THE 名盤


2001.07.06
BUTTERFLY HEAD / Oblivion Dust

Oblivion Dust [おぶりびおん・だすと]

1996年末に結成。
ヴォーカルKEN LLOYDは日本とアメリカのハーフ、どっちの言語も流暢に!
どのアルバムもほぼ全て英詞、2〜3曲日本語の曲があるといった感じです。
彼らに関しては、洋楽・邦楽、ジャンルなどの分類が極めて難しいです。
―オブリ―というジャンルなのかもしれない。
ただ、おもいっきりロックしているという事だけは僕にも断言できますが。

4作目にあたる今作は初のセルフプロデュースであり、
そのせいもあいまってかオブリ色全開な感じでサイコーです♪<う〜ん、解り難い。
「KAZのリフがめちゃめちゃカッコイイ!!」とか言っても解り難い。
う〜ん、いっぱい曲の説明とか紹介したいんだけど、本当に適当な形容が浮かばないのね、実は。
だもんで、「いいから黙って聴いてくれ」ってのが本音。

密かに彼ら、Limp BizkitやMETALLICAといったビッグネームと並んで『M:i-2』のサントラに参加してたりします。素敵。

ところが残念ながらつい先日の6月30日に解散。ガビーン。。。
結局このアルバムがラストとなってしまいました。
今後何年経っても色褪せることのないであろう彼らの音楽に、
ちょっとだけでも触れてみてほしいなって思います。


2001.07.03
Travelling Without Moving / jamiroquai

jamiroquai [じゃみろくわい]

説明するまでもない、”時代の声持つ男”達が放つ、3枚目のアルバム。
『The Return Of The Space Cowboy』から2年振りの作品。
前作のジャズっぽい、即興的な雰囲気は潜まっていて「カチっと創られてるな」というのが第一印象でした。
アルバム事にコンセプトが違うのか、全くそれぞれが別の顔を持っているのが凄い。

ジェイ・ケイにばっかり目がいきがちですが、彼ら、みんなそれぞれウマイ&カッココイイ♪
特にスチュアートのベースは大好きで、
10曲目「Travelling Without Moving」のフェラーリノートからのベースイントロは鳥肌。
しかし99年には脱退、ショッキング(;−;)。

日本版にはボーナストラックでm-BEATと演った「Do You Know Where You're Comming From」と、
「Function」なるシークレットトラックが入っててお得です!

ただ、個人的には前作、前々作のが曲的には好きなので、
「この曲が好きっ!」っていうのはこのアルバムにはないのだけど、
全体を通してインストも含めて洗練されていて完成度も当然高くて、なんかとにかく大好きなのです。
強いて言えば「Cosmic Girl」。買ったばっかりの頃はコレばっか聴いてました。

またフェラーリとのタイアップによるジャケが目を引きます!裏ジャケもイケてます!!

と、いうわけで「Virtual Insanityが入ってるアルバム」という認識を一度捨てて頂いて聴いてみてほしいアルバムです。
ドライブのお供に。。。


2001.07.02
DISCOVERY / daft punk

daft punk [だふと・ぱんく]

トーマ・バンガルテルとギ=マニュエル・ドゥ・オメン=クリストと名乗る2人組み天才クリエーター。
94年、シングル「ニュー・ウェイヴ」でデビュー、
97年に発表した1stアルバム『ホームワーク』が200万枚を超えるメガヒット。

ニューアルバムである本作、『ディスカバリー』は音楽と映像のハイレベルな結合をモットーに製作されたとの事です。
日本版ジャケットはご覧の通り、松本零士なのです。
彼とのコラボレーションにより実現した「ワン・モア・タイム」(このアルバムの1曲目)のPVはなんとアニメ!
とある平和な惑星を舞台に、『ザ・クレッシェンドールズ』なる4人組のロックバンドがこの曲を演奏しています。
ところが謎のコマンドー部隊がホールに忍び込み、防衛隊員が非常ベルを鳴らすという意味ありげなラストで幕を閉じます。
このビデオ製作で意気投合し、2曲目の「エアロ・ダイナミック」もアニメで製作!!
非常事態に慌てて逃げ出す4人ですが、次々と謎の部隊に捕まっていきます。
傷ついた体で仲間にエマージェンシーを送るドラムのテツロウ(仮名)。
しかし結局4人とも捕ってしまい、カプセルに閉じ込められるというまたしても意味ありげなラスト。
「もしやまだ続きが、、、!?」と思っていましたが、やっぱりありました^-^
3曲目の「デジタル・ラブ」です。
この曲、一番アルバムの中で好きです、名曲です!んで、肝心なプロモですがこれがまたサイコ〜♪
ベースのメエテル(仮名)に恋をする(恋人なのか?)ハアロック(仮名)が、
「デジタル・ラヴ」を口ずさみながら宇宙船の掃除をしています。
掃除が終わりベッドで一休み。悶々とメエテル(仮名)との甘い妄想をふくらます。
そして一番イイところで、、、テツロウ(仮名)の送る救援信号に気付き我に返ります。
ガッチャマン風の戦闘用スーツに着替え、宇宙船で助けに向かう。。。←ココ、めっちゃカッコイイ♪
こんな感じで今の所ずっとストーリーが続いてて、毎回次が気になる!
順序通りだと次は「仕事は終らない」なんですけどどうなんでしょ?めちゃ気になります。

