ニューヨークの交通


 ニューヨークのマンハッタンはアメリカで唯一車がなくても不便を感じない場所です。ほとんどの観光地は地下鉄かバスか徒歩で簡単に行くことができます。
 バスや地下鉄の路線地図は空港を出たところで無料で配っているので、もらっておくと便利です。

 バスは外の景色が楽しめるのと停留所が多いのが利点です。走行中窓の外の景色を見ていて、気に入ったところで降りることもできます。欠点は停留所が多い分、目的地に着くまでに時間がかかるということです。目的地が遠い場合は地下鉄のほうが早く着きます。
  ニューヨークの地下鉄は危険というようなウワサをよく耳にしますが、普通の人が通勤や通学で使っている時間帯であればまったく問題ないと思います。夜の10時過ぎにも子供を連れて乗りましたが、普通の人が大勢乗っていたので危険というような印象は受けませんでした。
 地下鉄やバスの共通の切符(メトロカード)は地下鉄の駅にある自動販売機で買うことができます。1日乗り放題券というのもあるので、目的に応じて一番トクなものを選びましょう。

 いきなり地下鉄や路線バスに乗る勇気がない場合は、グレイライン市内観光バスに乗ることをおすすめします。バスガイドつきの赤い2階建てのバスで、観光気分でニューヨークを見て回ることはできます。マンハッタンのメジャーな観光地はほとんどすべてこのバスで行くことができます。同じルートをぐるぐると回っているので、好きなところで途中下車してもいいし、途中下車せずにずっとバスに乗ったままそのコースを一周することもできます。このバスでマンハッタン内をざっと回って距離感をつかんでおき、後日地下鉄か普通のバスで行きたいところに行くというのもいいかもしれません。
  2階席は屋根がないオープンなので景色を充分に楽しむことができます。ただし、夏は日差しが強いので2階席はかなり暑いです。
  ルートは3ルートしかなく、常に同じ方向にまわっているので乗り間違える心配はありません。普通のバスより便が多いので待ち時間も少なくてすみます。ただ、普通のバスに比べたら値段はかなり高めなのが難点です。
  チケットはタイムズ・スクエアビジターセンターで買えます。バス停に立っている赤いチョッキを着た職員からも買えるようです。

 タクシー(イエローキャブ)は荷物が多いときや深夜にはタクシーが便利です。ただ、マンハッタンは交通網が発達しているので、それ以外のときにはあえて使用する必要性はないと思います。 私は空港とホテルの往復にしか使用しませんでした。

 

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