THE ALFEE
21st Summer 2002
Legend of The Stadium X
Silver Legend

2002 8/24  at西武ドーム


1 SEE YOU AGAIN
2 AFFECTION
3 Flower Revolution
4 メリーアン
5 WILD BAHN!
〜MC〜
6 Sunset Summer
7 晴れ後時々流星
8 夜空の星
〜MC〜
9 The Way
10 Chaosの世界
11 Change the wind
12 AUBE〜新しい夜明け
〜MC〜
13 SINCE 1982
14 お・や・す・み
15 My Truth
16 THE AGES
17 BRIDGED TO THE SUN
18 SWINGING GENERATION
19 CATCH YOUR EARTH
(ENCORE 1)
〜センターステージでメガホン〜
1 星空のディスタンス
2 恋の炎
〜メンバー紹介〜
3 ロックンロール・ナイトショー
〜Rock'n Roll Night Show〜
〜We Will Rock You〜 (クイーン)
〜MC〜
〜伝説のチャンピォン〜 (クイーン)
4 CAN'T STOP LOVE!
5 A.D.1999
(ENCORE 2)
〜MC〜
1 太陽は沈まない
2 SWEAT & TEARS

My Seat:スタンド1塁側B49ブロック12列2番


  21回目の夏、まずは初日、Silver Legendです。ステージは、昨年同様、左右だけではなく、中央からもアリーナに向かって花道が伸びていて、しかもそれは最後尾のバックスクリーンまで伸びてます。左右には大きなモニターが3基ずつ並んでいて、開演前は、今回のタイトルロゴが映されてました。いよいよ開演。オープニングSEは「威風堂々」。もう終わるのか?(爆)そして流れてきたアコギのフレーズに驚き!なんと「SEE YOU AGAIN」!そして3人がステージ中央の階段から登場!このイントロは、音源使ってるみたいですね。階段降りながら、ギターは弾けませんわな(笑)。弾いてるようには見えなかったし。それにしても、まさかこの曲を1曲目にもってくるとは!ベイエリア以来なんじゃないですか?個人的に聴きたいなぁって思ってたので、非常にOKですが(笑)。でもさすがに最後は全然引っ張らずに普通に終了(笑)。続いては「AFFECTION」!この曲も大好き。盛り上がります。そして長谷川さんが、マーチングドラムを叩き出す…もちろん「Flower Revolution」!けっこう久しぶりかも。もちろんめっちゃ盛り上がりますね〜。両手上げ〜の(笑)。そしてここで「メリーアン」!なんか脈絡のない流れなんだけど、それでも全然いい感じです。そして「WILD BAHN!」これも俺はかなり久しぶり。なんか、春ツアー初期ではけっこう演ってたみたいだけどね。

  ここで最初のMC、坂崎「どうも、こんばんはー!」なんかめっちゃ響く声(笑)「あ…(笑)さぁ、とうとうやってまいりました、21回目の夏のイベントです!初めて夏のイベントをやったのが、1982年。それから21回目です。最初のイベントをやったのが、この所沢で、ここじゃないですけどね(笑)、規模が全然違いますから。じゃあ、1982年のその、所沢航空記念公園来た人!(やっぱりいます!)おお、42人残ってらっしゃいます(笑)。」それからちょっと話して「アルフィーに良い席悪い席はありませんから。アップで見れる人もいれば、全体を見れる人もいます。スタンド!(うおー!/笑)スタンドのみんなのために、高見沢はだんだん派手な衣装になり(笑)、左手の方はだんだん大きくなってきてます。」何が?顔が(笑)どんどんと大きくなって(笑)。近くだと目の前で歌われているような(笑)。今日もでかいね(笑)。アリーナ!!スタンド!!なんか響きますね。どうです一言、桜井さん。」で、振られた桜井なのだが…「…あ、ごめん、吸っちゃった(笑)。」「それじゃあ桜井さんには、後でゆっくりしゃべっていただきますので。」「バイバーイ!(笑)」「さて21年前ですけど、やっぱりかなり緊張しましたね。初めての野外だったんですけど、ステージに立ってると、だんだん日が暮れてきて。それでは、その82年にも印象深かったこの曲をお送りしましょう。シングルにもなったのかな?埋もれたシングルです(笑)。82年の曲です、『Sunset Summer』。」夏ならではの曲ですね。3年前の夏以来です。続いても久しぶりの「晴れ後時々流星」この曲、夏イベで聴きたかったんです。一応、微妙に野外だしね(笑)。さらに「夜空の星」と久しぶりの曲が続きます。やっぱこういう曲が聴けるのが夏イベの醍醐味かなと。

