前章で説明したプログラム、ダメなところが3ヶ所あります。
#まー、こんなプログラム、人様にお見せできるようなものではないのですが、どこが悪いでしょうか? 3つのうち、1つは考えればわかりますので、考えてみて下さい。
#説明のため、敢えてお出ししてますので、そのへんはご了承下さい。
ではまず1つ目。
getchar関数の使い方が間違っている
今回のテーマにもなっていますが、この関数を使おうと思ったら、 結構めんどくさいことをしなければなりません。 とやかく説明する前に、例を見せましょうか。 まずは以下の様に打ち込んで、ビルドし、実行してみましょう。
実行すると、まず、以下のような画面になります。
"j"と入力してみました
ENTERキーを押してみましょう。すると・・・
なんじゃこりゃ〜?
と、getchar関数を間違って使うととんでもないことになります。
じゃー、正しい使い方は、というと・・・
こんな感じです。 実行すると、ちゃんと1回目と、2回目の入力した文字を出力してくれます。
ほーほー、これがホントのgetchar関数の使い方かー
と思ってもらうのはちょっと早いです。 実はこれでも50点です。 どこがまずいのかと言うと、 1文字の入力ならOKなんですが、何文字か入力されるとどうなると思います?
今回の場合だと、一番最後に入力されたものだけしか出力できません。ですので、ホントのホント(笑)の使い方は以下のようになります。
結果はこんなふうになります。
今回はちょっと難しかったかもしれませんが、 getchar関数の決まりきった使い方を覚えてもらえば十分です。
実際にどういった動きをするかは、 また機会があれば説明しようと思います。
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