THE ALFEE
"AUBE2002 TRANSFORMATION"
2002 10/20  at香川県民ホール・グランドホール


〜BLOWIN' IN THE WIND〜
1 Punks Life
2 Boy
3 Juliet
4 閃光
〜小MC〜
5 殉愛
6 恋愛論理
7 恋の炎
〜MC〜
8 From The Past To The Future
9 いつも君がいた
10 悲しみの雨が降る
〜MC〜
11 君に逢ったのはいつだろう
12 Justice For True Love
13 太陽は沈まない
14 孤独の影
15 LOVE
16 Nouvelle Vague
(ENCORE 1)
1 希望の鐘が鳴る朝に
2 Decadence
〜指揮者サクヤン登場!〜
〜ホルスト:木星〜
3 星空のディスタンス
〜メンバー紹介〜
4 Stand Up, Baby-愛こそすべて-
(ENCORE 2)
〜MC〜
1 LAST STAGE

My Seat:1階19列7番


  TRANSFORMATION、秋ツアー!…えー、すいません…もう次の春ツアー後半戦に入っておりますが…これから全力で書いていきますので。メモと記憶力に挑戦!(爆)まずは1本目、約1年ぶりの高松でございます。正直、今回のツアーで高松入ってたの、めっちゃ驚いたんですね。昨年が、かなり席埋まってなかったんで…(昨年レポ参照)で、今回はというと、さすがに日曜開催ということで、昨年よりは全然マシでございました。安心した(笑)。ステージセットは、なにやら六角形のモニター(直径2,3mくらい)が蜂の巣のように並んでいるといった感じで。
  そんなこんなで、いよいよ開演。桜井が歌う、「BLOWIN' IN THE WIND」(ボブ・ディラン)が流れ出す。たぶん生歌ではないと思います。ステージには誰も出てきてないし。そして、高見沢が登場。「BLOWIN'〜」が終わったところで、ギターを弾き出す…このコードは…「Punks Life」!まさかこれをオープニングにもってくるとは!坂崎と桜井も登場。いきなり坂崎ハンドマイク曲ですな。あんまり動かないんだけどね(笑)。続いては「Boy」。そして、「Juliet」…って、これって、この年の夏イベ2日目と同じ流れなんすけど(笑)。さらにここで「閃光」!この曲もこんな位置で演るとは思わなかったので、めっちゃ驚き、そしてアホみたいに盛り上がる(笑)。しかし、なんか『GLINT BEAT』ツアーって感じだ(爆)。

  ここで、ドラムのリズム(何の曲っぽかったはちょっと覚えておりませぬ…「BLUE AGE REVOLUTION」やったかな?)に乗って、坂崎小MC「どうも、こんばんはー!高松!やってまいりました。いつも言っておりますが、日頃のイヤな事、ここでブッ飛ばしちゃってください!最後までヨロシク!」と、始まった曲は、久しぶりの「殉愛」!一気にゴリゴリのハードロックになりました(笑)。そして、これまた久々の「恋愛論理」!ろんりろんりろんり〜は〜と!(笑)さらに、ここで「恋の炎」!もうマジっすか?って感じです。さらにテンション上がります(笑)。