  2回目のMC、坂崎「はい、どうもありがとうございます。加山雄三さんの『夜空の星』ですけど、アルフィー流にやるとこうなっちゃいます(笑)。しかしまぁ、今年の夏も暑くて暑くて…あっちぃ(笑)。蒸すんだよね。」それから埼玉ということで、「埼玉といえば、こちらの方の出身地でもあります、桜井さん!どうなんですか、秩父の夏は?」「暑いです。」「やっぱし?」「盆地ですから。」ザ・ぼんち?(笑)」「わざわざ、ザを付けなくてもいいと思うんだが。もう知らない人だっているでしょ、武道館でライブやったとか(笑)。」かつての漫才ブームを象徴する話だよなぁ、これ(笑)。「盆地ですから、夏あつーくて、冬さむーい(笑)。」「逆ならいいのに(笑)。」「それじゃハワイじゃねーかよ!みんな秩父に来るじゃねーか!♪ランララララって、海ねぇよバカ野郎!(爆)」で、海はないけど、山の一部が崩れる”山津波”というのがあるって話をして、やたら声が響く会場なもんだから、桜井「みなさんにキヲツカッテユックリシャベロウトシテルンデスガ、コレデハテンポガツヅカナイ(笑)。」
  話は変わって…「埼玉の天気予報って、南部、北部、秩父なんだよね。これ、字違いますよね(笑)。」韻を踏んでるんです(笑)。」「南部にも北部にも入らないんですか?埼玉県じゃなくて、秩父県、いや、どこにも属さないにしたら?(笑)」「じゃあ外国人か?(笑)」「変な外人(笑)。」「パスポートいるじゃねーかよ!」「でも免税店とかもあるじゃん、太伝治商店(笑)。そうだ、お前大統領にもなれるって!(笑)」「それ、東京都知事よりスケール小さくねーか?(笑)小さいといえば、君んちもそうだけど(笑)。」「うん、一家で一番大きいの俺だもん(笑)。」で、坂崎家の話をしてて、桜井「僕は次の曲の準備があって忙しいんだ!イメージってもんがあるんだから。ツアーの時からそうだよ!(笑)」「大丈夫、ちゃんとつないでおいてあげるから(笑)。」で、1つの道を極めていくという話になり、やっぱり話振られる桜井(笑)横道にそれたまんまです(笑)。」人生、ずっと道草食ってんだ(笑)。」「ええ、でも今は、けっこういい草食ってます(笑)。」「あはははは、とにかく、アルフィーはLive一筋一本道ということで、それでは、イベントでは初めて歌いますね。この曲をお送りしましょう、『The Way』。」こういうバラードを持ってきたかと思えば、続いては「Chaosの世界」。でもやっぱ、この曲は聴く曲だよなぁ。どうも重い雰囲気になってきた中、次は「Change the wind」。うーん…この流れだと、多少盛り上がってもいいはずのこの曲でも、盛り上がれない…。さらにシンセ音の中、高見沢がサビを歌うイントロで始まった「AUBE〜新しい夜明け」…拳は上げてるけど、気分はどうも乗らない…。なんかこのゾーンは非常にだるかった…単独で聴けば好きな曲多いんだけど…。

