【その1 実はかなり初心者向け 攻防一体のバリアシステム】
「ギガウイング」の特徴といえば、まずはバリアを展開する「リフレクトフォース」。バリア中は無敵でありつつ、敵弾を攻撃に転換できる、攻防一体のシステムとなっています。しかもゲージが溜まれば何度でも使用可能。「2」ではリフレクトの発生、ゲージ充填時間とも前作よりも早くなっているので、前作ではバリアがすぐ発生せず緊急回避には向きませんでしたが、今回は安心です。開発インタビューによると、「ギガウイング」のコンセプトとして「初心者にやさしい」ということが挙げられていましたが、「2」で初心者に対応したバリアシステムになったように感じます。
また、大抵の人が1面からの大量の弾に退くかと思いますが、基本的にこのゲームは弾避けするのではなく、バリアを張りつつ敵弾に突っ込んでいくゲームです。リフレクトフォースは弾が多いほど威力を発揮するのですから。さすがに一度使うと再使用まで約4秒かかりますから無節操に使っていく訳にはいきませんが、弾の多い地帯はリフレクトで抜けましょう。
シューターの人に言わせると、「稼がなければクリアは非常に簡単」なゲームらしいのですが、さすがに後半になると簡単ってことは…(汗) 最終手段として、リフレクト→切れたらボム→その間にゲージが溜まるのでリフレクト……という手もあるのですけど。
【その2 感覚がマヒする? 超絶スコアアタック】
このゲームでは、敵機の破壊かリフレクト攻撃で落とす「倍率アイテム」を取るごとに、すべての得点にかかってくる倍率が上がります。しかもこの倍率アイテム、加算の法則が普通じゃありません。+1のアイテムは「現倍率+(現倍率+1)」として加算倍率に上乗せされ、つまり加算倍率が100倍の時に+1を取ると、100+101で現倍率は201上がります。加算倍率はミスとステージクリア時にリセットされます。したがって、ノーミスでアイテムボルカノンを起こして倍率アイテムを回収していくと、倍率がとんでもないことに…。ボルカノンを起こせるかどうか、その回収割合がスコアにかなりの差を及ぼします。現在のところ、8〜9京点までは出ているとか。
【その3 冬目景のキャラデザイン】
前作「ギガウイング」で初めて冬目景のことを知った有田にあまり語る資格ないのですけど…(汗) 言っておくと、ゲーム中デモの絵は冬目さんじゃありませんので。今回はデザインとキャラクターイラスト4点、DC版ジャケットのみ。でも、DC版ではプレイするごとにギャラリーモードにイラストが埋まっていき、クリアすると現れるイラストの中には冬目さんの設定イラストもあります。アルカディア誌に載らなかったイラストもあるので要チェック。ただ、拡大が出来ないので細部が判らないのが難ですけど…。
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