THE ALFEE
"AUBE2001 GLINT BEAT"
2001 12/1  at広島郵便貯金ホール


1 Change the wind
2 Arcadia
3 Wake up〜Goodbye 20th century boy
4 My Best Friend
〜MC〜
5 もう一度君に逢いたい
6 星空のディスタンス
7 SWINGING GENERATION
〜MC〜
8 Fairy Dance
9 君が通り過ぎたあとに-DON'T PASS ME BY-
10 COMPLEX BLUE-愛だけ哀しすぎて-
〜MC〜
11 運命の轍 宿命の扉
12 Boy
13 真夜中を突っ走れ!
14 Beat Pop Generation
15 閃光
(ENCORE 1)
1 NEVER FADE
2 Romeo〜Cosmic☆Picnic
〜コノエ・ヘイさん登場!〜 〜We Will Rock You(クイーン)〜
〜伝説のチャンピォン(クイーン)〜
〜メンバー紹介〜
3 絶狂!ジャンピング・グルーピー
4 Juliet
(ENCORE 2)
〜MC〜
1 Never Ending Dream
2 SWEAT & TEARS

My Seat:2階9列35番


  秋ツアー、広島2Days初日!席は後ろから2列目でございます(爆)。オープニングで流れる映像(てゆーか写真)、戦争とかそういうイメージのやつなんだよね。序盤の選曲をめっちゃ意図してるな…。そして、"HIROSHIMA 20011201"の文字が画面いっぱいに登場し、いよいよスタート。序盤4曲は、神戸と変わらず。全部歌詞に「国境」って言葉が入ってるんだよね。「Wake up」ではやっぱ、めっちゃギタリストな動きしてるたかみぃがすごく好き。今回のツアーで、この曲でこんなにノリノリになれる自分を発見(笑)。

  最初のMC、坂崎「どうも、こんばんはー!さぁ、いよいよやってまいりました!広島2Days!そして、高見沢が走る12月もやってまいりました(笑)。どうもお待たせしました。お元気ですか?(元気ー!)こっちは元気ですけどね(笑)。さて、『GLINT BEAT』という新しいアルバムが出まして、こうして同じタイトルでツアーやってきまして、待ち遠しかったでしょう、広島の皆さん。明日もありますけど、今日は今日で燃え尽きるまでやりますので。広島のすごさを見せていただけたら。1階はもちろん2階も!夏のイベントで、アルフィーのコンサートにはいい席も悪い席もないという名言を吐いた方がこちらにいらっしゃいます(笑)。どこを見ても桜井の顔だという人もいれば(笑)、全体のフォーメーションがよく見える人もいます(笑)。舞台監督の動きとか、あ、あいつサボってるとかいうのがよく分かると思います(笑)。21世紀に入って、あっという間の1年でしたね。皆さんもろくな事が起きてないんじゃないでしょうか?(笑)最近じゃ、悲しい事とめでたい事が同時に起こったりしますからね。とにかく、そんな1年のイヤな事を今日はぶっ飛ばしていただけたらと思います。以上、オープニングの挨拶にかえさせていただきます(笑)。(客席から拍手)ご静聴ありがとうございます(笑)。さて、アルフィーは、28年の歴史の中で、シングルも非常に多く出しています。『Juliet』で、34曲連続で1位…1位!?(笑)いや1位じゃなくてベスト10入りですね(笑)。1位だとそれはそれで困っちゃいます(笑)アルフィーが世界の大スターに!(爆)そんな多くのシングル曲の中で皆さんはどの曲が一番印象に残っているでしょうか?それでは、シングルだったこの曲をお送りしたいと思います。このツアーでは久々にシングルバージョンで、『もう一度君に逢いたい』。」まぁまったりできる曲です(笑)。続いてなんと「星ディス」だ!イントロはピアノでサビバージョンね。そして「SWINGING GENERATION」!ギター交換のため、最初のドラムソロがちょっと長め(笑)。この曲がきたら、もうすっかり変な人になってる私(爆)イントロから、ハイハイハイハイ!って感じで激しい手拍子(爆)。燃えます!

