THE ALFEE
20th Summer 2001 Kingdom
ChapterU: Never Ending Dream

2001 8/26  atさいたまスーパーアリーナ


1 孤独の美学
2 BLUE AGE REVOLUTION
3 悲しき墓標
4 悲劇受胎
〜MC〜
5 真夏のストレンジャー
6 サファイアの瞳
7 星空のRENDEZVOUS
8 Wings of Freedom
〜MC〜
9 LOVE
10 LOVE NEVER DIES
11 恋人達のペイヴメント
〜MC〜
12 Musician
13 夜明けのLANDING BAHN
14 WIND OF TIME
15 SWINGING GENERATION
16 GATE OF HEAVEN
17 希望の鐘が鳴る朝に
18 LONG WAY TO FREEDOM
(ENCORE 1)
1 Stand Up, Baby-愛こそすべて-
2 D.D.D!
〜Twist & Shout〜
3 ロンリー・ガールを抱きしめて
〜メンバー紹介〜
4 Juliet
〜オ・ソーレ・ミオ〜
5 星空のディスタンス
(ENCORE 2)
〜MC〜
1 Pride
2 SWEAT & TEARS
(ENCORE 3)
〜BLOWIN' IN THE WIND〜
1 Rockdom〜風に吹かれて〜
2 LAST STAGE

My Seat:アリーナC7ブロック172番


  20回目の夏、2日目!席はアリーナの真ん中からちょい後ろのたかみぃサイド(笑)。前日が、今までのアルフィーの歴史を見せつけるような選曲だったので、予想としては、やはりこれからのアルフィーを示すような感じになるのかなって思ってたんです。さすがに、タイトルからして違うので、オープニングも前日とは大違い。デジタル系のSEが爆音で流れる中、スクリーンにも、デジタル的な映像がフラッシュバックしていく。99年秋のオープニングに近い感じかな。なかなか登場しないなぁと思ってたら、いきなりアリーナの後ろから歓声が上がった!見ると、スポットライト当たってる!で、前のスクリーンを見てみると、なんと屈強な黒人のボディーガード数人を従え、アリーナ通路を進むメンバーの姿が!すげぇ!屋内である事を最大限に生かした登場の仕方だと思う。野外じゃ、まだこの時間じゃ明るいから絶対カッコ悪いと思う(笑)。通ってる通路からは離れてるので、スポットライトで、だいたいの位置を確認(笑)。ステージ上がるまでけっこう時間かかってたんだけど、これも会場の広さを感じさせますな。そして、始まった1曲目は「孤独の美学」!なんか意外な選曲でした。続いて「BLUE AGE REVOLUTION」。普通にイントロから入るのは久しぶりかな。そしてこれも久しぶりの「悲しき墓標」。さらに「悲劇受胎」とハードな曲が続く。

  最初のMC、坂崎「こんばんわー!どうもありがとうございます。さて、いよいよ20回目の夏ファイナル!昨日はありがとうございました。27回目のバースデイを盛大に祝っていただきまして。ほんと昨日は昨日で燃え尽きたんですけど、今日起きたら復活しました(笑)。それにしても、この会場は広いですから、さきっぽの人達の声に時差が(笑)。なんか国際電話みたいです(笑)。アルフィーのコンサートにいい席も悪い席もないですからね(笑)。」で、昨日来た人なんかを聞いて、初めての人に「生で見る高見沢さんの白さ(笑)、そしてこっちは秩父の黒ダヌキ(笑)。生の動くアルフィー、このステージにいるアルフィーがほんとの姿ですから(笑)。あ、そうだ、久しぶりの復活組っている?」こういう人もやっぱりいるんですよね。「まぁいろんな方がいらっしゃいますが、ここは一つ、最後まで楽しんでいってください。それでは、夏と言えば、この曲をお送りしましょう。」と始まった曲は「真夏のストレンジャー」!まさに夏イベならでは。私、初めて生で聴くんだけど、一体何年ぶりに演奏されてるんでしょうか?この曲。そして「サファイアの瞳」。もちろん♪さいたまCity Light〜(笑)。やっぱ間奏のチョッパーはめちゃめちゃかっちょええ!俺が桜井ファンであることを再確認できる瞬間です(笑)。続いても久しぶりの「星空のRENDEZVOUS」。そして「Wings of Freedom」今回のグッズのフラッグはKingdom仕様の黒いフラッグなので、もう周囲が黒い黒い(笑)。もちろん従来の青いフラッグもちらほらいましたけどね。

