1 | 星空のディスタンス |
2 | 風曜日、君をつれて |
3 | STARSHIP-光を求めて- |
4 | 冒険者たち |
5 | JOURNEY |
〜MC〜 | |
6 | 泣かないでMY LOVE |
7 | 別れの律動 |
8 | 暁のパラダイス・ロード |
9 | 恋人になりたい |
〜It's for you〜 | |
10 | 挽歌 |
〜MC〜 | |
11 | 夏しぐれ |
12 | メリーアン |
13 | NEVER FADE |
〜MC〜 | |
14 | Juliet |
15 | GATE OF HEAVEN |
16 | LIBERTY BELL |
17 | Crisis Game〜世紀末の危険な遊戯 |
18 | Masquerade Love |
19 | Heart Of Justice |
(ENCORE 1) | |
1 | D.D.D! |
2 | 恋の炎 |
〜ホルちゃん登場!〜 | |
〜ロコモーション〜 | |
3 | 夢よ急げ |
4 | SWEAT & TEARS |
(ENCORE 2) | |
〜MC〜 | |
1 | 至上の愛 |
2 | ラジカル・ティーンエイジャー |
〜Wind Tune大合唱〜 |
My Seat:200レベル205扉16列68番
ついに、20回目の夏!2回目の夏(83年)の武道館以来の屋内での夏イベとなった今回。スタンド席だったんだけど、とりあえず、最初の印象が「広い!」さすが国内最大のアリーナ会場なだけある。そして、この日は、アルフィーデビュー27年目の記念日。開演15分くらい前だったかな、何気なく場内アナウンスを聞いてたら、最後に「皆様、前方のスクリーンをご覧ください」と。見てみると、全ての演奏が終わった直後、伴奏が流れ、スクリーンで歌詞と合図を送るので、みんなで歌ってくださいというメッセージが。「そう、あの曲です。メンバーには内緒だよ♪」ほんまに内緒かどうかは分からないけど、とにかく、これは期待できる。もちろん、あの曲、だよね(笑)。ちなみに、開演直前にもう1度メッセージ流れました。
10数分遅れで、ついに開演。英国国歌のSEが流れ、ステージセットの上の方に3人が登場!今回のステージは、真ん中、左、右と3本の花道がアリーナ前方に伸びているんだけど、楽器を持った3人、そのまま真ん中の花道の先まで出てきて、そこに置いてあるスタンドマイクに向かい、おもむろに♪ほっしぃぞら〜の〜しぃたぁのでぃ〜すた〜んす!と歌い出した!いきなりこれかい!確かに、デビュー日という事から、メモリアルな曲がオープニングになるだろうとは思ってた。でもデビュー曲じゃ、フォーク調でインパクトに欠けるし、「メリーアン」だと、カウントダウンとかぶる(笑)。そう考えたら、この曲がオープニングなのは必然だとも思える。もちろん、いきなり大盛り上がりだ!続く2曲目は、けっこう久しぶりの「風曜日、君をつれて」。夏っぽい曲だね。そして「STARSHIP」!なんかシングル曲が続く…なんとなくカウントダウンを思い出す。さらに「冒険者たち」と、これまたシングル曲。まさかこのまま…と思っていたのだが、この曲が終わり、鳴り出した汽笛の音。高見沢が、光線銃を使ってエフェクト音を発する。しばらくスローテンポで続いていたのだが、徐々に加速していき「JOURNEY」に突入!久しぶり!そして、イントロからぶっ壊れる俺(爆)。もう大好きですからね、この曲。♪Come on!Go ahead!Live and Let Die!なんか全力で叫びまくり(笑)。最後のギターソロ、今回は何分続くのか?(笑)と思っていたら、さすがに序盤だからか、あっさり終了(笑)。
最初のMC、坂崎「こんばんわー!ようこそ、アルフィー王国へ(笑)。いよいよ、アルフィーにとって20回目の夏がやってまいりました!」と、まずは会場の話「すごくきれいな所でね、きれい78%、残りは、大きすぎるってところでしょうか(笑)。夏のイベントも20回目ということでね、おめでとうございます、ありがとうございます(笑)。しかも今日はアルフィーのデビュー27周年記念日でもあり、メモリアルな日です、ありがとうございます(笑)。1回目は82年、所沢の航空記念公園だったんですが、それに来た人!」やっぱりそういう人もいるんですよね〜。で、例によって、初めての人も聞く。で、全体で声を出してみようという提案が出て、客席全体が「イエー!」と叫ぶ。「なんかへーとオーが入り混じった感じですね(笑)。さて、初めての方もいらっしゃいますが、初めての高見沢。夏なのに白い(笑)。