1 | 夢よ急げ | |
2 | 鋼鉄の巨人 | |
3 | Count Down 1999 | |
4 | 恋の炎 | |
〜MC〜 | ||
5 | トラベリング・バンド | |
6 | メリーアン | |
7 | 二人のSEASON | |
〜MC〜 | ||
8 | Faith Of Love | |
9 | 霧のソフィア | |
10 | 星空のディスタンス | |
〜MC〜 | ||
11 | 運命の轍 宿命の扉 | |
12 | Boy | |
13 | 孤独の美学 | |
14 | Beat Pop Generation | |
15 | 閃光 | |
(ENCORE 1) | ||
1 | NEVER FADE | |
2 | Punks Life | |
〜コノエちゃん登場!〜 | 〜勝手にしやがれ(沢田研二)〜 〜We Will Rock You(クイーン)〜 〜伝説のチャンピォン(クイーン)〜 |
|
〜メンバー紹介〜 | ||
3 | 絶狂!ジャンピング・グルーピー | |
4 | D.D.D! | |
5 | Juliet | |
(ENCORE 2) | ||
〜MC〜 | ||
1 | Never Ending Dream | |
2 | SWEAT & TEARS | |
(ENCORE 3) | ||
〜MC〜 | ||
1 | 明日なき暴走の果てに | |
2 | TIME AND TIDE |
My Seat:2階A扉8列38番
"GLINT BEAT"ツアーファイナル、城ホール!やっぱアリーナ系になるとセットも多少でかくなります(笑)。オープニング、3人の登場も、後ろのモニターのつなぎ目が開いて、そこから登場でした。そして、画面は"OSAKA 20011229"に。しかも、そこにFinal!!って文字が飛びまくり(笑)。さぁ、「Change the wind」だ、と思っていたら、なんと1曲目は「夢よ急げ」!これはもうびっくり!あっけにとられつつも(笑)、当然盛り上がる。そして2曲目は「鋼鉄の巨人」!もう私、大笑いです(笑)。このツアー、今までずっと「Change the wind」〜「Arcadia」〜「Wake up」だったわけですからね。で、3曲目…スネア連打になったので、「AFFECTION」か?と思ったら、「Count Down 1999」だった(笑)。まぁこの曲は4曲目にやってた場所もけっこうあったみたいだし(俺参加場所では広島2日目っすね)、まだまだ壊れっぱなしの俺(笑)。そしてさらに「恋の炎」!イントロのリフ、最近じゃ速い傾向にあったと思うんだけど、かなり遅くて激重!もうやられまくりです(笑)。今までのツアーを完全に無視したこのオープニング4曲!ファイナルだからってちょっとやりすぎじゃないかとは思うけど(苦笑)、楽しいから良し!(笑)。
で、4曲終わり、長谷川さんが「SWINGING GENERATION」のイントロのパターンを叩き出す。そして坂崎が簡単に挨拶っぽいMCなどを。AUBE2000春ツアー後半みたいな感じですね。で、そのまま「SWINGING〜」にいくかと思いきや、曲は「トラベリング・バンド」へ!♪たどり着いたぜ大阪!って感じですな。そして、「メリーアン」!さらに「二人のSEASON」と続く。この曲は広島では後半に演ってたのにね。ちなみに大阪らしく♪耳元で囁く…好きやねん…でした(笑)。
ようやく本格的なMC、坂崎「はいどうもありがとうございます。今年もとうとうファイナルでございます。えー、それじゃあ皆さんお席にお座りいただけたらと思います。前半とばしましたからね。後半はもっととばしますけどね(笑)。さぁ泣いても笑ってもファイナル!なんかもったいないって気がするな(笑)。それじゃあ今回のツアーもうどっか参加した人!(は〜い/笑)それじゃあ、今回のツアー初めての人!ファイナルのみの参加、待ちに待ったことでしょう。この秋のツアーと全く違う曲順でお送りしておりますが(笑)、ファイナルならではのスペシャルメニューということで。スタンド!(イエー!/笑)なんか正面はかたまりができてます(笑)。一番上の一列の方々!元気ですか?アルフィーのコンサートにはいい席も悪い席もないという名言を残した方がこちらにいらっしゃいます(笑)。前の方だと、どこを見ても桜井の顔しか見えない(笑)って人もいれば、全体を見渡せて、照明の動きとか、3人のフォーメーション、誰がどこでサボっているかすぐ分かる(笑)、そんな方もいらっしゃいます。とにかく、今日は年末のイヤな事を忘れて、新しい年を迎えましょう。そういや今年の正月は神戸で迎えたんだよな。カウントダウン、もうあれから1年だもんなぁ。早いというか、なんだか遠い昔の事のような。あれは本当に感動的でしたね。風船がバーーーッと落ちてきて、今思い出しても涙が出てきそうになりますね。22世紀になったら、またやります(笑)。果たして何人残っているのか?(笑)これは相当厳しいでしょう(笑)。さて、そうやって年を越しまして、今年のアルフィーはいろいろ動いてましたね。リリースもんもいろいろ出して、コンサートもいつも通りやって、いろんな人にマネされ(笑)。その中でもこの方が一番似ていると評判のこの方をご紹介しましょう!桜井、賢様です!」