  そして、坂崎MC「はい、ありがとうございます。ほーい。それでは皆さん、しばしの間、お座りになってください。えっと、高松は1年ぶりか。去年来た人!(は〜い!)それじゃ、今日がアルフィーのコンサート初めてって人!(そこそこいる上に、なんと最前まで!)初日に最前!これはもう言うしかありません(笑)。それでは、あなたの運もこれまでよ!まぁ人生プラマイゼロですからね。後ろの方や2階の方はお元気でしょうか?初めての人は、いっけね、来なきゃよかったって人もいるかもしれませんが(笑)、アルフィーは大ベテランでも初心者でも楽しめるようになっておりますので(笑)。1曲しか知らなくても、帰って思いっきり復習して、次に備えてもらえれば(笑)。もっと聴いときゃよかったとか思いますから(笑)。大ベテランの人でも知らない曲がありますからね(笑)。そんなんでも結構ですから、初めての方、久々の方いらっしゃると思いますが、どうか楽しんでってください。さて、ツアーもこの高松が6本目か。ようやくつかめてまいりました。ええ感じです(笑)。秋のようなツアーなんですが(笑)、皆さん秋と言えば何を想像しますか?桜井さんはどうです?」
  桜井登場。「この方が桜井さんです。TVとかで見ると、シブイとかそういうイメージがあると思いますが、全然違いますから(笑)。ボディーブローがじわじわ効いてきますからね(笑)。桜井さん、秋ですね。」「秋ですね。秋も深まってまいりました。秋といえば、やはり紅葉ですか。栗拾いなんかいいですよね。」「ヘルメットかぶってるじゃん、TVとかで見るとさ(笑)。」「あれは撮影するのに危ないからかぶってるんです。本当は落ちてるやつを拾うもんだから。」「かぶる奴は青いんだ(笑)。」「青いかどうかは、見た事ないから知りませんけど(笑)。それにしても、栗は木になるもんだと思ってたんですが、海にもあったんですね、ウニ(笑)。」「それは違うでしょ!(笑)」「痛い物のなかに、おいしいものがある(笑)。でもさぁ、栗は分かるけど、ウニを初めて食った人はすごいよな。何を思ってあんなもの食おうと思ったんだろう(笑)。」
  話は変わり…「昨日から高松にいたんですが、今日は港の汽笛で目が覚めました。ポーって音で(笑)。」「で、あんたは部屋でポーっとしてたんでしょ?(笑)」「失敬な!(笑)」「あんたの生まれたところは海がないじゃん(笑)。初めて見たのいつだよ。」「小学校の修学旅行で横浜行った時です(笑)。」「初めて見てどう思ったんだよ。」は〜、でっけぇ池だべと(笑)。でもね、海くらいありますよ!湖ですけど(笑)。」で、川の上流からいろんなもんが流れてくるだとか(笑)、海はロマン(笑)とか話して「風船とか、あれ公害になるよなぁ。」「ウミガメが食うよ、あいつらバカだから(笑)。」「何の話してて、こうなったんだっけ?あ、秋の話だよ(笑)。」話が横溝正史(笑)。そういえば、高松では、私の『GLINT BEAT』という番組が15分という中途半端な時間で放送されてるようで(笑)。」「15分?(笑)1曲しか流せないじゃん。」「こっちは1時間や30分のつもりでやってますので(笑)。」それからちょっと話して「じゃ、この方をお呼びしましょう。」
  高見沢登場。イスに座ろうとして…座り損ねた(爆)「ちゃんと座ってください(笑)。そんな高い靴履いてるから(笑)。」そして同い年の3人ということで、話は明治学院時代のネタに。「高見沢は当時からマユ毛がこうきちっと(笑)。」「剃ってないよ(笑)。やはり当時はロックってのは形から入るもんだと思ってたから(笑)。あの頃、70年代っていうのは、まだフォークの方が認知されてて、フォークギター持った桜井が、女の子をたくさん引き連れて(笑)、俺の方はというと、ロックは男ばっか(笑)。チャペルの下の桜井がまたなんて似合わないことか(笑)。このフォーク野郎が!って思ってましたが(笑)。俺の方は、風景悪いし、風紀も悪かった(笑)。」「桜井、あの頃は今より人気あったもんな(笑)。」「昨日(徳山)から2人ともずいぶんミサイル撃ってくるよな!なんだ、このツアーは2人の桜井イジメツアーなのか?(笑)「昔のブロマイドをこないだたまたま知人に見せてもらったんだけど、俺と坂崎はあまり変わってないんだよ。でも桜井は…整形した?(爆)」「そんな2人とも変わってないって、よくそんな事言えたもんだよ!」「レコードジャケットだって…これ誰?(笑)」ちょっと酒持ってきてくれ!(爆)」「ほんと、初めての人ごめんなさい(笑)。」「でも、2人のS&Gはうまかったよ。高校生にしてはもったいない。桜井は英語の勉強ができなかったのに、英語の歌がうまくて、外人の人が聞いてもちゃんと意味が通じるみたいなんだけど、歌ってる本人は意味分かってない(笑)。」「聴いたまんま覚えてるからですよ。」「オウムと一緒なんだ(笑)、あ、オウムじゃねぇや、九官鳥だ(笑)。」Q太郎はお前だけどな(笑)。」タクシー来た?待たしといて!(笑)」「東京までタクシーで帰る気かよ(笑)。」「お前の名前で領収書切っとくから(笑)。」「お前ら、楽屋で話してんじゃないんだから(笑)。でもほんと桜井は話好きで、昔からそうだったな。僕ら2人は音楽好きで、レコード買って2人で聴いたりしてたんですけど(笑)、桜井は、その分貯金(笑)。」「その時の貯金がこれ(ベース)になったんですよ(笑)。」そんなこんなで…「まぁ3人それぞれ、質の違うバンドなんですけど(笑)3人とも東京近郊で、貧しくはないけど、裕福でもないというそんな家庭で育ったとこは共通なんですよ。それでは、そんな当時の事を思い出しながら、この曲をお送りしたいと思います。今回のツアーで、初めて演ってる曲です、『From The Past To The Future』。」3人イスに座って、アコースティックセットだから、何やるかと思っていたら、なんとまさかまさかのこの曲!発売されてから3年、ついにLiveで聴ける日がやってきました。イントロで坂崎が4,5人いる(笑)というこの曲ですが、ギター2本でなんとかこなしました。そりゃまぁダブルとかトリプルネックのギター使っても、同時には鳴らせませんしねぇ(笑)。ほんまええ曲です。この曲が終わり、鐘の音が響く。バンド形態に戻り、「いつも君がいた」これも生で聴くのは初めてだったりします。さらに続いて、「悲しみの雨が降る」!これも初めてだったり。しかもこの2曲、俺が初めて聴いたオリジナルアルバム『JOURNEY』の収録曲なんで、かなり思い入れも強いんですよ。「悲しみの雨が降る」なんて、めちゃめちゃ生で聴きたかったですから。悲願達成(笑)。ここの3曲はほんま、めっちゃツボでした。