  2回目のMC「はい、どうもありがとうございます。それでは皆さんここらでちょっとお席の方におつきになってください。体力は後半戦にとっておいてください。後半はもう大変ですから(笑)。今のうちに筋肉ほぐすとかしといてください(笑)。こんな優しいバンド、他にないよ(笑)。さて…『GLINT BEAT』です。アルバムが9月10何日かに(笑)出ました。ツアータイトルにもなってますが、まだ1曲も演ってません(爆)。広島まで時間がありましたから予習もバッチリだと思います。アルフィーのファンはマニアというか覚えないと気が済まないって人がいますからね(笑)。えー、それじゃ今回のツアーすでにどっか行った人!」は〜い!(笑)「それじゃ今日がツアー初日だって人!」けっこういますね〜。「アルフィーのコンサートに生まれて初めて来た人!」やっぱりいます。「アルフィーは出口がなくて入り口が多いですからね(笑)最近はほんとに多いですから、原田泰造さんとか(笑)ホリケンもだね(笑)。初めての人、『星空のディスタンス』しか知らないという人もいると思います(笑)、そういう人はまず『GLINT BEAT』を聴いてください。そこからどんどん遡っていって、『メリーアン』くらいまでたどりつきますね。そこからが面白いんです(笑)。もうマニア心をくすぐる曲が多くて(笑)。イントロクイズなんかやったらすぐ分かっちゃう(笑)。」と、いきなり「ラブレター」のイントロを弾き出す坂崎(笑)「はいこれ『ラブレター』!(笑)。」続いて、多少マニアックな「ゲーム・オーバー」のイントロを(笑)「はい『ゲーム・オーバー』!(笑)とまぁ、分からない事があれば、周りのマニアっぽい人に聞けばいろいろ教えてもらえますので(笑)。…2日ありますから、今日はこのくらいにしときましょう(笑)。それでは、広島の皆さんにこの方を紹介しましょう!アルフィーの原田泰造(笑)、桜井賢さんです!」
  桜井登場。「…いらっしゃい。今日はいい天気だったね(笑)。よく来たね。明日はどうすんの?(笑)」もちろん来るぜ〜!(笑)「あさっては?(笑)あさっては、残念ながら私はいない(笑)。12月だね。4日は秩父夜祭りだよ。」「そうなんですか、行った事あるんですか?」「私、この仕事始めてから、1回も夜祭り行ってません(笑)。」「どんな祭りなの?」「笛や太鼓で、お囃子ですか、山車(だし)の中に入ってですね。」カツオとかコンブ?(笑)」「そうそう1番ダシ2番ダシって…そういう風にくるか(笑)。」「でも12月は寒いじゃん、しかも秩父だろ?」「お前、裸祭りと勘違いしてないか?」「違うの?(笑)」「そういうのもあるけどな。甘酒をぶっかけるんだけど、ふんどし一丁で。」「寒いじゃんかよ。」夏だよ!(笑)冬だとすぐに凍っちまうよ!ある意味殺人じゃねーか!(爆)まぁそんな寒いのにふんどし一丁で出る奴もどうかと思うけどな(笑)。」それから、昔は寒さに強かったって話になり「若い頃はTシャツ1枚でも寒くなかったよな、コートは買えないし(笑)。高見沢はほんと強かったよな。」「じじいとばばあ…失礼しました(笑)、おじいさんとおばあさんが強かったからでしょう。私はどっちかと言えば暑さに強い方ですかね。バターが溶けても私は溶けませんから…バターな話してますね(笑)。」「こういうのがじわっとくるネタですからね(笑)。」「そういえば、広島も朝晩冷え込むの?」寒くなってきだした頃だ…「そんな寒いって言われても、もっと寒いとこあんだからな!(笑)」「TVで見たけど、口呼吸がいけないらしいよ。」「皮膚呼吸でないといけないのか?じゃ私はエラ呼吸か?(笑)」「そうじゃなくて(笑)、鼻で呼吸するのがいいらしいんだって。」「でもルール作らないとダメだって!その(小さな)体でその(大きな)鼻は反則だろ!(笑)」「その分、二酸化炭素も出すよ(笑)。」それではごゆっくりお楽しみください(笑)。」桜井退場(笑)。
  「あら、行っちゃったよ。しょうがないな、進めましょう(笑)。『GLINT BEAT』ってアルバムは、比較的スピード感のあるアルバムでして…」と坂崎が話しているところで、高見沢登場。しかし、いきなりつまづく(爆)。「なんか白いものがふわっときたから何かと思ったよ(笑)。なんか『うわっ』って声聞こえたし(笑)。はい、生の動くたかみぃですよ。」1回転する高見沢(笑)。「バカな事やってるアルフィーもいますが、このステージの上のシリアスな…?(笑)今、世界中を見渡しても、生の動くアルフィーが見られるのはここだけです!(笑)果たしてこれで次の曲に入る事ができるんでしょうか?(笑)えー、それじゃあ、スピード感のあるアルバムなんですけど、その中でもミディアムテンポの曲が何曲かあります。その中の1曲をお送りしましょう、『Fairy Dance』。」なんとか無事(?)に曲に突入(笑)。この曲に続いては、久しぶりの「君が通り過ぎたあとに」。高見沢、ハンドマイクで歌ってます。そして街の雑踏っぽいSEから「COMPLEX BLUE」へ。最後のギターソロ、風に吹かれてるんだね〜(笑)。

