなと。…（中略）…どんどん時代は新しくなっていきますが、俺達はあの頃、キャンパスで出逢った頃のままなような気がします。いろんな出逢い、いろんな別れもありました。俺達３人も、いろんな道があったかもしれないけど、もし繰り返したとしてもきっとこの道を選んでるんじゃないかなと思います。こうしてステージに立って、素晴らしい２０世紀のファイナルを迎えられたのも、俺達を応援してくれる、ファンのみんなのおかげです。どうもありがとう！…それじゃ、この曲を歌おうかな…８６年、ベイエリアで初めてこの曲を歌ったんだけど、俺達の永遠のテーマともいえる魂の歌…心を込めて、あの頃の歌を、『Rockdom〜風に吹かれて〜』。」もう曲紹介の時点で半泣きでした、私。なんとなく演るんじゃないかとは思ってたんだけど（この日演らなくても、カウントダウンでは演るだろうと思ってた）、このMCの時にギターがBlack-Tだったの見て、たぶんやるだろうと確信（笑）。３度目の生「Rockdom」。やっぱ泣けるわ…。♪俺達の時代を忘れないで〜！♪のシャウトで終わらずに、エンディングの演奏があったのは初めてだな。でも、まだこの曲で終わりじゃなかった！坂崎のアコギのフレーズが流れ出した途端、大きな歓声が！「SEE YOU AGAIN」だ！この年の夏イベ同様、約束の歌で２０世紀ツアーファイナルを飾ろうというわけだな。とにかく、この名曲２連発で、ファイナルは幕を下ろしたのでした。

　　終わってみればすでに１０時過ぎ。今まで参加した中で最長だった前年ファイナルよりもさらに長かった！中継があったってのもあるんだろうけどさ。中継中、「コンサート終了後、残ってもらいました。」とか言っていたが、その後３曲もやってるっちゅーねん！（爆）翌日のカウントダウンの話を一切しなかったんだが、やはり（一応の）ファイナルであったことを意識してたんだろうし、チケットとれなかった人が多かった事への配慮でもあったんだろう。ほんまファイナルにふさわしい完全燃焼でした！　(2001 1/21改訂)