THE ALFEE
19th Summer
TOKYO AUBE STUDIUM
ALFEE ROCKDOM NIGHT

2000 8/13  at神宮球場


1 ジェネレーション・ダイナマイト
2 鋼鉄の巨人
3 SWEET HARD DREAMER
4 恋の炎
5 AMERICAN DREAM
6 Count Down 1999
7 悲劇受胎
〜MC〜
8 Crisis Game〜世紀末の危険な遊戯
9 希望の鐘が鳴る朝に
10 Just Like America
〜MC〜
11 メリーアン
12 星空のディスタンス
13 AFFECTION
14 夜明けのLANDING BAHN
15 Rockdom〜風に吹かれて〜
16 SWEAT & TEARS
(ENCORE 1)
1 D.D.D!
2 Wings of Freedom
3 EVERYBODY NEEDS LOVE GENERATION
4 ラジカル・ティーンエイジャー
(ENCORE 2)
〜MC〜
1 君に逢ったのはいつだろう
2 SEE YOU AGAIN

My Seat: スタンド8入口ネット裏16段68番


  夏イベ2日目は、ロックダムナイト!このタイトルから、もう「Rockdom」は確実にやるだろうことは予想できるし(笑)、前日と対比してロック系の曲を多めにやるのかなとも思ってた。本日も雨がぱらつく中、6時ジャストに開演。ステージに登場した3人。高見沢Hello Tokyo!!と叫ぶ(笑)。そして始まった1曲目は、「ジェネレーション・ダイナマイト」!いきなり、ハードアルフィーの代表曲から!もちろん、有無をいわさず早くも壊れる俺(笑)。続く2曲目は、これまたハードな「鋼鉄の巨人」!さらに続くは「SWEET HARD DREAMER」!なんと、桜井ボーカルのハードナンバーを3曲連発で。でも、驚くのはまだ早く、この次に始まった曲は、「恋の炎」!リードボーカルは坂崎に変われど、まだまだハードな曲が続く。左右の長い花道を突っ走り、曲の終わりになってもステージに戻ってこれそうもない…もしかして…と思っていたら、やっぱり次の曲は「AMERICAN DREAM」だった(笑)。ここまでの流れと、坂崎がギターを持たない曲を考えたら、これしかないんだよね(笑)。この曲が終わり、そろそろMCかと思っていたら…アコギのフレーズが流れ出した!なんと「Count Down 1999」だ!まだ続くんかい!(爆)さらに「悲劇受胎」と、高見沢ボーカルのハードナンバーが続く。雨はどんどん降ってくる。最後、高見沢が仰向けに倒れ、それに続いて坂崎&桜井も同様に倒れる。そのままの状態で1分以上響き渡る轟音(笑)。ここまできたんだから、さらに続いて「恋愛論理」くらいやってくれるだろうと思っていたのだが(笑)、このコーナーは、ここで終わった。重金属ナンバー7連発!いきなり"ROCKDOM NIGHT"のタイトルにふさわしい熱い曲達を送ってくれたわけだ。で、一見、桜井3曲→坂崎2曲→高見沢2曲、と続いたように思えるんだけど(そういう意図もあったとは思うが)、この7曲って、実はリリース順(同じアルバムに入ってる「SWEET HARD〜」と「恋の炎」はアルバムでの曲順が早い順)に演奏されてるんだよね。思うに、これはハードアルフィーの歴史を見せつけたんじゃないかと思うんだな。でもこの流れから考えてもやはり「恋愛論理」は演ってほしかったなぁ〜(笑)。

  ようやく坂崎のMC。「こんばんわ〜!ようこそ、ロックダムナイトへお越しいただきました。昨日とはうって変わって、ハードな曲が続きましたけど、ついてこれたでしょうか?ダメなのはこっちか?(笑)放心状態の桜井さんです(笑)」と、桜井に振る。「できたら、順番に歌っていくのがよかったんですが…自分の曲が3曲連続って…うらみでもあるんですか?(笑)でも、まだまだいけますよ!7曲くらいはね(笑)。」で、話は台風の話になり、「こんな雨が降ってるのに、歌詞が”風を起こせ”とか(笑)。メガネにも雫がついてねぇ、ワイパーでもつけたいくらい(笑)。昨日は昨日で、けっこう降りましたしね。もうオーケストラの皆さんは楽器をかばうようにしながら、すぐ近くにいましたので、キーとかヒーとか聞こえてくるんですよ(笑)。かばうあまり、弓が隣の人の鼻にいったりとか(爆)。」で、最後に次の曲紹介「もう19回目の夏のイベントになりましたけど、もうすぐ21世紀ですよね。明るい未来と、新しい明日のために、この曲をお送りしたいと思います。『Crisis Game〜世紀末の危険な遊戯』。」そして、「希望の鐘が鳴る朝に」と、未来への希望を託した曲が続く。続いて始まったのは「Just Like America」!かなり久しぶりに聴きます。