こちら(高見沢)は因幡の白ウサギ、こちら(桜井)は、秩父の黒ブタですからね(爆)。」それから話の途中、「いい席の方も、悪い席の方も…」と言った坂崎。そこで高見沢「坂崎、それは違うぞ。悪い席なんてないんだよ。」「ああ、そうですね。それじゃあ、近くの方も、全体を見渡せる方も(笑)、このメモリアルなイベント、27年の全てを出し尽くしていきますので、どうかその覚悟でお願いします!さて、僕達は昔は、ライブの動員数はあるのに、レコードが売れないというバンドでして、次にお送りする曲も、リリースする時には、これはいい曲だ、絶対売れる、と期待されました。しかし、結果は期待ハズレでした(笑)。それではお送りしましょう。」と始まった曲は、「泣かないでMY LOVE」。かなり久しぶりかも。でもほんまええ曲やと思う。続いて、たぶん俺は生で聴くのは初めての「別れの律動」。そして、「暁のパラダイス・ロード」「恋人になりたい」と、初期のシングル曲でも盛り上がる系の曲が続く。「It's for you」を挟み、これまた初期の「挽歌」。結局ここは「メリーアン」以前のシングル曲で構成されてました。
坂崎MC「はい、どうもありがとうございます。『泣かないでMY LOVE』『別れの律動』『暁のパラダイス・ロード』『恋人になりたい』、いずれも、期待されながらも、いきそうでいけなかったシングルでした(笑)。この頃は、シングルを出すたび、これはいける、これはいけると言われていたんですが、結局いきませんでしたね(笑)。」と、いろいろ話していた坂崎。そんな中、桜井、唐突にセットの階段を登りだし(笑)、そして、反対側から降りていった(笑)。「何やってんだよ!(笑)」「…ちょっと行ってみたかったんだよ(笑)。」それから、当時のプロモーションを振り返り、ラジオでリスナーに呼びかけていろいろ(例えば、レコード店のランキングで、こっそり2位あたりのとこに置いておくとか/笑)してたり、地方のレコード店もプッシュしてくれたり、ラジオ等のリクエストでは強かったなどという話を、「もう組織票が(笑)。熱心なファンの方が1人10票とかね。ほんと、Liveの動員もある、リクエストも強い。もうあと足りないのはヒット曲だけ!そんな時代の曲でした。」それから、今日は桜井がちょっと派手な衣装だという話になり、肝臓が悪いと言われて「悪くはないですよ、いたわってないだけで(笑)。」ちょっとHIROMI GOのように回ってみたりとかして(笑)。
そして、また昔の話に戻り、ようやくヒットしだした頃の話に「それこそ、いろんな曲をやってますからね。これが当時、評論家には節操がないとか言われてたわけですよ。ところが、ヒットしてしまうと、これが幅広い音楽性と言われるようになるんですね(笑)。まぁ、デビューがデビューでしたからね、27年前の8月25日!アルフィーはこの曲でデビューしました!」でも、不機嫌な高見沢。「俺は2度とこの曲を歌いたくないんだよ。」「そんな事言って、何年か前にも歌ったじゃんかよ(笑)。」「あれが最後なんだよ!(笑)」「それじゃあ今日この曲を歌うと思ってた人!」は〜〜い!(笑)「いや、だめだ。まずこの衣装に合わない(笑)。」「そんな子供じゃないんだから。みんなのニーズに応えないと。」「いいもん、子供だも〜ん(爆)。」「まぁとりあえずやってもらいましょう!」「だって今日は25日だろ?この歌を歌わなくてどうするの?」と、いうわけで専用マイクが登場。派手な…(笑)でも、まだまだ不機嫌そうな高見沢、ずっと客席に背を向けたまま。「今、アルフィーの旅が始まります(笑)、それでは、『夏しぐれ』。」イントロが始まっても、まだ後ろ向いたまま。ところが歌に入った瞬間、いきなり振り向いて、歌い出す!(笑)真ん中の花道の先まで出てきて、回るし(笑)。もうノリノリ(爆)。そして続いては「メリーアン」。なんとなく予想ついた、てゆーか一昨年の夏イベと同じ並び(笑)。そして、「NEVER FADE」と続く。デビュー曲、ブレイク曲、そして最近の曲と、27年の歴史を突き抜ける3曲でした。
