永遠なんてない。
かたちあるものは、いつか消え行く。そんな事分かってる。でも、存在し続ける限り、変わらないものは持ち続けていたい。永遠に限りなく近い想い。
自由なんてない。
人は誰だって、何かに縛られ生きている。縛られないと生きられないと言った方が正しいか。さまざまな制限、抑圧、形式。とっぱらった先に広がる無限の選択肢は、逆に人を迷わせるのではないだろうか?それでも人は自由を求め続けるけど、本当の自由って、自らの存在を否定することなのかもしれない。
正義なんてない。
ただあるのは、己が信念。それが正しいかどうかなんて、誰にも決められない。境界線を引くのは、自分自身だ。願わくば、自分が正しいと思いたいけど。それが間違っているならば、変えられる力、それが本当の強さなのかもしれない。
世界は決して美しくなんかない。でもそんな現実から目をそむけ続けてる。奇麗事ばかりじゃないけど、奇麗事を信じたいよ。ただ、自分の信じるものを守り続けて俺は生き続ける。それは無様なのかもしれないけれど。
「胸懐」:GLAY・TAKURO氏の著書。「永遠なんてない。」はこの本の最初の1行。