ピッチ音 ピッチ音の周波数成分は、foを基本周波数として、その整数倍(2×fo, 3×fo, ...)の倍音成分が上に並ぶ、右図のようになります。合唱(人の声)では母音および有声子音の部分がピッチ音となります。各倍音成分の高さは以下のようになります。 foがC(ピアノの中央ハ音)だとするとfoに対して... 2 × fo (2倍音) オクターヴ上のC 3 × fo (3倍音) オクターヴと5度上のG 4 × fo (4倍音) 2オクターヴ上のC 5 × fo (5倍音) 2オクターヴと3度上のE 6 × fo (6倍音) 2オクターヴと5度上のG 7 × fo (7倍音) 2オクターヴと7度上のBb 8 × fo (8倍音) 3オクターヴ上のC 9 × fo (9倍音) 3オクターヴと2度上のD ...以下省略 |
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非ピッチ音 非ピッチ音の周波数成分は右の図のように、周波数成分がほとんど切れ目なく連続的に出ます。このような音は長く鳴らすとザーッという雑音のように聞こえるので、雑音成分という言い方もあります。合唱(人の声)では無声子音の部分が非ピッチ音となります。 |
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