第22章

第22章 getchar関数のホントの使い方

前章で説明したプログラム、ダメなところが3ヶ所あります。

#まー、こんなプログラム、人様にお見せできるようなものではないのですが、
#説明のため、敢えてお出ししてますので、そのへんはご了承下さい。

どこが悪いでしょうか?  3つのうち、1つは考えればわかりますので、考えてみて下さい。

ではまず1つ目。
getchar関数の使い方が間違っている
今回のテーマにもなっていますが、この関数を使おうと思ったら、 結構めんどくさいことをしなければなりません。 とやかく説明する前に、例を見せましょうか。 まずは以下の様に打ち込んで、ビルドし、実行してみましょう。

実行すると、まず、以下のような画面になります。

"j"と入力してみました

ENTERキーを押してみましょう。すると・・・

なんじゃこりゃ〜?

と、getchar関数を間違って使うととんでもないことになります。
じゃー、正しい使い方は、というと・・・

こんな感じです。 実行すると、ちゃんと1回目と、2回目の入力した文字を出力してくれます。

ほーほー、これがホントのgetchar関数の使い方かー
と思ってもらうのはちょっと早いです。 実はこれでも50点です。 どこがまずいのかと言うと、 1文字の入力ならOKなんですが、何文字か入力されるとどうなると思います?
今回の場合だと、一番最後に入力されたものだけしか出力できません。

ですので、ホントのホント(笑)の使い方は以下のようになります。

結果はこんなふうになります。


今回はちょっと難しかったかもしれませんが、 getchar関数の決まりきった使い方を覚えてもらえば十分です。
実際にどういった動きをするかは、 また機会があれば説明しようと思います。

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