  高見沢MC、いきなり「王子ー!」って声がたくさん…はい、王子です(笑)。そういや、なんか殿堂入りしてたな(笑)、若い連中が多い中で俺入ってていいのかなって思うんだけどな(笑)。それにしても、やっぱ広島いいね。何て言うか、こう肌触りがいいというか(笑)。あ、そうそう今日初めての体験してきたんだよ、エステ(爆)。もうなんか顔がつるつるになってさ(笑)。若い奴がよく行くみたいだけど、別に行かなくてもいいだろって思うんだけどな。エステティシャンの人に、『おいくつですか?』って聞かれて、ふと答えたら、止まってしまったんですけど(爆)。まぁ王子としてやっていくにはエステ通いも必要だということで(笑)…ウソだって!(笑)そういえば、広島はT×2終わったんだよな。なんか開演前に、外で署名運動やってたみたいだけど、がんばれよ!ネット局は増えていってるんですけど、終わったのはこの街だけだからな。」それから、今の心境について…「やっぱこうしてステージに立ってるのがうれしいんだけど、一番はギターが弾けてうれしいってことかな。2月(笑)、知らない人もいると思うので説明しますけど、王子はスペインの王宮に呼ばれ(笑)、マラガという所で、牛と戦ってきました(笑)。そして、指を折ってしまったんですね。医者に、なんでギタリストが闘牛をって聞かれたんですけど、自分の子供の頃の、なんて言うのかな、身勝手な部分が出てしまったかなと。子供ってのは身勝手なもんですけど、まぁ大人になっても身勝手な奴はバカだけどな。僕の身勝手は、優しい身勝手ですから(笑)。」え〜〜〜〜!(笑)「聞け!話を!(笑)牛が来るだろ、逃げてくれると思ったんだよ(笑)だって王子だもん(爆)。」そして『GLINT BEAT』の話「このアルバムでまた1つのスタートラインに立てた気がします。ラブソングあり、メッセージソングもあり。では、ここからはまたこのアルバムから何曲かお送りしていきたいと思います。なんか冬になるとこの曲が染みるんだよな(笑)、国境の南へ太陽の西へって(笑)、それでは、『運命の轍 宿命の扉』。」後半戦は神戸と変わらない5曲。やっぱ「閃光」はアホみたいになれます(笑)。

