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しかし、その坂道には多くのタケルトラップが仕込んであったのです。
石、草、崖、枝、空き缶、ゴミ…そして行き交う車・・・。
それらに出会う度にタケルはお遊びモード突入です。
そして、最後には「もう、あるけな〜い」です。
はぁ〜なんてこった。 しかし、この距離は大人でも疲れる坂道です。
タケルをおんぶしやっとこさダイアモンドヘッドのゲートまで到着しました。
タケルは服をビショにして、水道のお水をゴクゴク飲みまくっております。
そうとう、喉が乾いていたのですね・・・。
そして、復活すると・・・あちらこちらを走り回っていました。
そんなタケルを見ながら、とーちんとかーちんはこれからの事を考えました。
ダイアモンドヘッドの頂上はさらに先です。
急な階段がいくつもあります。 真っ暗のトンネルもあります。
しかし、ライトもなければ、水筒もありません。まして、元気なんぞどこにもない。しかも、足にはサンダル…。
「さぁ〜 帰ろう!」 全員一致の意見でした。
JOE一家は、その地に足を踏み入れる事無く、 目の前にそびえる名勝ダイアモンドヘッドに別
れを告げたのでした。
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