というわけでかなり長文に、そしてプロモの話ばっかりになってしまいましたが、
肝心なCDも最高です。「ハイ・ライフ」が一番好き。
聴きましょう^-^/


2001.06.28
Reflections / 寺尾 聰

寺尾 聰 [てらお・あきら]

笑。
いや笑うところではない(怒)。
言わずと知れた「ルビーの指輪」である。西部警察なのである。
「ルビーの指輪」と同時に「出航(さすらい)」、「シャドーシティ」の3曲同時にベスト10入りしたという快挙があり、
このアルバムにはいずれも全て収録されている。

実は僕が小学校2年生の時入院し、ひたすらヘビーローテーションしたというめちゃくちゃ思い入れが強いアルバムなのだ!
ホントにコレ聴いてるかドンキーコングで999点超えるのに必死になってたかのどっちかだった。。。
でも「ルビーの指輪」はその当時から、そんで今も好きではない。
「HABANA EXPRESS」が一番好きかな?
その頃から「売れ筋」嫌いだったのかも。ヒネた子供だねぇ。

とにかく誰がなんと言おうと名盤です、コレ。
今現在だと東芝EMIの『20世紀名盤シリーズ』というので2,000円位で売られてるので、買え。


2001.06.25
DancemaniaSPEED4 / V.A.

やっぱりダンスマニア♪
その中でも大好きな『SPEED』シリーズの4作目です。
『大衆系ダンスコンピレーション』だって?言わせとけ(笑)。

PAPAYAやE-ROTIC、C.J.CREW、DJ STOMPYなど、好きなアーティストが集中してるのも理由の一つではありますが、
それとは別にABBAの「S.O.S」やERIC CLAPTONの「CHANGE THE WORLD」等の名曲がカバーされ、
ハッピーに、ハードコアに上手にMIXされているのが素敵。
曲構成もオープニングのNAOKI「BRILLIANT 2U」で一気にテンション持ち上げて、
そのまんまPAPAYA「HERO(HAPPY GRANDALE MIX)」に繋げていくあたりかなり鳥肌。
現在このSPEEDシリーズは6作目までリリースされていてどれもみんな好きなんだけど、コイツが一番っ!

あ。そうそう、僕FAYE WONGが大好きで、「恋する惑星」のDVD持ってるくらいファンなのだけど、
「EYES ON ME」が入ってるのも理由の一つでした^-^;;


2001.06.08
THE NIGHT SNALE AND PLASTIC BOOGIE / THE YELLOW MONKEY

THE YELLOW MONKEY [ざ・いえろー・もんきー]

ちょっと今回は毛色が違いますね。今更説明の必要もない、イエモンのメジャーデビューアルバムです。
捨て曲は『Oh! Golden Boys』くらい(笑)しか見当たらず、
ヒット−売れ筋−を狙った曲もない(であろう)、素敵なアルバム。
イエモン全然聴かなくなったけど、このアルバムだけはたまに突然聴きたくなります。
有名になった後のライブでもちょくちょくやってる曲も多く、
なかでも「Pearl Light of Revolution」のフルオーケストラなんぞをやってくれます。背筋ゾクゾクです!
そんな点でもこれの完成度の高さがうかがえます。

活動休止宣言してしまった彼らですが、いい意味で原点回帰して帰ってきてほしいものです。。。


2001.06.04
KISS ME / E-ROTIC

E-ROTIC [えろてぃっく]

ヴォーカルのジャネット・クリステンとラッパー、テレンスダービーのユニットで、
1996年5月、『SEX AFFAIRS』でドイツの“インターレコード”よりデビュー。

喘ぎを交えた悩ましいVOX、メロディアスなリフ+ラップという一見アンバランスなスタイルに惹かれまくり。
これはE−ROTICだからこそ、彼らにしか許されないスタイルなのかもしれません。
歌詞もエロエロです。僕のように曲聴いて好きになって、和訳読むと結構ショッキングです^-^;
でも彼らなら許されるのです!

