羽をもがれる

わざわざ会社を休んでまで免許センターに行ってきた。 10時半までに来いとのことだったので、社会人として最低のマナーである5分前にには到着すべく出発したら、 あまりに早くなり過ぎて、電車の駅を降りてからバスで行くところを歩いて行った。 電車なぞメッタになら無いので時間配分がわからんのだ(笑)。 おかげで足がアイタタタ・・・。

無事到着すると、そこは比較的きれいな建物。 受け付けで免許と私のとこに来た通知を出すように要求され、 泣く泣く差し出すと、1枚の紙を渡され「そこにおかけしてお待ち下さい」、 と言って指差した方は、なんとも形容しがたい嫌〜な雰囲気のところであった。

そこに腰掛けて、代わりに貰った1枚の紙を見てみると、 講習の案内[中・長期用]と書かれていた。 この時点で、免取はないのと、免停期間が30日でもないことを悟った。 そこにはこんな表が載っていた。

た、高〜。めちゃくちゃぼっとるやんけこれ。 この表以外には受講場所とその地図、受講時間帯、持ち物が載っていたが、 肝心の「何をするのか」については全く触れていなかったんだけど・・・。 何をするのかしら?

ま、その紙を一通り見終えて、待つこと30分ぐらい。ようやく私が呼ばれた。
絶対に本かなんか時間つぶしできるものを持っていったほうがいいですよ
説教染みたうっとーしいことを聞かされるんだろうな〜と思いながら、言われるがままに椅子に座る。 そこにはじいさんが二人すわり、計3人だ。じいさんは私の正面と左隣に座っている。 左隣のじいさんがどうやら司会進行役らしく、
「40Kmのところを123Kmで83Kmオーバーということですね」 と私の違反内容を説明したのだが、何故か笑っている。 「あんたそりゃスピード出し過ぎだよ。」言っているようだ。

そうすると正面のじいさんが(どうやらこっちのじいさんの方が偉いらしい)、 お決まりのせりふ「何をそんなに急いでたの?」と。 もうここまできたらどう言い訳しても裁定は覆らない(と思う)ので、 ごちゃごちゃ言っても時間の無駄。
ちゃっちゃと終わらせるために「ちょっとスピード出しすぎてしまいました、反省してます」 と心にも思ってないことを言うと、 「そうか。超過速度が50Km以上の時は減点は12点。で、免停期間は前歴無しだから90日。何か言いたい事は?」と正面のじいさん。 「いえ、何も無いです」と私。 すると司会のじいさんが、「じゃー、免停講習の説明をあちらでしますので、腰掛けてお待ち下さい」と言う。

ものの3分で終わったんですけど・・・。 他のやつらは何にそんなに時間をかけてるんだか?  ここまできたらもうどんなに頑張っても変わらんっちゅーのに。

こうして自由の羽をもがれた私。代わりにこんなものをもらってきました。

あ、そう言えば、印鑑も持って来いって書いてあったんだけど、印鑑なんて使わなかったぞ。

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