  高見沢MC「はい、どうもありがとう。はい、王子です(笑)。『いつも君がいた』『悲しみの雨が降る』と、まぁこの2曲は青春の歌なんですけど、あの頃の友人と、今でもいつも一緒にいます(笑)…ハァー(ため息/笑)どこまで一緒にいるんでしょう(笑)。結成してから29年目に突入したんですけど、その前からずっと知ってるわけですからね。時々、ふと思うんだよな、俺達、仲いいのかなって(笑)。」それから、人との出会いという話になり「人との関わり合いから、自分が見えてくるというかね。人と関わって初めて、なんで俺はこんなに時間にルーズなんだろうって思うわけですから(笑)。男と女だってね、赤い糸が見えてる〜、あ、切っちゃったって人もいるだろ?(笑)中にはぐるぐる巻きにされてる人もいるかもしれないけど、そういう人は、早く外しちゃって(笑)。」それから、しばらく話してて、ギター忘れてた事に気づき(爆)、さらに話は続く「もし違う道を歩いたとしても、きっとどこかで出会ってたんじゃないかって思うんだよな。もしかしたら、桜井が女の人かもしれない(笑)、言ってて気持ち悪いですけど(笑)。出会い、まぁ俺は運命論者じゃないけど、それは偶然ではなく、常に必然ではないかと思うんですよね。みんながアルフィーと出会ったのも、必然ではないかと!」反応良かったのでさすが讃岐うどんの街(笑)ここ(コシを指差して)が違うよな(笑)」まぁそういう感じで、「君に逢ったのはいつだろう」へ。続いて久々の「Justice For True Love」!盛り上がり的には薄いですな。まぁ聴く曲ですしね。アルバムバージョンのエンディングでした。この曲終わって、山石さんが「太陽は沈まない」のメロディーを弾き始める。夏イベの時と同じかな。この曲はこの辺で演るかなと思ってたので、予想通り。後ろの六角形モニターに、プロモの映像が映し出されてました。かっちょええ〜。続いて、シンセ音が鳴り響き、高見沢のロングトーンのソロが始まる…「孤独の影」。聴かせる曲を連発してる感じ。そしてツアーではほんま久々の「LOVE」。そして最後は、「Nouvelle Vague」でございます。激しく盛り上がる曲一切ナシの後半戦、しかも全て90年代発表の曲だったりするんですよね。いつもの俺なら、激しく盛り上がりたいとこなんですが、この曲の流れ、濃ゆいなぁ〜(笑)って思いながら、かなりアリだと思ったんですわ。特に「Justice For True Love」。"A.D.1999"ツアーでは、最新シングルでありながら、ツアー後半で外される事もあったこの曲。ようやくこの曲を生かせる流れを作ったかなって思ったりして。そんな事を思いながら(笑)本編は終了です。