  高見沢MC。今までの夏イベについて「今まで、いろんな気象条件の中やってきました。雨にも負けず、風にも負けず。…(中略)…いろんな事があったし、決して順調な道ではなかったけど、初めてホールコンサートをやった日本青年館のすぐそばにあるこの神宮で、今世紀最後の夏が迎えられて、なんだか19年の歴史を実感するよ。思えば、初めてのスタジアムコンサートも、雨だったんだよなぁ。転んで骨折ったりもしましたけど(笑)。それでは、この曲から、アルフィーの勢いは加速していったんじゃないかと思います。」という前置きで始まった曲は「メリーアン」!さらに続いて「星ディス」と、アルフィーが、世間に知れ渡るきっかけとなった2曲を連発で!続いて「AFFECTION」!この曲をこんな後半で聴くのは初めてだな。この曲も終わり、坂崎がブルースハープを吹き始める…「夜明けのLANDING BAHN」!この曲はほんと久しぶりに聴く。初アルコン以来(笑)。そして、次に始まったのが、なんと「Rockdom」!絶対アンコールで演ると思ってたのだが、ここで登場。俺にとって2回目の生「Rockdom」。最後は大合唱に。前回(98年秋)聴いた時は、合唱にならなかったので、とにかく力の限り歌いました。最後、高見沢の♪俺達の時代を忘れないで〜〜〜〜〜〜!が響き渡り、その瞬間、「SWEAT & TEARS」のイントロが!さっきまで浸っていた空気はどこへやら(笑)。花火も上がりまくり!この曲で、本編は終了しました。この後半の流れだけど、古くからのファンだと、「夜明けのLANDING BAHN」からは"SUNSET-SUNRISE"を思い出す人も多いだろうし、「Rockdom」や「SWEAT & TEARS」は、やはりベイエリアの印象が強い人も多いと思うんだな。80年代夏イベの総括とでもいうのかな?そんな印象を受けたのでした。

  アンコール。まずは前日と同じ着物を着て高見沢登場!「日本一高価な衣装で、いかせていただきます!」というわけで、「D.D.D!」へ。本日もお立ち台(笑)。神宮がピンクに染まる!(笑)続いては「Wings of Freedom」!まぁ、今回のグッズにフラッグがあったから、この曲か「Victory」どっちかは演ると思ってたけどね(笑)。急いで、グローブを脱ぎ、フラッグを取り出す(笑)。今度は青に染まる神宮(笑)。そして、3人は中央に集まり、岡林信康の曲(タイトルは知らない…岡林氏の曲だとは思うのだが)を歌い、そのままの流れで、「EVERYBODY NEEDS LOVE GENERATION」へ!よく考えたら、これもけっこう久しぶりかもなぁ。そして、最後は「ラジカル・ティーンエイジャー」!去年の夏イベまで生で聴いた事なかったのに、今年はかなり聴いているこの曲(笑)。でもやっぱ好きです、この曲。

  2回目のアンコール。高見沢MC。もうほとんど何言ったか覚えてないです…。たぶんかなり短いMCだったんじゃないかと思うんだな。21世紀に向けてとかそんな事言ってたのかな?そして演奏された曲は「君に逢ったのはいつだろう」!俺にとって、本日の夏イベで、初めて生で聴いた唯一の曲。もっと聴いたことない曲聴きたかったんだけど…。まぁそれは置いといて、よく考えたら、本日唯一のバラードらしいバラードだったんじゃないかと思う。そういう意味でもロックダムナイトだったのかな。そして大トリは、約束の歌「SEE YOU AGAIN」。今世紀最後の夏は、21世紀への約束で締めくくられたわけですな。

  2日目も8時半過ぎに終了。これには、やはり騒音問題という大きな問題が関わっていたそうだ。東京のど真ん中という、アクセスの良さの代償に、演奏時間の縮小と言う事になったわけだ。普段のアルコンに慣れた人には物足りなく感じるかもしれない。実際俺もそうだった。でも、やっぱそういう事実を知ると、限られた時間の中で、凝縮されたステージを見せてくれたのではないかと思う。MCの短さもそういうとこからだったのだろう。たぶん、カットされた曲もあるんじゃないかと思う。今までの18回の夏イベで1回も欠かさず演奏されてきた(よね?)「夢よ急げ」を、今回は演っていないのだ。リハではやってたらしいのだが…。雨に見舞われたり、あまりいい状況ではなかったが、重金属7連発とか見せ場もあったし、それはそれで良かったのではないかと思う。来年、21世紀最初&記念すべき20回目の夏イベに期待したいです。 (2000 11/27)