  続いてのMCは、桜井「こんばんわ。どうもありがとうございます。大変大盛り上がりで(笑)。まだ先は長いですから、どうか皆さん、お席の方におつきになってください。」で、夏ももう終わろうとしているとか話して、夏休みはどうだったとかで「私、ちょっと南の島へ行ってました(笑)。」でも残った2人は仕事してたとかで、「帰ってきたら、黒いだの言われて(笑)。」「…俺行っていいって言ってないよ(笑)。」で、またいろいろ話して、「それでは、この夏に愛のバラードを何曲かお送りしたいと思います。」始まった曲は、かなり久しぶりの「LOVE」。そして同じくらい久しぶりの(笑)「LOVE NEVER DIES」。すいません、私ちょっと寝かけてました(爆)。そして夏なのに(笑)「恋人達のペイヴメント」と続く。

  高見沢MC「はい、どうもありがとうございます。」で、客席から「王子ー!」って声が飛ぶ(笑)。いろいろ話して、全国から集まってくれたファンという話から、どっから来たのか聞いてみようということになり、「じゃあ、まず…山口!(笑)」ちらほら手は上がってるんだけど、「おい、1県1県聞いていく気か?47あるんだぞ(笑)。」で、地方ごとに聞いていくようになったんだけど関西!」と言った後に近畿!」って聞いて、一緒じゃねーか!って(爆)「みんなの顔見てごらん、バッカじゃねーの?って顔してるから(笑)。」で、九州、沖縄(やっぱいるんですよね〜)まで聞いて「以上!全国からどうも…」えーーーー!ってブーイング(笑)「あ、まだある?えーと…山口県!(爆)、あ、中四国!」は〜〜〜い!(笑)そして関東まで言ってようやく終了(笑)。
  「こうして20回目の夏のイベントを迎えたわけですけど、アルフィーの3人は、まだ27歳だということで(笑)。まぁいくつになっても私は薔薇の王子なので(笑)。」そして会場・さいたまスーパーアリーナの話「ジョンレノンミュージアムがあるんだよな。見に行ってきたんですけど、ギターを見てると、なんかこう手に取りたくなってしまうんだよな(笑)。イマジンを盛んに聴いていた頃、同じようにディープパープルやツェッペリンを聴いてましたけど(笑)。」で、3人が出会った頃の話になり、あの頃の情熱を歌った曲を28年目に入ったこの日に送るというわけで「Musician」を。こういう曲をこの位置で演るのって、最近じゃ珍しいと思うなぁ。そして、坂崎のブルースハープが響き「夜明けのLANDING BAHN」へ。ここで再び立ち上がる客席。続いて「WIND OF TIME」!そして「SWINGING GENERATION」と『AGES』の曲が連発される。あれ?『AGES』?これってもしかしてそういう意図なん?考えすぎかな?(笑)もちろん「SWINGING〜」では、テンションがめっちゃ上がる私(笑)。続いてなんと「GATE OF HEAVEN」だ!まさかこの曲を2日共通のメニューにするとは思わなかった。そして「希望の鐘が鳴る朝に」。ノリノリの曲ではないけどLiveで聴くのけっこう好きな曲だな。そしてラストは「LONG WAY TO FREEDOM」!花道を走りまわりながら歌う高見沢。最後「オーイエー!」を連呼するんだけど、いきなり桜井に振って「オーイエー!…これ普通の人間は出ねぇよ(笑)。」でもまだ桜井に叫ばせようとする高見沢(笑)「まだ後が大変なんだから勘弁してくれよ!」「…意気地なし…(笑)」で、最後はきっちり高見沢がしめました(笑)。

  アンコール、まずは「Stand Up, Baby」!前日同様、フライングたかみぃ登場!当然盛り上がる!しかし、間奏の時着地してたんだけど、ワイヤーがなかなか取れなかったらしく、間奏3回ループ(爆)。続いて「D.D.D!」と盛り上がる。そして、ビートルズの「Twist & Shout」を1コーラス挟んで「ロンリー・ガールを抱きしめて」!そして、いつものように「ドラムス、長谷川浩二!キーボード、山石敬之!」とメンバー紹介して、「まだまだ行くぜ〜!ベスト10入り、ほぼ確実!(笑)『Juliet』!!」と、ますます盛り上がる!ほんまこのアンコールは盛り上がる曲ばっかやってますわ。この曲も終わり、桜井が1人で中央花道の先まで出てきて、「オ・ソーレ・ミオ」を朗々と歌う!やっぱ上手いよなぁ…。あ、桜井がさっき「後が大変」って言ってたのは、この事だったんだな(笑)。そして、坂崎&高見沢も前に出てきて、「星ディス」サビコーラス、3大テノールバージョン!(笑)前日は1曲目。本日はアンコール。ほんま定番ですね。これで1回目のアンコールは終了。