  アンコール、帰ってきた3人。まずは「希望の鐘が鳴る朝に」。なんか意外な選曲。ちょっとまったりって感じ。続いては、「Decadence」。夏イベの時も思ったけど、やっぱイントロのアレンジちょっと変わってますな。リズムが強調されてる感じ。
  そして、桜井はステージからはけ、坂崎がベースを。登場した桜井の今回のキャラは…指揮者!演奏を止めようとするのだが、止めてもまた始める4人衆(笑)。また袖に消えた桜井、指揮棒を大きくして登場(笑)。それで止めても、また始まり(笑)、最終的に、長さ2mくらい、持つ部分の直径10cmくらいのどでかい指揮棒が(爆)。それでようやく止まったかに見せかけてやっぱり始まっちゃう、はい、お約束ですね(笑)。で、コラ、バカモノ!まったく…えー、演奏者は、指揮者の動きだけで、曲が分かるものです。それじゃ抜き打ちテスト!世界的に有名なこの曲を演奏できるかどうか!…抜き打ちテスト…(笑)」わざわざ小声で言いなおすとこがツボです(笑)。そして、桜井ものすごい動きで(笑)ジャ、ジャ、ジャ、ジャーン!とベートーベンの「運命」を。「ビューティフル!素晴らしい!ブラボー、指揮棒(笑)あ、そうだ、自己紹介が遅れました。」でも客席はかなりウケてて「…何がおかしい。だからこの衣装はイヤだったんだ!えー、私、ドイツに長いこと留学しておりまして、音楽の勉強です。そこで世界的に有名な指揮者、カラヤンの、弟子の弟子の弟子です(笑)。」まだまだウケまくりの客席(笑)いつまでも笑ってるとぶっとばすぞこのヤロウ!えー…ある時、ブランデンブルグ門の前に長く続く道、なんていう道か知りませんけど(笑)、そこで、ある日本のロックバンドがLiveをしていたのです。しかも、クラシックの曲と融合してるじゃありませんか。それを見て、いつかこのバンドを指揮ってやろうと思いました(笑)。そこで、インターネットで彼らの事を調べました。最近は便利になりました、スイッチ1個で調べられる。」スイッチ…(笑)「スイッチは大切だよ(笑)、調べてみましたら、なんとクラシックのアルバムを3枚も出してます。これは歴史のないバンドにはできない!まず盛大な拍手を!(パチパチパチ…)いろいろ入ってます。ヴェルディ、チャイコフスキー、エルガー…って誰だろうな(笑)。」そんなこんなで、指揮棒を髪の毛に刺すなんてことも(笑)。前の方に小学生くらいのお子さんがいたらしく「学校行って、変なオジサン見たって言わないでね(笑)。それでは、その1枚目の中から、ホルストの『木星』!水星ではありません(笑)。そんなわけで、耳ではなく、心で聴いていってください。」なぜか覚えてないけど、最後に「いつかぶっとばす!」と言いつつ、「木星」を。この曲できたということは、次はもちろん…坂崎がアコギで「星空のディスタンス」のメロディーを弾く!桜井もお着替え終了で(笑)、本格的に突入です。やはり盛り上がりますなぁ。そしてメンバー紹介を経て、最後は「Stand Up,Baby」!さらにテンション上がります。これで1回目のアンコールは終了。

  2回目のアンコール。まずは高見沢MC。「はい、どうもありがとう!最後まで熱狂的なノリをどうもありがとう!えー、ロックばんも高松では、山陽放送で聴けると思いますので。」それから、まだツアーは始まったばかりだという話になり「やはり俺達は、このステージの上がホームグラウンドだと思います。まぁTVとかいろいろやってますけど(笑)、ステージに立っている自分たちは、まだまだ夢の真ん中にいるから。これはやめられないよな(笑)。初めてステージに立った時の喜びと緊張感はいつまでも忘れずにいたいと思います。周りの人達は、時とともに疲労していくとよく言いますけど、そういう言葉は俺達にはない!(笑)本当に今日はどうもありがとう!俺達が信じられるものは、ギターと歌、仲間達です。それでは、あの頃を思い出して、この曲を、『LAST STAGE』。」最後はこの曲でした。ツアーで演るのって、けっこう久々ですな。

  というわけで、高松終了です。去年と違って、かなり安心して見れました(笑)。MCに関してですが、だいたいこういう風に言ってたよな…っていう感じですので。多少捏造してる可能性もあり(爆)。セリフ言ってる人が違う可能性もあり(笑)。雰囲気感じてもらえればっていうとこです。中盤の3曲に魅せられてしまい、ちょうど仕事が休みだったのをいいことに、2日後の神戸に行くこと決めちゃった…(爆) (2003 6/10ちょっと修正…)