| 参加者: 6名 |
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1 機能・目的
オーナーセミナーを更に充実させること、ある程度の実力を持つコーディネーターを早急に養成して世に送り出すコーディネーター養成講座を始めること、共に支え合って住む住宅や共生のまちづくりを情報パックとして提供できる「情報バンク」づくりが、当面する2000年の目標である。 |
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1 概要
保存改修された町家の一部を事務所として借用し、専従の事務職員が週3日間在駐し、ガイドブックなどのグッズの販売も行っている。事務局として専従職員以外に4名、その他に運営会員が20名、賛助会員が30名、一般会員が200名いる。
明治の町家の保存活用や銭湯のギャラリーへの改修など (2) 公共施設やまちづくりへの提案 谷中小学校前のポケットパークの整備において住民の意見を整理して行政に提案「台東区下町型住宅のあり方調査」(1992〜94年)に参画 (3) まちと住まいの相談室(住まい班)の開設(1998年) 谷中に合ったすまいづくりを考えていこうと、すまい班を新たに発足し、建て替えや増改築のアドバイス、設計、地元の工務店の紹介等を行っている。 (4) まちを舞台とした芸工展(1991年〜) まちじゅうを展覧会場にみたて、谷中に関わり、愛着のある職人・作家や町の人の絵や音楽、暮らしの道具や手作りの食べ物を紹介し、地図をガイドに町をめぐる企画。毎年10月半ばの1週間開催。江戸時代からの職人文化と芸術の森・上野という芸術的素地を持つ地域であり、そんな魅力を大切にしながら、住む人、訪れる人が歩いて谷中の文化を再発見し、谷中を考える交流の場となることをめざす。 (5) その他 谷中ジャングル探検隊などの環境学習、リサイクルフリーマーケット、各種出版物等の制作・販売など
そんな中で、谷中学校が地域の人々に認知される機会となったのが、9階建のマンション計画の見直し運動である。昨年10月に大京による計画がもちあがったが、その計画がこれまで地域の不文律として成り立っていた街並み形成を逸脱するものであった。しかし、法的には合法な計画に対して住民エゴではなく、地域にふさわしいマンションにするよう見直しを要求する組織を結成し、その事務局となったのが谷中学校である。建築・都市計画の専門性を生かし、技術的な支援を行っている。事務局経費として100万円(住民たちが集めた!)を受け取っているが、これは、実費のみであり、人件費は該当していない。 最終的には最高で6階建、道路側は4階建とし、谷中にあった建築意匠・外構とするよう合意され、工事が進められている。 「マンション見直し運動」のより詳細な経緯 http://yanaka.site.ne.jp/
4 1999年の主な活動
* 谷中三坂崎ライオンズマンションの計画見直し * 住まいの建替相談 2) まちにとびだす谷中芸工展 10月9日〜17日 *今年で7回目。芸術文化振興財団助成事業 3) テーマ別自主研究 * すまい班−高齢者の住まいと町の環境にとりくむ * 初音の道研究会−初音の道沿道の人々を中心に暮らしの道復権をめざす。(都市計画道路として拡幅が予定。沿道の古い建物がすべてかかる。谷中学校も対象に) * リサイクル班−地球環境の視点より、地域からの発信としてリサイクルの問題を考える。
(1) 普及事業 谷中学校の主旨に沿い、谷中のホッとする町を町の人と共に育てていくことを目的とした事業 1) まちとすまいの相談室 2) まちにとびだす谷中芸工展 3) テーマ別自主研究 (2) 収益事業 谷中学校の他事業を経済的に支援するための収益を目的とした事業 1) 谷中学校グッズ・谷根千関連物品販売 2) 谷中界隈のまち案内(ガイド料) 3) リサイクルバサー 4) 「谷中学校」紹介の講師料 等 (3) 公益委託事業 谷中学校の主旨に沿った公益法人等(都市基盤整備公団、ハウジング&コミュニティ財団等)からの委託・助成事業。将来的には行政からも委託を受けられることをめざす。
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町家(元酒屋)を再生した谷中学校事務所 |
ハウスメーカーによる住宅だが、街並みにそぐわないということで谷中学校に相談。木の外構を施している。谷中学校が木造しか手がけないという誤解から建設する段階は相談がなかったという。 |
小学校前のポケットパーク。谷中学校のアドバイスにより、テントの張れる空間を確保。地域にある大名時計博物館をイメージさせるモニュメントを設置。 |
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西河氏の住まい。4軒長屋の1つ。 |
谷中学校の手によって改修された住宅 |
地区内のレストランで。店の前にテーブルをおいてゲリラ的オープンカフェの出現。 |
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マンション見直し運動の経緯を示す掲示板
電脳谷中芸工展1999 谷中西庵 |
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1 きっかけ、モットー
早稲田は大学の街。学生3万人に対し、その他の住民は2.2万人。学生が帰郷する夏休み期の夏枯れ対策として、8月にイベントを実施した。何か話題となるテーマをということで「環境」をテーマにエコフェスティバルを開催。それがマスコミに取り上げられ、活動として広がった。 商店会はけっして一体の組織ではなくライバルでもある。また全員参加などはとても不可能であり、常時動くのはその規模に関わらず5人程度だ。そこで「できることをやる、できないことはやらない、動きながら考える」などをモットーに活動を行っている。イベントを実施することを目標にはしない、イベントによる街の変化に興味を持つ。 街を動かす力は、「儲かること」と「楽しいこと」。
10万円で、全体としてペイしている。ちなみに割引分は食品メーカーに負担させるようにしている。 合わせてこの場で月3回福祉作業所の商品販売を実施。生ゴミ処理機やペットボトル処理機も導入予定だが、これには管理のため常時人がいる必要があり、これは高齢者雇用につながる。
今は全国色々な所に呼ばれて講演をしているが、そこで新たな商品を発見しつながっていく。全国の小さな商店街がつながることで売れるものはいくらでもある。 この活動をしてきて、子供達が変わった。早稲田商店街にはいわゆるジベタリアンはいない。大人が変われば、子供達も変わってくる。 始めは、商店街振興のためのテーマとして環境がブームだろうということで始めた活動だが、防災や情報、障害者、高齢者福祉など、幅がどんどん広がってくる。役所では縦割りで重いことも、街では軽くできる。
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早稲田商店会(都会のどこにでもある商店街) |
エコステーション |
空き缶回収ゲーム機 |