  2回目のアンコール、まずは高見沢MC「はい、どうもありがとうございます。こう広い会場なんで、みんなの声が地響きのように聞こえてきました(笑)。えー、俺達3人は明治学院で出会ったんですけど、桜井は当時坊主頭で(笑)、サイモン&ガーファンクルのコピーなんかをしてたんだけど。」って話から「Sound of Silence」のイントロを弾き出す坂崎。でも歌に入ると♪ル〜ル〜ルルル〜(「夜明けのスキャット」by由紀さおり)に(笑)。お約束です(笑)。これをやらなきゃ始まらない(笑)。」「まぁ当時の僕は、こういう曲は苦手で、大きい音!そして派手なかっこが大好きでした(笑)。」そして、挫折こそ明日へのエネルギーになるという話をして、「これからもそんな僕達の夢の旅についてきてください。来月には新しいアルバムが出ます。タイトルは『GLINT BEAT』。タイトル通り、きらめくようなビート感あふれるアルバムになってますので。そして、その後、ロンドン公演に行きます。まぁほとんどの人が、日本でお留守番ということになると思いますけど、ムリせずムリして!(笑)できればロンドンまで来ていただけたらと思います(笑)。その後は秋のツアーに出ます。またそれぞれの街でワンナイトドリームを楽しんでいただけたらと思います。それでは、これからの新しい旅に向けて、この曲をお送りします、『Pride』。」ロンドン公演は結局中止になってしまったけど…状況が状況だけに、仕方ないですよね。それにしてもこの曲、ここぞという舞台で必ず歌われる曲になりましたね。ほんま名曲です。最後はやっぱり生声コーラス。そして、「SWEAT & TEARS」に突入!前日やったし、「LONG WAY〜」やってるんだから、やらないだろうと思っていたのに、2日とも持ってきました!前日のレポで書き忘れてたんだけど、この曲ではなんと屋内に花火ぶち上げました!(爆)もちろん天井までは届かないくらいの小規模なやつだけど、夏イベといえば花火という公式を、屋内でも強引に果たしたところがすごい!消防法は大丈夫だったんでしょうか?(笑)とにかく、夏イベには欠かせないこの曲で大盛り上がりの中、2回目のアンコールは終了。

  絶対これで終わるわけないじゃんか(笑)やはりあった3回目のアンコール。ステージに戻ってきた3人。まずはボブ・ディランの「BLOWIN' IN THE WIND」を。この曲がきたら、もう次は予想できた。「Rockdom」…たぶんやるだろうとは思ってたしね。もちろん、軽めに泣き入ってる私(笑)。この曲で終わりか?でももう1曲やりそうだよなぁ…とか思ってたら、続いて流れてきたイントロは…「LAST STAGE」!そうきたか!20回目の夏のラストに選ばれたのはこの曲でした。この、ある意味とどめとも思える2曲を歌い終わり、花道の先まで出てきて、客席に感謝の意を表す3人。そして上手側の花道の先まで来た3人…なんと花道から降りた!そのままアリーナを1周していく3人!オープニングの登場にも驚いたが、最後にもどえらいことしてくれた!見てて、ムチャしよんなぁ…って思ってました。オープニング同様、離れた位置にいるので、歓声からだいたいの位置をつかんでる状態(笑)。でも、ほんまこんなバカな人達(いい意味でね/笑)のファンでほんま良かったと思った事も確か。無事にステージまで帰ってきた3人。こうして20回目の夏イベは終了しました。

  20回目の夏というメモリアルな2日間。屋内ではあったけど、こういう夏もありかなって思いました。まぁ確かに花火は派手ではなかったけど(でも屋内で飛ばしただけでもすごい!)、屋内であることを最大限に生かす演出をしてたと思うし、セットリストも過去・現在・未来を感じさせるものだったと思う。ただ、この2日目のタイトル「Never Ending Dream」。アルバム『GLINT BEAT』に同タイトルの曲が収録される事が、この時点で分かっていたので、絶対聴けるだろうと思っていたんだけど、やらなかったね…。ま、それでも十分楽しい2日間でした(笑)。アルフィー王国、すごかったです(笑)。 (2001 11/10)


アリーナ入り口(笑)
ステージ・その1 ステージ・その2

Special Thanks:Donaldさん(写真提供)