桜井登場。「まさる様、下から読んでもまさる様(笑)。」桜井、そのまま右側に一礼、真ん中に一礼、左側に一礼。そして去った(爆)。「おい!(笑)」で、戻ってくる桜井(笑)「えー、こんばんは。皆様、大変お忙しい中、この年の瀬に、我々のために集まっていただき、私、アルフィー関係者一同を代表して、感謝の言葉を…あ〜りがっとさぁ〜ん!(爆)」「それはアホの坂田でしょ(笑)。」「関西だからはじけようと(笑)。さて、この1年いろんな事がありました。年の初めのギックリ腰(笑)、たった2ヶ月で倒れてしまいました。その後、ヒザに水までたまりました。」「非常用に?(笑)」「そうそう砂漠で…ってラクダじゃねーよ!(笑)そしてその上、最近ではアルツハイマーのようなものに…(笑)」「ライクアアルツ?(笑)」「なんかお株を奪われてますね(笑)。でも最近、若い連中にも増えてきてるらしいぜ。冷蔵庫の中見て買うもの考えてたら、冷蔵庫の中にサイフ忘れたりとか(笑)。そんな、千円を冷やしても二千円にはなりませんしね(笑)。」で、鍵の忘れ物って話になり、桜井の田舎では…「うちはカギないですから(笑)。」「え、よそ者が入ってくると、のろしでも上がるとか?(笑)」「さよなら!」桜井退場(笑)。「あ、行っちゃった(笑)まぁいいや、進めましょう(笑)。」というわけで、年末ネタなどちょっと挟んで「それじゃあこの曲をお送りします。今回のツアーでは初めてですね。映画のテーマ曲でした。『Faith Of Love』。」なんだか久しぶりかな。そして続いては「霧のソフィア」!私、生では初めて聴くんですわ。けっこうこの頃のシングル曲は聴いてるんだけど、これだけ聴いてなかった(笑)。うれしかったですね。そして、「星ディス」でございます。さて、ここまでの10曲、私的初日の神戸と比較してみましょう…1曲もかぶってません(爆)。
高見沢MC「はい、どうもありがとう!まさしくファイナル!というわけで、王子の晴れ姿はどうだ?(笑)毎年大阪でファイナルを迎えてるんですけど、何て言うかこう1曲1曲しまい込んでいくという感覚でね。まぁ『星空のディスタンス』は明日のベストテンでも放送されますけど。でもあれは武道館で録ったやつだからな。生演奏ではこれが最後ということで。2001年、激動の1年でしたけど、個人的にも指を折ったりして。でもそんな中で『GLINT BEAT』というアルバムを完成させた事。これが自分の中でも大きかったんじゃないかと思います。意味は、ピカッと光るビートってことで(笑)。それにしても、こう年齢を重ねていくと、ドキドキする事が少なくなってるような気がするな。子供の頃の、ゴジラを見てはしゃいでいた自分を(笑)。一目会ったその日から(笑)。みんなだってそうだろ?TVを何気なく見てたら♪メリア〜ン。何だこれは!って(笑)。みんなもいつまでたってもドキドキしてろよ!昨日スタッフと一緒に、大阪でゴジラ(の映画)見てきました。やっぱりドキドキしました(笑)。(同時上映の)ハム太郎の時は、寝てしまいました(笑)。」で、他のアーティストにも曲を書いてるという話から、どんな曲を書いても、やはり自分は自分でしかないと。自分の個性という話をしたかったんだろうけど、「俺がどんなにがんばっても、桜井にはなれないし(笑)、どんなに小さくなっても坂崎にはなれない(笑)。いつまでも高見沢は高見沢、王子は王子のままで(笑)。ずっと王子ってのもつらいけどな(笑)、まぁできる限り王子でいますので(笑)。」そして「運命の轍 宿命の扉」からの後半戦に突入。「Boy」も終わり、次は何が来るだろうと思っていたのだが、なんと「孤独の美学」!ちょっと意外な感じでした。でも俺が行った5公演、ここの位置で演ったの、全部『THE RENAISSANCE』の曲だったりするんだけど(笑)。他会場のセットリストも見てるから、そうじゃなかった所もあるのは知ってるんだけど。そして、「Beat Pop Generation」「閃光」と大盛り上がりで本編は終了。
