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| ※リミ | でも…… |
| ※カート | ダメだ…… 運命なんて言葉で…… 簡単に死を認めちゃダメだ…… 抗えよ……最後まで……徹底的に抗えよ! |
| ※ラルゴ | そうやって従順に、最後まで聖女を気取るのか? お嬢、あんたは物事を悟った為りをして 小利口に逃げているだけだ。 |
| ※チェリィ | 運命とは抗えないものなのですか? リミさん、此処はあなたの帰る場所ではないわ。 あなたにはあるはずよ……戻るべき場所が。 |
| ※ロミ | ……やっぱりイヤだよ! おねいちゃん……帰ろうよ…… ボクといっしょに!! |
| デューイ | リミサン! ココロガ ナイテイルノニ!! ナゼ ワラウノデスカ!? |
| リミ | デューイさん…… わたし……わたしだって…… まだ生きていたい! みんなと一緒にいたい! 独りぼっちは……寂しすぎるもの…… でも……もうおそいの…… |
| カート | だいじょうぶだ、リミ。 オレ達が かならず君を助ける。 みんな、頼みがある。 これまでで 一番難しいヤツかもしれない。 |
| チェリィ | ワタクシ達は「ギガウイングス」 「ギガウイングス」に不可能はないわ。 |
| カート | みんな……オレを…… このオレを……信じてくれ!! |
| ロミ | おねいちゃんが帰ってくるなら なんだってやるから! |
| ラルゴ | 聖域を破壊できたのも 全てお嬢のおかげだ。 いいだろう、運命というものに抗うのも悪くない。 |
| チェリィ | ワタクシにも生きるという事が 理解できるかもしれません。 |
| デューイ | オイラデ ヤクニタツナラ ドウニデモ ツカッテクダサイ |
| カート | リフレクトフォースを逆転発動、 5機全ての力場を接触させ リクレクトクラックを起こす。 |
| ラルゴ | リフレクトフォース最大出力 パワー逆転!! いくぞ!! |
| カート | 俺たち…… まだ生きてる……みたいだな。 |
| ロミ | ねえ、おねいちゃんは? みんな! おねいちゃんをさがして おねいちゃーん! |
| リミ | ローミー! ここですよー! |
| ロミ | おねいちゃーん! おがえんなざいー |
| リミ | ただいま、ロミ 皆さん、心配をおかけしまして、 ホントに申し訳ありませんでした。 ところで此処は一体どこなんでしよう? |
| チェリィ | ここは 周囲の地形及び緯度経度から 判断すると古代聖域区のようです。 |
| ラルゴ | ここが祖国セルベニアだというのか? 草原と風があふれているこの地が。 |
| チェリィ | アレレ? アノ、ワタクシ、 人間になってしまったみたいですが。 |
| ラルゴ | 全てはリフレクトフォース…… 希望の輝きの成すわざというのか。 |
| ロミ | でもさ、カートって ヤッパ いー奴なんだね〜 |
| チェリィ | それは皆さん知っている事じゃありませんか。 |
| カート | へっやめてくれよ…… オレは何もしちゃいないぜ。 オレは、ただの「仲間殺し」さ。 |
| ラルゴ | 「仲間殺し」が仲間の為に命はかけんだろ? |
| ※ロミ | ねえ、カート、 おねいちゃんのヒコーキ デューイはどうなっちゃったの? |
| ※カート | ホラ、記憶端子は抜いておいたよ。 基地に帰って再生してやるさ。 なんといってもオレのコドモだしな。 でも、今度はもう少しマトモな教育を 受けさせておくけどな。 |
| ※リミ | カートさん、どうして私の為にここまで…… |
| ※カート | そうだな…… 仲間だから……かな? |
| ※ロミ | ねえ、おっさん。ひとつ聞いていいかな?、 |
| ※ラルゴ | なんだ? |
| ※ロミ | ズットさ〜 モノスッゴク気になってたんだけど、 その肩の生き物は……いったいナニ?? |
| ※ラルゴ | ナナちゃん!! |
| カート | さーて仕事も済んだし、 帰ってみんなでリミの美味いボルシチを食おうぜ。 |
| 数多くの伝説、武勲を残した航空騎兵団 「ギガウイングス」も時代の変革と共に その規模を縮小させていった。 戦場で名をはせし兵達もまた 時代の新しい生き方を求め旅立っていった。 |
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航空騎兵団 ギガウイングス 航空騎兵団「ギガウイングス」満期除隊後、 |
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航空騎兵団 ギガウイングス 満期除隊後、姉のリミと一緒に |
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航空騎兵団 ギガウイングス 部隊に戻りまた料理の腕を磨く生活に戻る。 |
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航空騎兵団 ギガウイングス 人造軍人しての特性を失ってしまった彼女は |
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航空騎兵団 ギガウイングス 緑広がる肥沃な土地となった国土に農業を起こし、 |