第7章
第7章 ポインタのお話し
さー、基礎も一通り終わり(ホントか?)、いよいよC言語の核をお話することになりました。
そーです、「ポインタ」です。
そんなに難しいことはないんですが、ややこしいんですよねー。
私が使えるプログラミング言語は他にFORTRANがあるのですが、
FORTRANとCで決定的に違うことが2つあり、一つがこのポインタです。(あとの一つはまた今度 ← 今度ばっかりだ)
で、このポインタとゆーのは何かといいますと、「住所」(アドレス)です。
なんじゃそれ?
となるでしょうね、おそらく・・・。
ではまず、メモリーについて少し説明します。
あるプログラムを実行すると、そのプログラムを実行するのに必要なメモリー(記憶領域)を確保します。
例えば、次のようなプログラムでは、宣言した変数 i と c の記憶領域が確保されます。
(もちろんこの他にも様々な用途のためにメモリーは確保されますけどね)
でその領域がメモリー上のどこにあるか(これが住所のことです)を &i, &c として表すことができます。

%xというのは、16進数にして出力するという意味です。(16進数ぐらいわかりますよね?)
でその出力結果がこのようになります。

もちろんマシンによって&i、&cの値は違いますのであしからず・・・。
さてここである疑問が浮かび上がってくると思います。
ポインタがわかったからってどーなるの?
そーなんです。これがわかったからといって別にどーってことはありません。
ただし、「今の段階では」と付け加えておきます。
使い方次第で大変便利なものとなるのですが、ある程度やらないとわかりませんので、
今は単に「ポインタ=住所」とだけ覚えておけば問題ないでしょう。
ちなみに「&」のことをアドレス演算子とゆーそーです。
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