高見沢MC「はい、どうもありがとうございます。『夏しぐれ』…もう2度と歌いません(笑)。」そして、今の3曲の流れについて話し、「でも、歌が一番自由なのかもしれないしな。さて、今週、21世紀初のシングルが出ました!アルフィーには女性の名前をタイトルにした曲がけっこうあるんですけど、さっきの『メリーアン』もそうだし、『霧のソフィア』『クリスティーナ』…まぁ、そんなとこですけど(笑)、またまた、女性の名前のシングルです。この曲がオリコンのベスト10に入ると、34曲連続ベスト10入りで、新記録になるそうです。みんなのおかげで、なんとかベスト10に入りそうです!それでは、生でこの曲をお送りしたいと思います!27周年のこの日に!49枚目のシングル!『Juliet』!!」もうちょっとおもろい事言ってたと思うんだけど、メモ解読不能(笑)。というわけで、ついにLive初披露となったこの曲!もうシングル聴いた時から、絶対盛り上がる曲になると思ったけど、ほんまにその通り!もうめちゃめちゃ盛り上がった!またLiveの定番になりそうな曲が増えたね。ここでテンション高くなったところだけど、次は「GATE OF HEAVEN」でいきなり重くなる(笑)。そして、「LIBERTY BELL」とメッセージ色濃い曲が続く。さらに「Crisis Game」!イントロ完全版は久しぶりかもしれない。これもメッセージソングだけど、盛り上がる曲ですわな。この曲が終わり、シンセのSEが鳴る中、高見沢が歌い出したのは「Masquerade Love」のサビ!こういう入り方って、初めてだっけ?なんか前にもあったような気が…ま、とにかく「Masquerade〜」である。速攻で崩壊する私(笑)。もう頭ガンガンに振ってるし、ステージまともに見てない(爆)。ここまで盛り上がって、さらに鳴り出したシンセベース聴いて、マジっすか?って思いましたわ。「Heart Of Justice」!初日なのに(?)ここまで惜しげもなく盛り上がる定番曲を連発してくるとは!花道を走り回り歌う高見沢!とにかく盛り上がり、本編は終了。
アンコール。まずは「D.D.D!」フライングたかみぃ登場!(笑)野外の夏イベではフライングは不可能ですからね(笑)。モニターには、ポチとタマが踊っている。もちろんサビでは、しっかり定番と化したパラパラを踊ってた(笑)。これで初めてちゃんと覚えた人もけっこういるんじゃないかな。俺もそうです(爆)。でもフライングもものすごかった!いつもなら上下左右のみの動きなのに、真ん中の花道の上に沿って、前後の動きまで入りました!これ、客席の上にいっちゃうと、危ないから、日本ではダメらしいですな。花道の上という強引な妥協案といえる(笑)。もう、席が花道先端の真横くらいの位置だったんで、この前後移動がほんますごく見えたんですわ。同時にハラハラもしてたし(笑)。もちろん、間奏のドナギターを弾くところで降りてきましたけどね。花道先端に着地で、ちょっとよろけていたけど(笑)。この曲が終わり、続いてたかみぃが弾き出したリフ…「恋の炎」!マジっすか!私、本日3回目の崩壊です(爆)。もう頭っから、変なテイクバック入れて拳上げるみたいな(笑)。幸ちゃんもこっち側の花道にやってきてたし。
この曲が終わり、桜井はいつの間にかステージから消え、坂崎がベース持ってちょっと弾いてた(「Smoke on the water」弾いてたかな?覚えてねぇ…/笑)そんな中、なんと、ホルちゃんが登場!まさか夏イベにまで登場するとは思ってもみなかった。演奏に合わせて軽快に踊るホルちゃん(笑)花道の先で、そんな異様な光景が(笑)。しかも、演奏止めない上にどんどんテンポが速まっていくし(爆)。ようやく止まり(誰が止めたか忘れたけど…)、「春にギックリやってるんだからさぁ(笑)。」って言うのに、また音出す2人(笑)。そして、この着ぐるみについて「これって1着しかないんだよね。もう伸びちゃってるんだよ(笑)。耳が立たないし(笑)。」で、会場の広さから、音が反響するので、「ここ、すごーく喋りにくいのね(笑)。自分が何言ってるかよく分かってません(笑)。」そして、誕生日だからということで、プレゼントがあると。ホルちゃん、たかみぃ見ていきなり「さっき飛んでなかった?(笑)」「飛ぶ?(笑)」「いやいやいや(笑)。」で、ステージ袖までプレゼントを取りに行くホルちゃん、途中でちょっとこける(笑)。そして持ってきたプレゼントは…干し草(爆)「これはあんたが食うやつでしょ(笑)。」「そうだけど、バカにすんじゃないよ。イタリアで特別に干したやつなんだから(笑)。仕入れたのはさいたまのJA(笑)。」で、とりあえず受け取ったたかみぃ、1本くわえる(笑)。そしたらホルちゃん「すいません、それ、毒あるんで(笑)塩コショウふって(笑)。」「食えるかよ!(笑)」「バカ、後で出すんだよ、1回。」「反芻だ(笑)。」「胃が5つくらいいないのかい?(笑)」