アンコール、まずは「NEVER FADE」。ここも変えてくるかなと思ってたのだが、そのままでした。この曲が終わると、ステージが暗転し、ピンスポット当たった高見沢がギターをかき鳴らす。鳴らしては止め、客席歓声(笑)。この弾いてたコードとリズムは…『GLINT BEAT』収録曲でありながら、今までこのツアーでは演奏されていなかった「Punks Life」のイントロ!高見沢の「ガオッ!」ってシャウトからステージに薄暗い赤い照明が灯る…中央階段の中間の踊り場(?)にけだるそうに座っている坂崎!もうなんかめちゃめちゃかっちょええ!そして、そのままけだるそうに歌う。この曲の世界観をうまく表現してると思う。もしかして、この曲を生かす演出ずっと考えてたから今まで外されてたのか?(笑)神戸レポのシメでも書きましたけど、ほんまこの曲、大好きなんですよ。まいっちゃいました。イントロからだるいテンポに乗って、ヘッドバンキングしーの(笑)。
続いてはコノエちゃんコーナー!いつものように「おもちゃのマーチ」に乗って登場し、中央で止まる(笑)。「また止まってしまった…ん?みんなもっと盛り上がっていこうぜ!何度も見て飽きてるかもしれないけどさ(笑)。今まではゼンマイで動かしていたわけだが、それではあまぬるい!」王子天然炸裂(爆)「生ぬるいだ!(笑)もっと強いショックを与えなければいけない。それは電気ショックだ(笑)。」と、坂崎が何やら持ってきた。なんか電飾がたくさんついてるコードみたいな…「これはアルフィークルーが2時間で作った(笑)、電気ショックだ。」そしてそれをコノエちゃんに巻きつける…「あ、動いちゃダメだって(笑)。(客席に)シーンとすんなよな!(笑)」で、巻きつけ完了。「それじゃあ、3,2,1…でいくからね(笑)。よし!3,2,1…でいくからな(爆)。スリー、ツー(笑)このくらいにして(笑)。それじゃ3,2,1、スイッチオン!」バリバリという音(SEね)と共に光る電飾(笑)。小刻みに動くコノエちゃん(笑)。なんかフライパン持ってきて、「おー焼けた焼けた(笑)。」とふるう高見沢(笑)。しかし、また止まってしまうコノエちゃん。「あーあ、また動かなくなっちゃったよ。」「このままほっといて2人でコンサート続けるか?(笑)あ、こんなとこに取説あったの忘れてたよ(笑)。」と、取説から「大阪ファイナルに送る、GSショックだ!!」で始まった曲は「勝手にしやがれ」だ!もうなんかすっかり定番ですね、この曲(笑)。ちゃんと歌っていたコノエちゃんだったのだが…♪寝たふりしてる間に〜出ていってくれ〜あ〜、の瞬間、止まった(爆)。もうめちゃめちゃ爆笑しましたよ。こうくるかい!(笑)「一番いいところで止まっちゃったよ(笑)。」「このポーズ何かに似てるな…」「あれだ!浅草の鬼だよ!(笑)」と、いうわけで、ゴムボールがたくさん入ったカゴが登場(笑)。坂崎、それをコノエちゃんに向けて投げる。コノエちゃんの胸に命中。上がってる腕を開閉させるコノエちゃん(笑)で、今度は高見沢が投げたのだが…コノエちゃんの顔面に直撃!(爆)高見沢、また投げるが、それをかわすコノエちゃん(笑)。「よし、じゃあこのくらいにして、やっぱりネジを巻こう!」坂崎、ゼンマイを持ってくる。「年忘れネジ巻き大会だ!」いーち、にー、さーん、しー、ごー、ろーく!!「イエー!ロック巻きー!」というわけで、「We Will Rock You」でございます。
歌い終わり、ようやくコノエちゃんトーク「ハロー!ハウアーユー!ボンジュール(笑)。マイネイムイズ、コノエ・ヘイ!アイムフロムロンドン。プリーズコールミー、コ・ノ・エチャン。」コノエちゃ〜ん!(笑)「さぁ、いよいよファイナル。思えば長い間在日してました。そこで私、帰化することにしました(笑)。日本人になりたい(笑)。ワールドカップに出たい(笑)。これは日本人じゃなくてもいいけどな(笑)。さて、今、世界は悲しい事が多く、ロンリーロンリー(笑)。」ロンリーは悲しいじゃなくて寂しいなんだけど(笑)。「私もさっきショックが眉間にきたんですけど(笑)。あれは殺意あったね!俺、最高裁まで行くよ!(爆)いくら体が資本主義だからってさぁ、ギャラは社会主義なのによぉ!(笑)でも僕負けない!イジメやセクハラが多くても負けない!私が一番セクハラしてるって話もありますけど(笑)。」「タチだ(笑)。」「お前、タチって言うなよ!(笑)まぁ、意味分かんない奴もいるだろうけどさ(笑)。」そしてロンドンの話から、「またみんなでロンドン行けるように、チョキンチョキン(笑)。」