  高見沢MC「はい、どうもありがとう。えー、21回目の夏のイベントがこうしてやってきて、みんなも待ち望んでいたと思うけど、この西武ドームというところは、野外じゃないけど、屋内というわけでもなくて、まさにアルフィーらしい中途半端なところではないかと(笑)。」で、82年、初めて夏イベをやった航空記念公園の頃、何を感じ、何を信じていたか、なんだか漠然としか見えなかったって話をして、「あの頃に戻りたいというか、それで今の自分を確かめたい。これは振り返りながら確認してるんだから、決して後ろ向きではなく前向きなんだよな。夢は追い求めないと掴めないし。
  こないだ、この82年のビデオ、市販はされてないやつなんだけど、それを見たら、なんかすごかったね(笑)。坂崎なんか飛んでるんだもん(笑)。今そんな元気ないもん(笑)。俺なんか、細くて安い白いタイツで(笑)。なんであんな格好を…何がしたかったんだろう?(笑)でも、今のアルフィーの方が断然カッコいいよな(笑)。」
そりゃ、あなた王子ですからな(笑)。「それで、MCで、デビューして今日まで何日か言ってるの(笑)。2903日。修行僧かっての!(笑)それで俺が、翌年10周年で何かやりますって言って、それが武道館になるんですけど。こうきたら、今何日かって思うだろ?そこは抜かりのない高見沢!(笑)計算のうまい坂崎に計算させました(笑)。デビューしてから、この28年目の8月25日まで、なんと、10226日!!10000日以上の月日を越えてきたアルフィー…年数で言われてもすごいんですけど、日数で言われたら、さらにその凄さが分かります。「それでは、この曲も82年に歌った曲です。あの日、この曲からアルフィーの旅がまた始まった気がします。『SINCE 1982』。」
  こんな本編の中盤で、まさかこの曲を持ってくるとは!でも、曲はいいんだけど、さっきまでの流れからいったら、まだまだだるい空間になってた感じが…そのまま、アルバム『doubt,』と同じ流れの「お・や・す・み」へ。この曲はLiveでは初めて聴きます、てゆーか、この曲何年ぶりに演奏されたんでしょ?そして、「My Truth」。この曲は前のMCからなんとなく予想できた。続いて「THE AGES」。イベントタイトルから、歌詞に”伝説”って入ってる曲は演るとは思ってたけど、この曲できましたか。「裏切りへの前奏曲」あたり演ってほしかったんだけど(笑)。だるかった空気も、この曲あたりからようやくふっきってきました。そして「BRIDGED TO THE SUN」。実はこの曲もLiveでは初めて聴いたんですわ。今まで7年間1度も聴いてない。やってそうなんだけどね〜(笑)。続いて「SWINGING GENERATION」!なんかよく考えたら『AGES』からの3連発なんですけど(笑)。この曲きたら、それはもう全力で手拍子な私(笑)。全力で拳上げな私(笑)。本編ラストは「CATCH YOUR EARTH」でした。なんかちょっと中盤から後半にかけて、いまいち盛り上がりに欠けた気がしておりますです…

  アンコール、戻ってきた3人は、中央の花道の真ん中あたりまで進んできた。手には野球の応援で使う、プラスチックのメガホンが。それで、何か叫んでたんだけど…スタンドまでは聞こえませんでしたね…いた位置、けっこう上だったし…。そしてメガホンを手放し、おもむろに♪ほっしぃぞらのしたーのでぃーすたーんす♪こうきますか!しかもこれはしっかり聞こえるしね。この1フレーズで歓声上がったんだけど、坂崎”しーっ”ってしぐさをして、再び静かになると桜井♪もーえあがれあーいーのれじーすたーんす♪独唱でこれだけ聞こえるのはやっぱすごい!ほんま尊敬してます。そして、サビを一通り歌い終え、ステージに戻りながらイントロスタート!(笑)なんとか歌に入るまでに全員戻りました(笑)、続いては「恋の炎」!またまた燃える曲がきました。しかし本日のこの曲は…かなりテンポ速め!(笑)かなりしんどかった(笑)。そして春ツアーと同様に、「ロックンロール・ナイトショー」のリズムに乗って、メンバー紹介して、曲に突入。
  この曲がきたので、なんとなく予想できたが、曲終わると同時に♪マ、マ、マ○クシェイク♪さて、Rock'n Roll Night Show夏イベバージョンは…♪西武球場、ライブの歴史♪こうきました!まずは…79年7月28日、何かのイベント(メモにはここまで書ききれてませんでしたので…)出演者は♪ピンクレディー、ペッパー警部でUFO?♪(笑)ちゃんと両サイドのモニターに、その日にちやタイトルが表示される凝り様です(笑)。次は80年、やっぱりイベント系。ツイストとか出演だったそう。85年8月11日、RCサクセション、さらにその翌日8月12日はチェッカーズ!そして、西武球場といえば、この人、渡辺美里さん!♪今年で通算17回目♪これもかなりすごい記録だと思いますね。美里さんファンの人にとって、夏は西武球場というのは定着してますからね。でもさらに続きます、♪が、が、外タレ♪こうきました。で、坂崎&高見沢、桜井の方見て♪鼻タレ♪(爆)まずは84年、ホワイトスネイク他が出演したイベント。そして82年11月、Queen!ここで…♪Queenといえば、フレディ、フレディといえば、桜井♪え?♪フレディといえば、桜井♪なんで?♪フレディといえば、桜井、桜井といえば、Queen!!と同時に、「We Will Rock You」のイントロ!もう最高!(笑)もちろん、フレディ桜井、大熱唱です。歌い終わり、「ハロー、ゴブサタ!皆さん元気ですか?今年の日本は、暑ーい夏。28度くらいから下がりませんから。ここまで35日、よくみんなガマンできたね(笑)。ちょっと涼しくしてくれって頼んどいたから(笑)。ここ、すっごい暑いんだよ!今度一度上がってみなよ(笑)。夏バテで少々うんざりという方もいらっしゃるかと思います。宿題終わったかい?(笑)もう宿題がないって人がほとんどだろうけど、会社が始まったら、宿題より大変なんだから(笑)。」そして、夏イベについて…「21回目だって、そのうち30回だよ。まだできるよ、私を除いて(笑)。」そして、みんなに送る曲「伝説のチャンピォン」を熱唱!「サンキュー!」とフレディ桜井は退場。続いて何がくるかと思えば、これもかなり久しぶりの「CAN'T STOP LOVE!」そして、これまた久しぶり、てゆーか2000年代に入って初めて聞いた(笑)「A.D.1999」!こうして、盛り上がる中、1回目のアンコールは終了。