で、やはりこれだけではいかんだろうと言う事で、2つ目のプレゼントとして、ケーキが登場!スタッフが台車に乗せて花道の先まで運んでくる。途中、段差に苦戦(笑)。「すごい!」「でっけぇ!」で、ロウソクに火を点けるんだけど、27本に1本づつ点けていくのはけっこう骨な作業…(笑)。「フランスのケーキ職人に作らせました、空輸です。JALで(笑)。」「おい、なんかロウソクが点けてるそばから消えていくんだけど(笑)。」こんな広い空間な上、酸素がちょっとうすくなってるのか?(笑)ようやく全部火がついて、ホルちゃん先導のもと、みんなでハッピーバースデイを歌う。客席サイドとしては、開演前のあれがあるから、あれ?って感じだったんだけど(笑)。それから、ちょっと話してる時に、たかみぃ、手についたクリームをホルちゃんにつける(笑)。「俺はタオルじゃないよ!(笑)」「君のは拭きにくいな(笑)。」そして、27年前、デビュー日の話に。銀座の山野楽器で、ミニコンサートを行っていたそうで。さっき歌った「夏しぐれ」やら、「危険なリンゴ」やら。あとはサイモン&ガーファンクルのコピーやら歌ったそうなんだけど、最後に、意地でグランド・ファンク・レイルロードというグループ(?)の曲を歌ったそうで。今までコピーした事なかったのに(笑)フォークギター2本で(笑)。なんかその時だけ異様な空気に包まれたらしい(笑)。と、いうわけで、その曲を歌ってみようということになり、「ロコモーション」を歌う。私、なぜかこの曲知ってるんですけど(笑)世代ではないはずなんだけどなぁ(笑)。歌い終わり、「もう、本当に帰らせてもらいます!じゃーねー(笑)。」「ホルスタイン、ホルちゃんでした!」去っていくホルちゃん、そして、そのまま「夢よ急げ」に突入だ!夏イベのテーマ曲ともいえるこの1曲、やはり出てきました。桜井も帰ってきて、3万人の大合唱!さらに、これもまた夏イベに欠かせない「SWEAT & TEARS」!この超定番の2曲で1回目のアンコールは終了しました。
2回目のアンコール。まずは高見沢MC「はい、どうもありがとうございます。素晴らしいバースデイでした。27歳かぁ…まだ20代だもんな(笑)。これからもアルフィーの人生は続いていきます!まぁ今までいろんな事があったんですが、27年なんてあっという間だったしな。30代なんかもうすぐだしな(笑)、40代になっても続けます!健康には留意して(笑)。あ、そうそう、これ言っとかないとな。指、完治しました!」大歓声!「まぁ、これだけ弾いてりゃ、もう分かってるよな(笑)。春のツアーでみんなからのくっちゅけ光線を受けてこうして完治しました!」で、ずっと続けているコンサートの話になって「よく聞かれるんですよ、どうしてアルフィーはそんなに長くツアーを続けていられるのか?飽きないのか?何か秘訣はあるのか?なんて。はっきり言って、そんなものはない!!(笑)」この声が高く響いたので、坂崎&桜井ウケる(笑)。そして、ティーンエイジャーの時に出会った3人が、そのままずっと一緒に好きな音楽をやっていられて、27年の記念日になったという話から、「それでは、今日こうして集まってくれたみんなに、心からの愛の歌を。『至上の愛』。」けっこう久々に聴くかもなぁ。そして、ラストは「ラジカル・ティーンエイジャー」だ!さらに、曲が終わったと思ったら、たかみぃ、そのままギター弾き出して、中央花道の先端まで出てきて、さらにサビを歌う!もう、ほんま泣くね!で、全ての演奏が終わり、3人が揃ってステージ中央に立った瞬間!曲が流れ出し、スクリーンに歌詞が表示された!♪Happy Birthday Dear ALFEE 君が生まれたこの日に 風の調べに乗せて 愛が生まれそうさ My Wind Tune…3万人が3人のために歌う!なんか呆気にとられている3人(笑)。はっきり言って、全体的にどれくらい響いているのか全然分からなかったんだよね。自分と周りの声は聞こえるけど。でもきっとステージにはものすごい声が届いていたんじゃないかと思う。感動的な瞬間でした。最後に「ハッピーバースデイ、アルフィー!」とシャウトして、こうして、20回目の夏・初日は終了しました。初期のシングル曲を中心に構成された本編前半、そして、定番メッセージソングを連発した本編後半。アンコールも定番中の定番で占め、27年の歴史と、王道を見せつけたような構成だったんではないでしょうか。個人的にも、けっこうツボな選曲だったし、楽しめました。27年間で初のBirthday Liveということでいいイベントになったと思いますです。 (2001 10/28)
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Special Thanks:Donaldさん(写真提供)