それで高見沢、ギターでそのチョキンチョキンって音程を出す。「さすがミュージシャンだね。なんか俺、ミュージシャンって事忘れてるよ(笑)。」で、貯金使った人に「だから定期にしとけって(笑)。しっかり貯金して、この中の10分の1でもいいから来ていただければ。だってみんな来たら、ヒースロー空港がいっぱいになって、イギリス人びっくりしちゃうから(笑)。ロンドン公演、中止になった事はとても悲しい。しかし、このオトシマエは必ずつけます!だから、みんな働こうよ。でも、ただただ9時から5時まで働いてるだけじゃダメ!ちゃんと目標を持ってやれば、コピーの仕方も変わってくるから(笑)、コピー機に乗っかったりして(笑)。」で、最後の「伝説のチャンピォン」へ。歌い終わって、「サンキューオオサカ!グッナイ!グッバイ!お世話になりました(笑)、お正月、風邪ひかないでね(笑)、バーイ!」というわけで去っていくコノエちゃん。
続いて高見沢のメンバー紹介から、「絶狂!ジャンピング・グルーピー」…だったのだが、いきなり高見沢のギターの音が出ない…「こういう事はよくあるんだ(笑)、音が出な〜い(笑)。」やはりファイナルでかなりテンション高かったためか、機嫌悪くもならず(春ツアー、フェス2日目でのギター叩きつけ事件の再来にはならなかったな/汗)、ギターを交換して、曲に入った。グッグッグッのゾーンに突入し、まずはスタンド、アリーナときて、次は職業シリーズ!(笑)看護婦、銀行員、先生&保母さん、などに行き、今年結婚した人なんかに行き、ようやく年齢に、15、20、27(私、ここでアウト/笑)、30、40、50、そしてなんと60以上までいった!そして、いた!!やっぱりすごいねぇ〜。そして続いてはなんと「D.D.D!」だ!今回のツアーでは演ってなかったから、なんか久しぶりに聴く気がする。夏イベ以来だからそんなでもないんだけど(笑)。もちろん、フライングたかみぃだ!しかし、間奏のギターソロでは降りず、最後はギターに間に合わず(笑)、ステージに登場はしたけど、全く意味のなかったドナギター(笑)。そして最後はやっぱり「Juliet」!やっぱりめっちゃ盛り上がる!ほんま今回のツアーはひたすらテンション高いです(笑)。これで1回目のアンコールは終了。
2回目のアンコール、高見沢MCだけど、な〜んか短いぞ…21世紀になってもステージの上で歌い続けていくみたいな話をして、速攻で「Never Ending Dream」へ。そして「SWEAT & TEARS」と、ここまでのツアーではラストだったこの2曲を。しかしだね…ファイナルだよ。このMCの短さ、3回目ありますと言ってるようなもんです(笑)。というわけで3回目のアンコール、高見沢もアコギを持って登場。高見沢MC「はい、どうもありがとう。2階のスタンドの一番後ろ!1階の後ろの方も、非常にいいよ。みんなの熱い情熱を感じました。みんなも知ってると思うけど、俺達は高校生の頃出会って、大学時代にデビューして28年、夏のイベントも20回目か、『Juliet』も今のところ、連続ベスト10入り新記録ということで。まぁ記録というのはいつかは破られるものですから。それまでは新記録だということで(笑)。潮の満ち引きというか、最初はさざ波のように小さい波だったのが、だんだん大きな波になっていって、熱が伝わっていく感じかな。」そして、これからもコンティニュー、INGで続けていくという話から「モノマネされてますけど、あれこそ言えてるよな、3人でジアルフィ!って(笑)。ほんとそうなんだよ。3人だからアルフィーなんだよ。これからもステージに立って歌い続けていきます。大阪城ホールでもずっとな。それでは、そんな俺達のテーマソングのような曲をお送りしたいと思います。」そして始まったイントロは「明日なき暴走の果てに」。やっぱりいい曲ですね。そして最後は「TIME AND TIDE」!さっきのMCから予想はしていたけど。99年、俺の初めての夏イベ以来です。何を最後に持ってくるかと思っていましたが、この曲でした。こうして、GLINT BEATツアーファイナルは幕を閉じました。場内は三・三・七拍子&バンザイ三唱で締めです(笑)。
とにかく盛り上がるツアーだったなというのが、最大の印象かな。『GLINT BEAT』を基本にしてるから、自然とそうなったんだしょうけど、ほんま47歳バンドの盛り上がり方とは思えないもんねぇ。そして、このファイナルは、1曲目から全然違うという、反則技(笑)までやって、ほんま楽しかったですね。次の"TRANSFORMATION"ツアーは一体どんなツアーになるのか?ほんまに楽しみです。 (2002 4/1)