六門天外モンコレナイト
キャラ度:50%OP・ED度:90%ギャグ度:5%
ストーリー度:5%メカ度:5%オススメ度:10%
 アニメの中には、初めは面白くなくても、途中から良くなってくる作品も多い。一応見始めた作品は出来るだけ見続けることにしている。だが、この作品はかなり辛いものがあります。
 キャラクターデザインは「中島敦子」さんを起用し、なかなか可愛いと思う。しかし、キャラに魅力があるか?と言われれば、ハッキリと「それは無い」。取って付けたような性格、行き当たりばったりの言動。くどいようだが、黙って立ってれば悪くないですよ、確かに。更にマスコットキャラとして、ハムスターに似たモンスターがいるのだが、狙いすぎていて外している。
 OP・EDの「米倉千尋」さんはかなり良い。音楽のノリも歌詞も良いし、歌唱力もある。この作品には勿体ない位、良い歌だと思う。
 ストーリーは大して面白くないし、メカデザイン・ギャグなどは、かなりタイムボカンシリーズ(ゼンダマン辺り)の影響を受けている。ハッキリ言えばパロディなのだが、全く面白くない。メカの発進シーンでキャラクターがコックピットに搭乗する時に、博士(ヒロインの父)が壁に正面衝突してから落ちるのだが(ギャグらしい)、そんなシーンは1度見れば十分、毎週見せられても辛いだけ。せめて毎週パターンを変えるとか、途中のコースを変えるとか、そうでなければ普通に乗り込ませれば良い。敵メカの爆発シーンでバラ型のキノコ雲があがるのも、センスが悪い。
 キャラデザとOP・EDソング以外に、ほめるところが見あたりません。オススメ度を10%としましたが、逆に「バカヤロ度」は100%です。とてもじゃないが、真面目に作っているとは思えません。

アニメな話に戻る