お友達 お世話な人々の紹介(敬称略どす)
もはや京都でアイリッシュといえばここといえるんではないか。京都で最初にできたアイリシュパブなのだがそれ以前の喫茶店時代からオーナー自らギターをもって10年以上もアイリッシュの活動を続けてきたのである。そのオーナーと出会わんかったらアイリッシュに出会ったのはもっと遅かったんではないかと思えば今の自分に、自分の人生に大きな影響をあたえているのである。
スー
アイリッシュブズーキ奏者でアイリッシュパブfieldのオッサン須崎氏。彼とは12、3年程の付き合いですな。fieldが喫茶店だった時代に一緒にハンガリートラッドをやりだしてからずっと続いている腐れ縁っちゅうとこか。ほぼ同時期にアイリッシュに出会い、同じようにはまってからがほんまの付き合いかも。今はブズーキがメイン楽器となっているがもとはギターで一緒にやっていたのだ。途中プログレのロックバンドをやったりといろいろやりながら現在のOld Fieldへといたっている。わしにとってここまで途切れず一緒に音楽をやっているだけでなく付き合いも続いているのは彼ぐらいなのである。今や京都のアイリッシュシーンではプレイヤー以外の面でも重要人物の1人であるのだ。
岸本タロー
ケーナ、ウィスル、アイリッシュフルートなど笛もんの演奏家で、ケーナなどの笛製作家、作曲家。彼との出会いはまだわしとスーがアイリッシュをやりだして2、3年の頃、fieldのパーティーで演奏しようという日に彼がアイリッシュフルートとバウロンをもって現れたのだった。当時情報の入手方法のわからんわしらは初めてみる、聴くそれらの本格的な楽器にちゅーちゅーになってしまったのだった。
わしが直接知っているプレイヤーの中では彼のフルートが1番スゲェと思っているのだが、彼のケーナを聴いたときはフルートの印象がかすむほどのインパクトだったのー。話をきくと南米音楽でずっと活動していてその後にアイリッシュなどに手をだしたそうなのだ。アイリッシュケーナっちゅうのんを期待しているのだがどうじゃろかいなー。赤沢 敦
ブズーキ、フィドル奏者。話は前々から聞いていたがわしが沖縄から京都に帰ってからようやく出会う機会があり、上記タロー氏たちと共に何度か一緒にやれる機会があったのだ。日本アイリッシュの世界では大御所っちゅうか長老っちゅうか・・・・アイリッシュキャリア20年にもなるそうなのだ。知っている限りでは最強のブズーキ奏者ではないかと思う。とある人によるとアメリカを中心に活動しているアイリッシュトラッドのバンド「サファリングゲールズ」のギター奏者は(アイルランド人)赤沢氏のブズーキを聴いてアイリッシュを始めたとかいう話。いやいや、ここまで楽器を自由にあやつるというのもすごいがやっぱりつかうコードのセンスとかがええんですな。繊細な音ながら強烈なんですわ。最近はタロー氏を中心としたユニットでよく一緒にやらしてもらってるのだ。
ギター奏者、弦楽器製作者。タロー氏のユニットでライブをやったときに彼と出会った。なんちゅうか、かまえの無い人なのだねー。気をつかわん楽さのあるひとで一緒にいても疲れんひとなのである。
彼のつくるブズーキはバランスが良く、良く鳴る楽器でおだやかな音色が彼の人柄をあらわしている感じがするのだ。それから何ギターというのんかちょっとかわった形のギターなのだがそれが知り合いのギタリストの間ではとても評判がよいのですな。
アイリッシュユニット「げまね」のメンバーの1人だったイラストレーターでギターひき(なぜ過去形なのかは秘密)。3年程の付き合いなのだ。アイルランド現地でアイリッシュに手を染めてパイプスやウィスル、バウロンなどいろんな楽器をこなす。彼のギターはアイリッシュギターとしてほぼ完成されており、伴奏のセンスが抜群なのでなかなか追従できるもんがまわりにはおらんのだ。当然、赤澤氏と同様みんなでひっぱりあいになってしまうんだな。うーん、忙しいねー。
山元 いっさく
アッシーと同じく「げまね」の中の1人でフィドル担当。実家のファミリーバンドでブルーグラスをやっていたのだがわしがアイリッシュにひっぱりこんだのだね。2001、アイリッシュデビューがfieldのパーティー、その後はブルーグラスをやりながらOld Fieldにゲストででたり「げまね」で何回かのライブをやったりで約1年間アイリッシュの活動をやってきたのだ。この1年らなり成長したんだがこの4月からサラリーマンなのねー、はてさてどうなることやら。
川辺 ゆか
ヴォーカリスト。ちょっとこんだけうまいやつは他にみつかりませんわ。説明すると長いのだがとにかくスーと同じぐらい長い付き合いなのだ。○○芸大で彫刻科にいたのだが今はなんかつくっているのだろうか?今は音楽がメインなようなのだ。スーとつくったバンド、初期「fieldアイルランド音楽研究会」をつくるために彼女をヴォーカリストとしてひきこんだのがきっかけで一緒にやるようになったのだ。もともと日本民謡なんかをやっていてトラッド好きなんだね、今はヨーロッパどころか世界中かなり広範囲にわたって演奏したはります。
トシ
本場アイルランド仕込みの若手バウロンプレイヤー。軽い音だがとても気持ちのいいリズムセンスをもっている。特にハイテンポのリールは彼のたいこが自分にとてもしっくりきて良い。まだキャリアが2、3年というところ、これから憶える事もたくさんあので将来がたのしみ。社交的な人物で、同じ仕事の時に顏をあわせた西村由○江や元ち○せにいきなり世間話をしかけるという技には驚いた。