与那国でカジキを狙う

報告 茂木陽一

1990年に老人と海という映画が公開された。あのヘミングウェイの大作と同じ題名だが、この映画は与那国を舞台に、年老いた漁師と巨大カジキの格闘の真の物語である。この映画を見るとこんな真実が実在したことに驚く。3月下旬、そんな舞台となった与那国島へ行ってきた。

老人と海  著者:本橋成一 朝日新聞社刊

映画 老人と海 監督:ジャン・ユンカーマン

82歳の老人が自然に抱かれて生きている。日常生活から漁、そして家族・・・多くの感動を与えてくれた。そんな老人はこの映画の撮影終了後まもなくカジキと格闘中に帰らぬ人となった。

ある日

敏秀(息子)は沖を見て言った。「海に行けない時、親父はいらいらして家と港を往復した。年を取って漁はもうきついだろうと止めても、”家で死ねというのか”と言い張ったよ。海に惚(ほ)れてたんだ」
 

この映画にはいつも与那国で世話になる太郎丸の船長(玉城正太郎)と、そのお父さんが何度も出てくる。14年前の映画なので船長も若い。水産大学を出て与那国に戻り漁師になり始めたばかりのころだ。

カジキの舞台、早朝の与那国沖パヤオ

カジキ?

シイラでした。でも本人は初シイラなので大喜びです(^^)
 

 

3日間でカジキのヒットは2回。いずれもキャッチできず。3日目は早朝に少しだけパヤオでジギングをやりました。

 
 
キメジとメバチが入れ食いでした。
 
最終日は島で1台だけというエレベーターに乗った。
 
 

3階にある郷土料理の店「ハテ」でカジキのはらみやシャコ貝、島タコ、アカジンなどを食べた。カジキのはらみは絶品でした。

 
 

我々は1匹も釣れなかったが3月中旬は小西健滋がスピニングタックルで3日間でカジキ3本キャッチ(最大160キロ)という快挙を達成した(船:瑞宝丸)。 そして同じころビールダー大久保さんが80キロを(船:太郎丸)。今年の与那国は例年より水温が2度ほど高く、1月から好調に釣れている。1日に10本以上釣れた日が何日も続いたこともある。我々が行ったときは中休みのようで漁師さんもほとんど釣れていなかった。そんな中で太郎丸の親父さん(73歳)は見事にカジキを釣っていた。その1日前も74歳の漁師さんが釣っていた。現役を続けている人は凄いと強く感じた。与那国漁協の平均年齢は60歳弱という。都会でこんな元気な老人に会うことはまずない。

 
 
釣れるまでチャレンジします!