  2回目のアンコール。高見沢MC「どうもありがとう!みんなの凄まじいアンコールの声が反響して(笑)、こうして熱い声援に支えられて、アルフィーはここまで来れたと思います。」そして、デビュー当時の話へ「今日が28年目最後の日なんですけど、28年前、74年8月24日は、やはりドキドキしてました(笑)。桜井賢19歳(笑)、今考えると恐ろしいな(笑)。僕と坂崎はハタチでしたけど。デビューの日、あれは忘れもしない、銀座の山野楽器で、発売記念コンサートみたいな事をやったんですけど、それからもいろんな曲を出しては、コケ(笑)、出しては、コケ、出しては、コケ(坂崎、コケに合わせて、ピンとギターの音を出す/笑)、それでもそうやって僕等を支えてくれるみんながいるから、ここまでこれたんだと思います。先日、新曲を出しました。もちろん、ここにいるみんなは1人10枚くらい買ってくれたと思うけどな(笑)、まぁそれは冗談として。」でも5枚買った人間はそれなりにいると思いまする…俺は1枚だけですよん(笑)「みんながたくさん買ってくれたおかげで、またまた、35作連続ベスト10入りで日本記録を達成しました!まことにありがたい!一番ほっとしてるのは、リードボーカルの桜井じゃないかと思います。『Juliet』は5位でしたけど、4位ということで。でもまだまだ上を目指していきたいと思います!なんだか嬉しいなぁ(笑)、もちろん、生で演るのは世界で初めてです!…拍手が足りない!(笑)もうちょっとワーッときてくれたら、もっとビシッと入れるかなと(笑)。それでは行こうか、『太陽は沈まない』!」たぶんこの位置で演るだろうなという予想はなんとなくしてました。やはりLiveでは、最初の歌に入る前にちょっとだけストリングスの音が入ってきます。盛り上がる曲にはならないと思うけど、聴かせる曲にはなると思います。そして最後はやっぱり「SWEAT & TEARS」!これも予想できてたんだけど…ベタすぎまっせぇ!(笑)やはり初日はひねりなしでこの曲でした。昨年同様、屋内でも花火ぶち上げます(笑)。そして最後、ステージの上のほうで、仕掛花火が5個くらい並んで、クルクル回っていたのだが…なんとオブジェの翼に燃え移った!(爆)上から必死で消火活動(といっても、消火器なんか使ったら、目立ってしまうから、布でバッサバッサと…)をするスタッフ。これも1つのアクシデントですけど…それを気にしつつも、盛り上がりましたわ。これで、初日は終了でございます。

  1曲目など、けっこう意外なセットリストでしたが、よく見てみると、『GLINT BEAT』収録曲を1曲も演っていない!夏イベ初披露となるこれらの曲を演らなかった意図は果たしてあったのか…その辺はまた2日目の話になりますね。個人的には本編中盤のだるさ以外はけっこう良かったと思いますです。 (2002 9/24)


西武ドーム正面です。 なぜ、この人から花が…(笑)<中央