このアルバムは通算6枚目(オリジナル・アルバムとしては4枚目)の作品で、
「これBEST!?」って思わず唸る程全ての曲の出来がよいです。
そんな中でもとくに大好きなのが「OH NICK PLEASE NOT SO QUICK」で、
前述のDancemaniaDELUX3に収録され、おもいっきりストライクだったのでした。
日本盤では「OH NICK PLEASE〜」のリミックス[flute version]も収録されてるので、買いっ!!
因みにDELUX3に収録されてるのは原曲の方なのですが、ほんのちょっとテンポが速くてカッチョイイです。
これはほんと聴かないと勿体無いデス。


2001.06.03
Pink / Papaya

Papaya [ぱぱや]

1976年デンマーク生まれ。
母国スカンジナビアン・レコードからデビュー、
現在はマドンナ(!)やアラニス・モリセット(!!)の所属で有名なマヴェリックと契約を結んでいます。

DDRで日本でも超有名な「Hero」は彼女の処女作で、わずか5分で書き上げたそうです。
DDR効果で「Pink Dinosaur」も有名。個人的にこの2曲、あんま好きじゃないですけど^-^;
ダンスマニアシリーズでも常連さんで、何度も何度もリミックスされて入ってます。
というのも現状、このアルバムしか出してないみたいなのです。どうしたのかな?

肝心のアルバムですが「1stなのに捨て曲多くね?」って感じなんですけど、
やっぱりその分「HERO」とかは際立って聞えますね。狙い通りか?
ま、「Supergirl」と「Sugarboy」がめちゃ大好きなので、このアルバムは名盤に認定!
うん、聴いておく価値はあると思います。


2001.05.31
AQUARIUM / AQUA

AQUA [あくあ]

デンマークでデビューし、ドイツ、オーストリア、ベルギー、イタリアまで拡大し、イギリスまでに進出。
ここ数年の北欧ダンスポップグループの中で世界的に最も成功を収めたといえるアーティストです。
そのムーブメントを証明するかのごとく日本でも「ROSES ARE RED」、「BARBIE GIRL」がヒット。
このアルバムはその2曲を収録した記念すべき1stアルバムです。

キュートなルネのボーカルと覚えやすくハッピーなメロディラインでもうメロメロ♪
バラードもしっかりしっとり歌い上げ、「TURN BACK TIME」では泣かせます!
他にもAQUA公式ページの曲ランキングで常に上位をキープ(現在2位!)している「DOCTOR JONES」、
熱帯夜を思い起こさせるラテン風ナンバー「HEAT OF THE NIGHT」等、
アルバム全体を通しても飽きさせない造りになっています。

欠点を探すのが難しいアルバムですが、しいていえば男性Voがムサい。
でも慣れた(笑)。
是非!!


2001.05.30
Dancemania DELUX3 / V.A.

僕がダンスにハマったきっかけとなった一枚。
未だにクルマの中ではヘビーローテーションされてる、まさしく名盤第一弾に相応しい一枚。
Dancemaniaシリーズの中でも異色を放つ「DELUX」シリーズは、
いつものノンストップメガミックスの他に、一曲一曲完結してるバージョンとの2枚組み構成となってます。

元々は会社の先輩(兼友達)が持ってたものの、ノンストップの方をくすねてきたのですが(笑)、
こいつが見事にヒット。既に当時BMとかDDRとかブームになってたから、スンナリ吸収できたのかも。

とにかく内容が濃い。SMILE..dkにPAPAYA、E-ROTIC、CAPTAIN JACK、DJ MIKO、bambee、
OLIVIA PROJECT、JT PLAYAZ、そしてBUS STOPなどなど。
またSPICE GIRLSやME&MYなどの大衆系大御所も、選曲がすばらしい!
あんまりにも濃すぎて内容書いてたらキリないので割愛。
騙されたと思って一度聴いてみましょう♪

back