  アンコール、ギター弾きながら登場する坂崎。高見沢が何やら坂崎に耳打ち…そしていきなり♪今はもう誰も〜って、あんたアリスかい!(笑)そして「NEVER FADE」へ。次の「Romeo」に入る前、桜井がちょっと英語(?)の曲歌うんですけど、私何の曲だか分かりません…そして、コノエちゃんコーナー!「おもちゃのマーチ」に乗ってコノエちゃん登場!そして、音がだんだん遅くなっていき、止まる(笑)。「止まっちゃった(笑)。」客席から「ガス欠?」って声が出て、「いや、ガソリンで動いてないから(笑)。お、こんなところに取説がある。」と、ポケット(?)から何やら取り出す高見沢。「取扱説明書だ。へー、ロンドン式じゃないんだ、メイドイン…秩父(笑)。1955年製(笑)。」「古っ!(笑)」「動力は、ネジだ!」というわけで、ゼンマイを出す坂崎(笑)。「まずは3回巻いてみよう。」いーち、にー「もっと声出せ!(笑)」さーーーん!「さぁ、どんな動きするか楽しみだな。やはり広島県人の期待に応えてもらわないとな(笑)。それじゃ、スイッチオン!」いきなり手拍子を始めるコノエちゃん。とりあえず客席もそれに合わせるんだけど…いきなり歌い出した!音頭を(爆)。これがさっき言ってた秩父音頭なのね〜(笑)。そしてまた止まった(爆)。指差し状態で止まったので、それに指を合わせようとする高見沢(笑)「ETじゃないんだから(笑)。」「よし、じゃあ次は6回巻いてみよう。」ゼンマイを桜井の尻に当てる高見沢(爆)。結局頭に戻したけどね(笑)。「これは通称ロック巻きというらしい。これは期待しようね(笑)。」いーち!にー!さーん!しー!ごー!ろーーーく!そしたらいきなり、♪どんどんちゃっどんどんちゃっという聞き覚えのあるイントロが…クイーンの「We Will Rock You」「Hey Yo!Clap your hands!」で、熱唱するコノエちゃん。
  歌い終わり、ようやく喋り出す「マイネイムイズ、コノエ・ヘイ!プリーズコールミー、コノエチャン。」コノエちゃ〜〜ん!(笑)ここで高見沢、旗を持ってきてコノエちゃんの前に…「オヤジィ、いつものやつね(笑)、梅酒だよ梅酒!紀州の梅使ってね…あのなぁ!」再び旗が前に…また来ちゃったよ〜!(笑)って、何やらせんだよ!(笑)さっきのストップモーションでけっこうダメージ受けてんだからさぁ(笑)。」そしてロンドンの話へ。「やはり皆さん、心を開かないといけません。私、アルフィーとロンドンの親善のために来たわけではありません(笑)。いろいろな事情があり、残念ながら、ロンドン公演は中止になってしまいました…○ン・ラ○ィンめ…(爆)。ロンドン行こうと思ってた人!」けっこういるんだね、やっぱ「もちろんそのお金はプールしてありますよね?え?使っちゃった?精神がたるんどる!(笑)アルフィーは夢をあきらめない、だからロンドン公演もあきらめない。だから働こうよ、額に汗水たらしてさ。俺、これ(帽子)取ると、額に線入ってんだけどさ(笑)。目標を持って、あさってからしっかり働こう!分かったかい?」は〜〜〜い!ハイは短く1回!(笑)それじゃあ、みんなが貯金できるようにこの曲を送るよ。」と、「伝説のチャンピォン」を熱唱。歌い終わり、「センキューヒロシマ!もしかしたら明日も会えるかも(笑)バイッバーイ!」と去っていった。
  そして残ったステージではメンバー紹介「ドラムス、長谷川浩二!キーボード、山石敬之!ベース、坂崎幸二!(笑)まだまだ行くぞ!『ジャンピング・グルーピー』!」アンコールでこの曲って久しぶりかも。で、曲も終盤にさしかかり、♪グッグッグッってところで演奏がリズムだけになり、「よーし、それじゃあ広島!まずは20歳以上のみんなで、グッグッグッ!って言ってみようか!」というわけで、グッグッグッ大会(笑)。「それじゃ次は25歳以上!」ギリギリだぁ!(笑)「それじゃ、そろそろ減ってくるかな?30歳以上!」でもやっぱファン層はこの辺が一番多いのではないかと(笑)。「それでは次は我々と同世代、40歳以上!」さすがに極端に減ったけど、でも確実にいます「それでは、我々より上の世代に。50歳以上の方!どうか我々に勇気を下さい(笑)。」やっぱいるんですね〜!ファン層の広さを改めて実感。まさかこの曲でこんな面白い趣向を凝らすとは思いませんでした。実はこの曲、それほど好きではないんだけど、もうめっちゃノリノリでした。ほんま今回のツアーはノルよね。そして「まだ行くぞ!ネクストソング!『Juliet』!」なんかこういう言い方、ビジュアル系バンド(しいて言うならLUNA SEA時代の河村隆一/爆)っぽいんですけどね(笑)。で、もちろん大盛り上がりだ!これで1回目のアンコールは終了。

  2回目のアンコール、高見沢MC「はいどうもありがとう!さすが広島、よくやった!感動した!(笑)もう2階もすごいね、2階の後ろ!(イエー!/笑)1階の後ろ!明日のないようなノリ、これぞ広島の真骨頂だな。さて、アルフィーは28年目に突入したんですけど、最初からうまくいってたわけではなくて、ライブハウスから地道な活動をしてきました。広島というと、あの伝説のウルトラマンショーが(笑)。タイトルがウルトラマンVSアルフィーですからね(笑)、その後ギャラを持ち逃げされたりもしましたし。あとはフラワーフェスティバルに出たりしてましたね。こんな風に、広島とは親密な…ウウン(せきこんだ/笑)、親密な関係ってことなんですけど。」それから3人でステージに立っていられる事。それこそ昔はステージに立てない自分達ってのもいたって話になり「できない悔しさを知ってるからこそ、できる喜びってのは大きいんだと思うしな。」ここらで客席からゴホゴホって声が「おい大丈夫か?…なんか話の腰を折られましたが(笑)。」それから、どういう流れか忘れたけど、totoで一億円当たるのもちょっと違うみたいな事言って「え〜」ってブーイングが(笑)「じゃあ当たれよ!勝手に当たってこいよ!(笑)えー、辛い事も多いと思いますけど、辛くても、いくつになっても拳を振り上げろ!これは約束だ!我々は再結成のない唯一のバンドだ!(笑)声を大にして、心を大にして(笑)言います。」で、「Never Ending Dream」へ。そしてラストの「SWEAT & TEARS」で終了。

  やはりツアーも後半戦ということで、序盤だった神戸とは違った点もけっこうあって、初日とはいえかなり楽しめました。しかし、2日目はさらにすごい事になるのでした…(笑) (2001 12/27)