@東海地域自治体の取り組み状況(自治体アンケート) A中心市街地事例調査 B田原町高齢者居住調査 C先進事例調査 D居住支援施策実験(田原町まちかど交流サロン) E居住支援施策に関する考察 | 調査研究フロー(案) |
○ 都市の事例報告は今年度調査が終了後も引き続きやりたい。 ● 連休明けを目途に分担して原稿を書き、印刷をしたい。 ● 事例調査は面白かったが、後で体系だった配慮がいる。分析の後で追加する地区もあって良い。 |
中心市街地事例調査マトリックスと地区別シートによる説明 | 中心市街地事例調査マトリックス |
● このまとめは、中心市街地の展望を軸にしているが、中心市街地が衰退した理由を軸にすることも考えられる。 ・大都市への依存度、 ・周辺部の開発状況、 ・大型店舗の立地状況など この調査の中では、田原、豊田が自立都市かもしれないが、多治見と中津川の比較で、夜間人口と昼間人口の比で80%代の多治見の中心部がすっかりダメになっていて、100%を超える中津川の中心がしっかりしており、都市の自立の差も影響していると思われる。 ● 全国的には未線引きの都市で中心部が衰退しているという話がある。 ● 昼夜人口比ぐらいである程度分析できるのではないか。 ● 愛知県の都市マス作成マニュアルでは、常住地と従業者数の分析があるので、ある程度資料がそろうと思う。 ● アンケートの前段に都市類型があると良い。 ● 国勢調査で町丁目データがある。(経年は追えない)メッシュデータ(500m)では人口動態が追える。 |
アンケート案の説明。 できれば、市町村長に中心市街地をどう捉えているか聞きたい。 | アンケート案(略) |
● アンケートは県の依頼文を添付し、市町村の人が答えやすいように工夫する。 ● 記述式では答えられないものが多い。選択方式の方が答えやすい。 ● 都市計画部局が答えるのと商工部局が答えるのではまるで違ってしまう。ある程度、回答部局を限った方がよい。 ● 第1段階は企画部門を対象に、選択方式を主としてアンケートを行う。また自由記入欄を設け、書きたい人には書いてもらえるようにする。その後、特徴的な市町村に対し、記述式又はより詳細なアンケート調査、ヒアリング等を行う。 |
● サロンの基本的機能と仕掛け (1) 住民交流
おしゃべりの場、情報交換、住民交流、安否確認、癒しの場 等 ◇喫茶・売店、子供との交流… (2) 情報提供 住宅の建設・増改築、不動産、介護、医療、文化、学習 等 ◇建築士会、福祉専門学校等の協力による相談コーナー… (3) 愛着を高める ◇わが街マップづくり、まちかど写真展、想い出を語る/田原の出来事… (4) まちづくり 提案、掲示板、意見箱 等 ◇ポスターセッション… (5) 人を育てる 能力開発、生きがいづくり 等 ◇パソコン教室、着付け・華道・茶道、カラオケ、文化講演会(杉浦民平)… |
● 田原町高齢者調査の概要
田原町の65歳以上の高齢者を対象にアンケート調査を実施。2104票の回収。他に、聞き取り調査を実施。
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● 高浜市高齢者施策調査の報告
高浜は福祉のまちといわれているが、市の人は区画整理も盛んだと言っていた。3つの施設があるが、介護保険法が施行されると、デーサービスサービスを受けられなくなる人の受け皿として宅老所の補助制度が急遽設置されたことから、高浜市で取り組みを始めた。国の介護保険関連サービス基盤整備事業助成に申請し、満額補助を受けたこと、空き家など既存施設を活用したことから、市の持ち出しはかなり少なかった。
じぃ&ばぁ=本町通り商店街の家具店の改修で、商店街活性も意図されている。喫茶コーナーがある。 あっぽ=旧保育園を宅老所にした。 いっぷく=市内に9箇所ある老人憩いの家一つにお風呂を付けて宅老所にした。 |
● 田原町の取組状況
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● 意見交換 ● 健康相談をしたらどうか
● この取り組みが、地域を育てるためにやるのか、行政サービスとしてやるのかということによって違うが、地域を育てるというということだと地域組織を前面にすることが必要である。 ● 高浜市では、しかけは市が作ったが、運営はボランティアでやっている。 ● 地域が自立して動いているのか、ボランティアも含めた公的サービスかによって違う。町内会の支持が必要だと思う。神戸でも、町内会を無視した動きは総て潰れている。 ● これはあくまで施策実験であり、このような取り組みがどのように受け入れられるか試してみるということである。人街応援隊などの助けを得て、ある程度軽くやりたいと思う。 ● 継続という面では、資金が重要だと思う。行政としてはできるだけ資金を出したくない。この企画はどのように運営を継続的に行うことができるかについての実験でもある。 ● 何をやるかについてはわれわれもアイデアを出すが、実際に動いてもらう人にも意見やアイデアをもらった方がよい。次回さらに詰めて現地に乗り込むことにしたい。 |